後場コメント No.2 日本MDM、スシロー、ユーピーアール、大興電子通信、日野自動車など

2019/09/04(水) 15:00
★13:33  日総工産など-派遣関連が安い 派遣同一賃金が来春施行 まず交通費支給と日経報道
 日総工産<6569.T>、パソナグループ<2168.T>、パーソルホールディングス<2181.T>、アウトソーシング<2427.T>など派遣関連が安い。4日付の日本経済新聞朝刊で、人材派遣会社が派遣社員の待遇改善に動き出したと報じたことが材料視されている。
 記事では、これまで少なかった交通費の支払いをうたう求人案件が全体の半数程度に達した。正社員と非正規社員の不合理な待遇格差を禁じた「同一労働同一賃金」ルールの適用が2020年4月に始まる。各社は前倒しで対応し、派遣社員の確保につなげる。待遇改善に伴う費用の増加は料金に反映される見通し。派遣先企業の人件費の負担は増えそうだとしている。
 派遣料金の上昇で企業の利用が控えられるとの思惑から関連企業に売りが向かっているもよう。

★13:35  日本MDM-東海東京が目標株価引き上げ 20.3期業績予想を上方修正
 日本エム・ディ・エム<7600.T>が3日ぶり大幅反発。東海東京調査センターでは、今20.3期業績予想を上方修正。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1680円→2000円と引き上げた。
 会社側は今20.3期通期の業績については、期初計画を変更せず売上高182.0億円(前年比8.8%増)、営業利益24.6億円(同10.1%増)と計画。東海東京では、営業利益が会社計画を上回る30.0億円(前年比34.3%増)と予想。前回予想(25.0億円、前年比11.9%増)からは5億円の上方修正。主因は主力製品の予想以上の好調と、骨折向けなど新製品の伸長などとした。

★13:41  スシロー-4日続伸 8月既存店売上高9%増 全店は12%増
 スシローグローバルホールディングス<3563.T>が4日続伸。同社は3日に、8月のスシロー全店および既存店前年同月対比実績を発表した。
 既存店売上高は前年同月比9.1%増となった。全店では同11.9%増。既存店客数は4.6%増、既存店客単価は4.3%上昇した。なお、既存店客数が前年を上回るのは22カ月連続となる。

★13:58  ユーピーアール-後場上げ幅拡大 モーター付きアシストスーツを従来の半値以下で利用可能に
 ユーピーアール<7065.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日12時30分、モーター付きアシストスーツを開発、新発売すると発表した。
 デイリーレンタルを1台につき1日1000円、サブスクリプションでは月1万8000円と、従来のものに比べ最安水準で提供するとしている。

★14:06  大興電子通信-上げ幅拡大 「名古屋スマート工場EXPO」に出展
 大興電子通信<8023.T>が上げ幅拡大。同社は9月4日12時に、9月18日~20日にポートメッセなごや(名古屋市)で開催される「第2回 名古屋スマート工場EXPO」に出展すると発表した。IoW(Internet of Workers、働く人々を支援するIoT活用ソリューション)を出展する予定。

★14:13  BEENOS-底堅い 東京ガールズコレクション公式通販サイトをオープン
 BEENOS<3328.T>が底堅い。同社は9月4日14時に、連結子会社でファッション・コ・ラボとの合弁会社である、ファッション専門のグローバルECサイトを運営するFASBEE(東京都品川区)が、社W TOKYO(東京都渋谷区)との共同事業として、史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」公式通販サイト「TGC ONLINE STORE」をオープンしたと発表した。9月7日に開催する「第29回 東京ガールズコレクション 2019 AUTUMN/WINTER」から販売を開始する。

★14:34  日野自動車-底堅い Hacobuと資本・業務提携 企業間物流の最適化で
 日野自動車<7205.T>が底堅い。同社は9月4日、IoTとクラウドを統合した物流情報プラットフォーム「MOVO」を提供する、Hacobu(東京都港区)と企業間物流の最適化を目指し、資本・業務提携を締結したと発表した。
 IoT/クラウドを活用したオープンな物流情報プラットフォームの形成のため、Connectedの領域を中心に協力し、物流に関する社会課題の解決を図るとした。なお、日野自は2019年9月中に第三者割当増資の形式でHacobuの新株を引き受け、1億8700万円を出資する。

★14:48  ETSHD-ストップ高 営農型太陽光発電所 特高変電設備建設工事を受注
 ETSホールディングス<1789.T>がストップ高。同社は3日、茨城県つくば市において国内大手ゼネコンが事業化を予定している営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)について、特高変電所、および開閉所建設工事の受注契約を締結したと発表した。完成は2021年6月末を予定している。


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