〔Market Flash〕日経平均入れ替え 採用、除外とも売買インパクトは大きい~SMBC日興

2019/09/05(木) 10:35
【10:35】日経平均入れ替え 採用、除外とも売買インパクトは大きい~SMBC日興  SMBC日興証券では、日経平均の見直し結果が公表されたことを受けてリポートしている。市場流動性の観点から東京ドーム<9681>が削除され、代替としてエムスリー<2413>が採用された。パッシブファンドが各構成銘柄を2500万株(みなし額面調整後)ずつ保有していると仮定すると、東京ドームに対する売りインパクトは平均出来高の30.6日分となるとのこと。流動性が低下した銘柄を除外するため、推定売りインパクトはかなり大きいとSMBC日興では指摘している。新規採用となるエムスリーの買いインパクトは26.8日分と見込まれるとのこと。なお、東京ドームとエムスリーのみなし額面換算株価に大きな差があるが、他の日経平均構成銘柄に対する売りインパクトは、最大でも日次平均出来高の半日分に満たない水準と見込まれるとコメントしている。 【9:40】石油セクターは下方修正リスクに注意もポジティブな材料もあり~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では石油セクターに関して、直近の原油価格などの市況は低迷しているため、2Q決算発表に向けては会社計画の下方修正リスクに注意が必要と指摘。ただし、中期的にはポジティブな材料があることから、市況の底打ちが株価上昇カタリストになる可能性もあるとみている。下半期の注目テーマには、2020年から始まる(国際海事機関)による船舶燃料の環境規制強化への対応を挙げており、これにより軽油スプレッドが改善する可能性が高いと考えている。また中期的には、石油業界の構造改革が始まったと弊社では考えている。JXTG<5020>は7月に大阪製油所の精製機能停止を発表した。三菱UFJMSでは、このことは同社の競争力を高めるだけでなく、中期的に石油製品の需給バランスの改善につながると考えている。 【8:45】寄り前気配は東邦HD、クボタ、井関農、日産化が高い気配値  主力株の寄り前気配では、東邦HD(8129)+14.58%、クボタ(6326)+12.10%、井関農(6310)+11.87%、日産化(4021)+11.75%、東海理化(6995)+11.19%、OSG(6136)+11.17%、百十四(8386)+10.49%、ユー・エス (4732) +8.92%、ジャフコ(8595) +8.71%、日油(4403) +8.68%などが高い気配値。  一方、ヒロセ電(6806)-10.40%、スズケン(9987) -6.36%、小糸製(7276) -5.14%、野村不HD(3231) -4.38%、TSテック(7313) -4.12%、福山運(9075) -3.94%、カカクコム(2371) -3.07%、セイノーHD(9076) -3.04%、豊田合(7282) -2.56%、キッセイ薬(4547) -2.53%などが安い気配値となっている。
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