前場コメント No.9  グロバルリン、アウトソシング、日立建、リンテック、Gウイン、ハブ、スクエニHDなど

2019/09/05(木) 11:33
★10:40  グローバルリンクマネジメント-エースが目標株価引き下げ 19.12期予想を据え置き
 グローバル・リンク・マネジメント<3486.T>が変わらず。エース経済研究所では、投資判断「強気」を継続も、目標株価は1500円→1065円と引き下げた。

 今19.12期第2四半期は売上高88.6億円(前年同期比▲26%)、営業利益2.5億円(同▲74%)、経常利益1.7億円(同▲82%)、当期利益1.1億円(同▲82%)と大幅な減収減益。今期は当初から下期偏重の業績計画で、第2四半期の進ちょくも想定内として、会社側は通期計画を据え置いた。集客、融資環境にも問題はなく、下期の販売予定戸数に対する契約申し込みは約6割としている。エースでは現時点で、従来予想の売上高249億円、営業利益13.7億円、経常利益12.2億円、当期利益8億円強を据え置くとした。

★10:41  アウトソーシング-SMBC日興が目標株価引き下げ 業績は会社計画線で堅調に推移
 アウトソーシング<2427.T>が反発。SMBC日興証券では、業績は会社計画線で堅調に推移と指摘。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1500円→1100円と引き下げた。

 19/12期の営業予想は190億円(従来予想据え置き)と、会社計画(190億円)と同水準と予想している。セグメント間で濃淡はあるものの、全体的には順調な業績拡大が続くとみている。20/12期も国内製造系のセンチメント悪化は懸念されるとしながらも、外国人技能実習生の拡大でカバーするとコメント。国内技術系ではエンジニア不足が深刻化する環境で、順調な採用増が続く同社への引き合いは増加するとみている。また、海外サービス系では、米軍のグアム基地関連のビジネスが立ち上がってくることで業績を底上げすると予想している。

★10:41  日立建機-みずほが目標株価引き下げ バリューチェーン強化による独自成長が求められる
 日立建機<6305.T>が反発。みずほ証券では、全需減速の懸念が株価の重荷に、バリューチェーン強化による独自成長が求められると指摘。投資判断は「中立」を継続し、目標株価は3150円→2450円に引き下げた。

 主なポイントは、1)1Q決算を踏まえると、保守的な為替前提による利益バッファーを除けば、会社通期計画に対し足元業況は下振れ方向と見られる、2)建機・鉱山機械のグローバル需要は、アジアの一部等で減少傾向だが、全体ではまだ高原状態であり十分に調整したとは言い難く、今後は、北米向け等にも天井感が出てくる可能性がある、3)意欲的な販売計画が示されていた一般建機の部品・サービス事業の出だしが物足りない内容であったなどを挙げている。株価評価向上には、部品・サービス、レンタル、ソリューション等のバリューチェーン事業による利益拡大の加速等が求められると解説している。

★10:42  リンテック-SMBC日興が目標株価引き下げ 半導体関連製品の回復は 21/3 期へズレ込む可能性
 リンテック<7966.T>が反発。SMBC日興証券では、半導体関連製品の回復は 21/3期へズレ込む可能性と指摘。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2530円→2350円と引き下げた。

 20/3期の営業利益予想を195億円→155億円へ大幅下方修正した。セグメント別で修正幅が最も大きいのは印刷材・産業工材で、1Qの天候不順(長梅雨など)による食品ラベルの需要減少などの影響が大きい。
 米中貿易摩擦の影響を受けた中国子会社の業績失速等も新予想に反映させた。電子・光学では、(1)半導体関連製品(粘着テープや機器)の回復遅れ、(2)これまで好調が続いていた積層セラミックコンデンサ関連テープの失速、などを織り込んだ。
 続く 21/3期の営業利益は194億円(前期比25%増)と、3年ぶりの増益転換を予想している。半導体関連製品の回復の遅れから従来予想比では13億円の下方修正としつつも、(1)天候不順の解消による印刷材・産業工材の回復、(2)洋紙・加工材の製品値上げ効果の通期寄与、などの増益要因を織り込んだ。22/3期も2年連続の増益を予想している。

★10:55  ゴールドウイン-急騰 ラグビーWC関連本命との日経コラムを材料視か
 ゴールドウイン<8111.T>が急騰。5日付の日本経済新聞朝刊の「市場点描」で、同社がラグビーワールドカップ関連銘柄の本命として取り上げられたことが材料視されている。

 記事では、ニュージーランド生まれの世界的なラグビーブランド「カンタベリー」の国内商標権を持つほか、日本代表のジャージーも提供しており、大会期間中は消費者が目にする機会が増えるとしている。そのほか、同記事で取り上げられたハブ<3030.T>も高い。
 

★10:55  スクウェアエニックス-反発 「聖剣伝説3」のフルリメイク作品2020年4月に発売
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が反発。同社傘下のスクウェア・エニックスは5日に、「聖剣伝説3」のフルリメイク作品「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」を、2020年4月に発売すると発表した。

 「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」ではグラフィックの向上や戦闘システムの再構築、キャラクターのボイス対応やアレンジ楽曲の収録など、現代向けにフルリメイクしたとしている。

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