前場コメント No.8 ヤフー、パーソル、シュッピン、マクロミル、楽天など

2019/09/09(月) 11:30
★9:56  ヤフー-MSMUFGが目標株価引き下げ バリュエーションではダウンサイドは限定的
 ヤフー<4689.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、成長見通しは不透明だが、バリュエーションではダウンサイドは限定的と判断。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は400円→350円と引き下げた。
 時間を要するものの、事業戦略に対するソフトバンクからのサポートは中長期でプラス評価されるべきと判断。ソフトバンクによる連結子会社化でヤフーの事業は強い財務規律で業績成長に向け、執行されると考えられる。ソフトバンクはFinTechとECを注力事業ととらえ、コンシューマー事業がさらに強化されると考えるとした。

★9:59  アスクル-MSMUFGが目標株価引き上げ 業績V字回復を目指す
 アスクル<2678.T>が5日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、堅調なB2B ECとB2C ECの収益改善で、業績V字回復を目指していると期待。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3000円→3500円と引き上げた。
 安定的な成長のB2B ECと高い成長を目指すB2C ECビジネスを展開。B2C ECの収益改善が利益成長ドライバー。消費財ECビジネスは拡大期に入る。自社物流とサービスレベルで市場成長率を上回り、収益改善できるか注目。

★10:04  パーソル-MSMUFGが目標株価引き下げ 着実な利益成長を想定
 パーソルホールディングス<2181.T>が続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、堅調なプロフェッショナル人材サービスへの需要で着実な利益成長を想定するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は3000円→2500円と引き下げた。
 人材関連ビジネスをフルラインで兼ね備えた業界大手としてのポジション。政府/企業による労働力人工の一層の活用を目指した雇用形態の多様化・流動化推進に伴う労働市場の構造転換の恩恵を享受すると注目。

★10:08  シュッピン-大幅に5日続落 8月度売上高2%減 EC売上高は9%減
 シュッピン<3179.T>が大幅に5日続落。同社は6日、8月度月次情報を発表し、売上高は前年同月比1.9%減の27.3億円となった。うちEC売上高は同9.1%減の16.4億円。また、Web会員数は前月比で4032人増加し、42万7308人となった。

★10:09  GMOペイメントゲートウェイ-MSMUFGが目標株価引き上げ 高い成長率を維持
 GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>が小高い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を7000円→8000円と引き上げた。国内の決済需要の多様化で、オンライン・オフライン市場で多様なソリューションを提供。高い成長率を維持していると指摘。

★10:11  マクロミル-MSMUFGが目標株価引き下げ グローバルリサーチファームへの飛躍目指す
 マクロミル<3978.T>が小高い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、グローバルリサーチファームへの飛躍を目指していると注目。投資判断「Equal-weight」を継続も、目標株価は1300円→900円と引き下げた。国内事業は安定成長、グローバル事業の拡大が成長戦略。デジタル領域でのプロダクトの競争力、グローバル市場でのプレゼンス改善に注目。

★10:18  楽天-MSMUFGが目標株価引き下げ 事業規模拡大を優先する経営スタイル
 楽天<4755.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、物流、モバイルネットワークともに中期的な成長投資を優先、事業規模拡大を優先する経営スタイルと判断。投資判断「Underweight」を継続、目標株価は1100円→950円と引き下げた。
 モバイルへの期待が高くなっているが、ネットワーク品質の安定化には相当の時間を要する見通し。新規参入事業者としてDisruptiveなネットワーク設計・運営は評価されるべきだが、無線ネットワークの接続品質と安定性は無線の物理現象でテクノロジーでの解決が困難と指摘。消費者が求める品質の実現には相当の時間を要するため、株価にはリスクファクターになり得るとした。


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