前場コメント No.3 ケーヨー、電通、トリケミカル研究所、セブン&アイ、ミライトHDなど

2019/09/11(水) 11:30
★9:03  東建コーポレーション-売り気配 1Q営業益38%減 建設資材価格の上昇響く
 東建コーポレーション<1766.T>が売り気配。同社は10日に、20.4期1Q(5-7月)の連結営業利益は21.9億円(前年同期比37.8%減)だったと発表した。上期の会社計画43.3億円に対する進ちょくは50.6%となっている。
 建設事業が、建設資材価格の上昇などにより完成工事総利益率が低下し、減益となったことが響いた。

★9:03  ケーヨー-急騰 上期営業益を上方修正 前期比7.3倍見込み
 ケーヨー<8168.T>が急騰。同社は10日、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益予想を従来の1.0億円から2.7億円(前年同期比7.3倍)に引き上げると発表した。
 DCMホールディングス<3050.T>との取り組みであるDCM棚割導入改装を進めてきた結果、想定以上に粗利益率が改善したことなどから予想を上回る見通しとなった。

★9:03  電通-4日続伸 19.12期通期の個別最終益を上方修正 リクルートHDの売却益計上
 電通<4324.T>が4日続伸。同社は10日に、19.12期通期の個別純利益予想を従来の406億円から581億円(前年同期比38.7%減)に引き上げると発表した。
 保有するリクルートホールディングス<6098.T>の一部株式の売出価格が3079円と決定し、投資有価証券売却益約253億円を特別利益として計上する見通しとなったことから、当期純利益を修正する。
 なお、連結決算(IFRS)においては、投資有価証券売却益はその他の包括利益として会計処理されるため、2019年12月期通期連結業績予想への影響はないとしている。

★9:04  トリケミカル-岩井コスモが目標株価引き上げ 半導体関連全体の底上げ機運が追い風
 トリケミカル研究所<4369.T>が売り買い交錯。岩井コスモ証券では、半導体関連全体の底上げ機運が追い風と判断。投資判断「A」を継続、目標株価を7000円→7600円と引き上げた。
 メモリー生産調整の影響が懸念される中、利益面で計画を上回る水準に着地したことや、半導体サイクル好転を前倒しで織り込む形で半導体関連銘柄全体に底上げ機運が出てきたことが株価をさらに押し上げそう。決算発表後に急騰したことの反動は一時的で、上昇基調が続くと考えられる。
 中期経営計画の2年目となる来期については、台湾新工場完成(投資額16億円)などで固定費の増加は避けられないが、メモリー生産復調やロジック向け材料拡販よる増収効果で吸収し、増益基調が続き、会社計画より前倒しの進ちょくになると予想。

★9:04  セブン&アイ-3日続伸 コンビニの8月既存店売上高0.1%増 全店は2.4%増
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が3日続伸。同社は10日に、傘下のセブン-イレブン・ジャパンの8月既存店売上高が前年同月比0.1%増だったと発表した。全店売上高は2.4%増。既存店客数は2.8%減、既存店客数は3.0%の上昇だった。

★9:04  ミライトHD-5日続伸 8月累計受注額11%増 ICTソリューション事業26%増
 ミライト・ホールディングス<1417.T>が5日続伸。同社は10日が、8月月次受注額が事業子会社8社の単純合計で前年同期比21.1%増の275億円になったと発表した。NTT事業は同45.2%増の122億円、マルチキャリア事業は同18.9%増の63億円、環境・社会イノベーション事業は同19.5%減の33億円、ICTソリューション事業は同18.4%増の58億円だった。

★9:04  ミライトHD-5日続伸 上限500万株の自己株取得へ ToSTNeT-3で買い付け
 ミライト・ホールディングス<1417.T>が5日続伸。同社は10日に、上限500万株・79億6500万円の自己株取得枠を設定すると発表した。株主還元を充実させるとともに経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするため。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合4.98%。
 具体的な取得方法として、11日午前8時45分の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において、1593円で買い付けの委託を行うとしている。


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