後場コメント No.1 セコム、UMCエレ、日立ハイテク、富士通、アスクル、アイ・ケイ・ケイなど

2019/09/13(金) 15:59
★12:31  セコム-野村が目標株価引き上げ 技術進化・社会構造変化に適応した成長へ
 セコム<9735.T>が3日続伸。野村証券では、「3つの進化」と「セグメント連関」で技術進化・社会構造変化に適応した成長へと指摘。投資判断「Buy」を継続、目標株価を12000円→13000円と引き上げた。

 セキュリティサービス(セキュリティ)は技術・社会構造変化に適応して進化しつつ、社会インフラとしての役割を高めている。3タイプの次世代セキュリティの立ち上りを業績予想に織り込み、25.3期までの中期営業増益率を年率6.7%から8.1%へ引き上げた。その先の長期的な成長持続力をも評価し、目標株価を引き上げ、投資判断Buyを継続したとしている。

★12:31  UMCエレクトロニクス-続落 20.3期1Q四半期報告書の提出期限再延長を申請
 ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>が続落。同社は、13日11時30分、四半期報告書の提出期限延長(再延長)に係る承認申請書を関東財務局へ提出すると発表した。

 中国における連結子会社において不適切な会計処理が行われている可能性が判明した問題から、既に一度延長を申請していたが、その期限が9月13日となっていることから再延長を申請する。延長が承認された場合の提出期限は10月15日。

★12:32  日立ハイテク-野村が目標株価引き上げ 短期も中期も見通し良好
 日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が3日続伸。野村証券では、短期も中期も見通し良好と判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を6612円→7241円と引き上げた。

 ナノテクノロジー・ソリューション事業説明会において、半導体製造装置の競争力が改善していること、高い成長ポテンシャルがあることを確認。エッチング装置はシェア上昇中 同社はCD-SEM、外観検査装置、解析装置、エッチング装置をラインナップに抱えており、今後はシナジーを追求して、よりシェアを高めると指摘している。

★12:33  富士通-5日ぶり反発 富士通研究所が「Wide Learning」の新技術開発
 富士通<6702.T>が5日ぶり反発。同社傘下の富士通研究所は13日に、同社のAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」の中核技術である「Wide Learning(ワイドラーニング)」を拡張し、最適なアクションプランを提案するAI技術を開発したと発表した。

 新技術により、重要な顧客を判断するだけでなく、最適なマーケティング施策までも自動で決定することが可能になるため、マーケティング業務の自動化が期待される。また、マーケティング分野以外にも、製造現場での不良品を減らすための機械の自動制御や、金融分野における債務不履行を防ぐための借入限度額の自動設定、ヘルスケアでは健康を維持するための運動や食事の提案など、様々な業務でのアクション決定の自動化を促進するとしている。

★12:35  アスクル-野村が目標株価引き上げ 梱包技術の向上で配送効率が改善
 アスクル<2678.T>が3日ぶり反落。野村証券では、梱包技術の向上で配送効率が改善と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を2700円→3000円と引き上げた。

 12日にQ1決算を発表。連結売上高は前年同期比4%増、連結営業利益は同16億円増益の15億円(野村6億円)と、会社計画を上回った。販管費が野村予想を7億円下回った。これは梱包技術の向上でLOHACOの荷分れ数が減り、配送箱数が大幅に削減されたことによる。この結果、B2Cでは営業損失が同8億円縮小。一方、B2Bは同4%増収、同17%営業増益となった。同事業ではECで介護や自動車整備業の新規開拓が進んだことに加え、採算がよいPB・ロングテール品の構成比上昇と、増収効果で収益性が改善したとしている。

★12:35  アイケイケイ-3日続伸 連結子会社を売却 譲渡価額は3.8億円
 アイ・ケイ・ケイ<2198.T>が3日続伸。同社は13日12時、子会社のアイ・セレモニーの株式95%を木下(本社:福岡県久留米市)に譲渡すると発表した。譲渡価額は3.8億円。株式譲渡実行日は10月1日を予定している。

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