〔Market Flash〕バリュー株の上昇が局面転換を察知したものならば想定以上の事態に~SMBC日興

2019/09/13(金) 10:08
【10:00】バリュー株の上昇が局面転換を察知したものならば想定以上の事態に~SMBC日興  SMBC日興証券では、バリュー株が急上昇は現時点では過度な悪化からの揺り戻しの範囲内である一方、バリュー反騰を一過性と断じるのも早いと考えている。仮に今回の一連の動きが市場の「先見性」が発揮された結果であり、米10年債利回りが既にボトムを付けている場合、想定以上の事態に発展する可能性もまた否定できないとしている。参考になる2016年のバリュー相場のきっかけは、11月の米大統領選ではなく、7/8の米雇用統計であると指摘。この時の米金利上昇は緩やかであったのに比べ、バリューの上昇幅は相当の規模だったという。ここで重要なのは、雇用統計前の金利水準が「結果的にボトムだった」ことである。バリューが過剰に売り込まれたところで、局面が決定的に変わったと市場が察知し、一斉に反動が起こった点に注目している。現在でもバリューとグロースのバリュエーション格差が限界ラインまで開いていることを考慮すると、米中の争いがピークアウトしているか、それによって米金利が既にボトムを付けているかの判定が重要になると解説している。 【8:45】9月限SQ算出日、寄り前気配はネクソン、東亜合成、紀陽銀などが高い気配値  きょうは9月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。  主力株の寄り前気配では、ネクソン<3659>+26.58%、東亜合成<4045>+25.62%、紀陽銀<8370>+25.35%、名銀<8522>+22.58%、TSテック<7313>+21.77%、武蔵銀<8336>+21.41%、大垣銀<8361>+21.09%、積水化<4204>+20.29%、滋賀銀<8366>+20.23%、南都銀<8367>+20.16%などが高い気配値。  一方、応化工<4186>-3.94%、JSR<4185>-3.74%、ポーラオルH<4927>-3.32%、ジェイテクト<6473>-2.16%、住友ベ<4203>-2.15%、住友倉<9303>-2.04%、ニトリHD<9843>-2.02%、東芝<6502>-1.45%、北海電<9509>-1.03%、日立ハイテク<8036>-1.00%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,552.16 +113.55
TOPIX 2,666.23 +3.77
グロース250 650.64 -0.61
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.74 -0.09
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ