前場コメント No.10 シャープ、ＬＣＨＤ、スタンレー電気、日本フォームサービス、エランなど
★9:45 シャープ－みずほが目標株価引き下げ 上がる理由にも乏しい
シャープ<6753.T>が小高い。みずほ証券では、バリュエーションに割高感はないが、上がる理由にも乏しいと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1350円→1220円と引き下げた。
今期計画の営業利益1000億円は未達、3Q業績発表時の下方修正を予想するとしたが、市場の期待は高くなく、織り込み済みとみられる。株価上昇のカギは将来の成長けん引役が見えてくること、SDPを再子会社化する場合は同社が納得性の高い事業戦略を有した上で行うことであると指摘。
シャープ<6753.T>が小高い。みずほ証券では、バリュエーションに割高感はないが、上がる理由にも乏しいと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1350円→1220円と引き下げた。
今期計画の営業利益1000億円は未達、3Q業績発表時の下方修正を予想するとしたが、市場の期待は高くなく、織り込み済みとみられる。株価上昇のカギは将来の成長けん引役が見えてくること、SDPを再子会社化する場合は同社が納得性の高い事業戦略を有した上で行うことであると指摘。
★9:47 ＬＣＨＤ－一時ストップ高 中国企業から総額30億円を借り入れ
ＬＣホールディングス<8938.T>が一時ストップ高。同社は13日、北京北大青鳥投資（本社：中国北京市）から総額30億円の資金の借入れを行うと発表した。
同社は8月14日、匿名組合出資預り金の償還が困難になるおそれがあるとして、20.3期の第1四半期報告書において継続企業の前提に関する事項を注記していた。資金繰りに対する懸念が後退したことから買いが向かっているもよう。
ＬＣホールディングス<8938.T>が一時ストップ高。同社は13日、北京北大青鳥投資（本社：中国北京市）から総額30億円の資金の借入れを行うと発表した。
同社は8月14日、匿名組合出資預り金の償還が困難になるおそれがあるとして、20.3期の第1四半期報告書において継続企業の前提に関する事項を注記していた。資金繰りに対する懸念が後退したことから買いが向かっているもよう。
★9:48 スタンレー電気－みずほが目標株価引き下げ 利益回復に向けて評価はボトムアウトへ
スタンレー電気<6923.T>が小高い。みずほ証券では、利益回復に向けて評価はボトムアウトへとコメント。投資判断「買い」を継続も、目標株価は3450円→3400円と引き下げた。
自動車部品セクターを取り巻く環境は依然として不透明であるが、同社はLEDヘッドランプの増販や岡崎製作所の刷新など生産性改善の効果により、セクター相対で高収益体質を維持するとみずほでは予想。また、受注サイクル好転も加わり、今20.3期4Qには営業増益転換を想定。利益モメンタムの良化とともに、株式市場の評価もボトムアウトするという見方は変わらないとした。
スタンレー電気<6923.T>が小高い。みずほ証券では、利益回復に向けて評価はボトムアウトへとコメント。投資判断「買い」を継続も、目標株価は3450円→3400円と引き下げた。
自動車部品セクターを取り巻く環境は依然として不透明であるが、同社はLEDヘッドランプの増販や岡崎製作所の刷新など生産性改善の効果により、セクター相対で高収益体質を維持するとみずほでは予想。また、受注サイクル好転も加わり、今20.3期4Qには営業増益転換を想定。利益モメンタムの良化とともに、株式市場の評価もボトムアウトするという見方は変わらないとした。
★9:50 自律制御システム研究所－ＳＢＩが新規「買い」 ドローン市場のパイオニア
自律制御システム研究所<6232.T>が大幅に3日続伸。ＳＢＩ証券では、ドローン市場のパイオニアと注目。投資判断「買い」、目標株価3300円として、カバレッジを開始した。
2013年に創業された、業務用ドローンの製造・販売、自律制御技術を用いたソリューションサービスの提供を行う企業。世界的にも稀有な非GPS自律制御技術、システム開発能力、機体カスタム力などを武器として、PoC からソフトウェア/ハードウェアの設計、開発、製造（ファブレス）、保守・メンテナンスまで、ドローンを用いた業務効率化ソリューションをワンストップで提供している。設立当初からさまざまな事業やプロジェクトに携わり、主に防災、点検、物流、農林水産の4用途において多数の実績を有すると注目。
自律制御システム研究所<6232.T>が大幅に3日続伸。ＳＢＩ証券では、ドローン市場のパイオニアと注目。投資判断「買い」、目標株価3300円として、カバレッジを開始した。
2013年に創業された、業務用ドローンの製造・販売、自律制御技術を用いたソリューションサービスの提供を行う企業。世界的にも稀有な非GPS自律制御技術、システム開発能力、機体カスタム力などを武器として、PoC からソフトウェア/ハードウェアの設計、開発、製造（ファブレス）、保守・メンテナンスまで、ドローンを用いた業務効率化ソリューションをワンストップで提供している。設立当初からさまざまな事業やプロジェクトに携わり、主に防災、点検、物流、農林水産の4用途において多数の実績を有すると注目。
★9:52 日本フォームサービス－急騰 3Q累計営業益2.0倍 監理銘柄（確認中）指定の解除も発表
日本フォームサービス<7869.T>が急騰。同社は13日に、19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業利益は1億1100万円（前年同期比2.0倍）だったと発表した。通期の会社計画5600万円を3Q時点で上回っている。
函物および機械設備関連事業が、前年度より生産ラインの見直しによる製品製造の標準化を図り、原材料費の見直しや生産性の向上により原価低減を進めたことなどにより、増益となったことが寄与した。
併せて、19.9期第3四半期報告書を関東財務局へ提出したことを受け、東証より9月14日付けで同社に対する監理銘柄（確認中）の指定を解除する旨の通知があったことも発表した。
日本フォームサービス<7869.T>が急騰。同社は13日に、19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業利益は1億1100万円（前年同期比2.0倍）だったと発表した。通期の会社計画5600万円を3Q時点で上回っている。
函物および機械設備関連事業が、前年度より生産ラインの見直しによる製品製造の標準化を図り、原材料費の見直しや生産性の向上により原価低減を進めたことなどにより、増益となったことが寄与した。
併せて、19.9期第3四半期報告書を関東財務局へ提出したことを受け、東証より9月14日付けで同社に対する監理銘柄（確認中）の指定を解除する旨の通知があったことも発表した。
★9:55 エラン－岩井コスモが新規「B+」 入院セットレンタルのパイオニアとして評価
エラン<6099.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、入院セットレンタルのパイオニアとして中長期的な成長力を評価。投資判断「B+」、目標株価2000円として、カバレッジを開始した。
病院・介護施設への入院や入所時に必要な身の回り品レンタル事業の最大手企業でパイオニア。単身世帯、ひとり親世帯、高齢者単身世帯など、従来のように入院時の身の回りの世話を家族が負担できない世帯は増加傾向にあり、入院セットのレンタル需要は堅調に推移すると予想される。また、医療施設における入院レンタルセットの普及率は低く、同社が認知度を向上させながらパイオニアとしての成長余地は大きい。好調に新規契約施設を積み上げながら、中長期的な業績拡大が期待できる企業として注目するとした。
エラン<6099.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、入院セットレンタルのパイオニアとして中長期的な成長力を評価。投資判断「B+」、目標株価2000円として、カバレッジを開始した。
病院・介護施設への入院や入所時に必要な身の回り品レンタル事業の最大手企業でパイオニア。単身世帯、ひとり親世帯、高齢者単身世帯など、従来のように入院時の身の回りの世話を家族が負担できない世帯は増加傾向にあり、入院セットのレンタル需要は堅調に推移すると予想される。また、医療施設における入院レンタルセットの普及率は低く、同社が認知度を向上させながらパイオニアとしての成長余地は大きい。好調に新規契約施設を積み上げながら、中長期的な業績拡大が期待できる企業として注目するとした。
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