前場コメント No.8 ヴィッツ、ＪＩＡ、エレコム、フリークアウト、パイオラックスなど
★9:12 ヴィッツ－3日ぶり反発 MaaS事業立ち上げのため組織体制を強化
ヴィッツ<4440.T>が3日ぶり反発。同社は17日に、高齢社会で課題となる交通弱者支援に向けたMaaS事業立ち上げのため、組織体制を強化したと発表した。
同社は北海道経済産業局支援事業を活用し、積雪寒冷地域での自動運転技術の高度化に関する研究事業を実施している。この研究事業の成果は積雪寒冷地域にとどまらず、全国のあらゆる地域で活用できる、自動運転車両制御のソフトウェア基盤技術として応用可能になるという。
現在、複数の自治体と具体的な移動サービス構築に向けた検討を開始しており、事業化を推し進めるため組織体制を強化するとしている。
ヴィッツ<4440.T>が3日ぶり反発。同社は17日に、高齢社会で課題となる交通弱者支援に向けたMaaS事業立ち上げのため、組織体制を強化したと発表した。
同社は北海道経済産業局支援事業を活用し、積雪寒冷地域での自動運転技術の高度化に関する研究事業を実施している。この研究事業の成果は積雪寒冷地域にとどまらず、全国のあらゆる地域で活用できる、自動運転車両制御のソフトウェア基盤技術として応用可能になるという。
現在、複数の自治体と具体的な移動サービス構築に向けた検討を開始しており、事業化を推し進めるため組織体制を強化するとしている。
★9:13 ジャパンインベストメントアドバイザー－東海東京が目標株価引き下げ 高成長は継続へ
ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が4日続落。東海東京調査センターでは、成長ペースは鈍化も高成長は続くとみて、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は6650円→2500円と引き下げた。
7月22日に2Q累計および通期会社計画の減額修正を発表。8月2日に発表された2Q累計の業績は、同社の修正理由（大型組成スキームによる出資金販売開始の遅れなどいくつかのネガティブ要因が発生）に沿った減収減益。今19.12期通期の修正計画は売上高200億円、経常利益100億円。下期は2Q累計業績における出遅れ分を一定程度カバーする見通しであるものの、想定外のネガティブ要因はカバーできないとみて通期ベースでも下方修正。今19.12期は計画未達を想定。来20.12期以降の成長ペースは減速するものの、高成長は続く見通し。
ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が4日続落。東海東京調査センターでは、成長ペースは鈍化も高成長は続くとみて、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は6650円→2500円と引き下げた。
7月22日に2Q累計および通期会社計画の減額修正を発表。8月2日に発表された2Q累計の業績は、同社の修正理由（大型組成スキームによる出資金販売開始の遅れなどいくつかのネガティブ要因が発生）に沿った減収減益。今19.12期通期の修正計画は売上高200億円、経常利益100億円。下期は2Q累計業績における出遅れ分を一定程度カバーする見通しであるものの、想定外のネガティブ要因はカバーできないとみて通期ベースでも下方修正。今19.12期は計画未達を想定。来20.12期以降の成長ペースは減速するものの、高成長は続く見通し。
★9:13 エレコム－4日ぶり反落 新株予約権発行で106億円を調達 M&A資金などに充てる
エレコム<6750.T>が4日ぶり反落。同社は17日に、大和証券を割当予定先とする第三者割当により、行使価額修正条項付第5回および第6回新株予約権を発行すると発表した。
割当日は10月4日。割当予定先に新株予約権を2万5000個（第5回1万5000個、第6回1万個を割当、潜在株式数250万株）割当てる。発行価額は第5回が1個当たり2309円、第6回が同2187円。当初行使価額は第5回が1個当たり4135円、第6回が同4341円。
合計で手取り概算額105億9000万5000円を調達し、M&Aや研修施設の建設資金などに充当する。
エレコム<6750.T>が4日ぶり反落。同社は17日に、大和証券を割当予定先とする第三者割当により、行使価額修正条項付第5回および第6回新株予約権を発行すると発表した。
割当日は10月4日。割当予定先に新株予約権を2万5000個（第5回1万5000個、第6回1万個を割当、潜在株式数250万株）割当てる。発行価額は第5回が1個当たり2309円、第6回が同2187円。当初行使価額は第5回が1個当たり4135円、第6回が同4341円。
合計で手取り概算額105億9000万5000円を調達し、M&Aや研修施設の建設資金などに充当する。
★9:13 フリークアウト－反落 通期営業赤字13億円見込む 大手メディア関連の売り上げが大幅に減少
フリークアウト・ホールディングス<6094.T>が反落。同社は17日に、19.9期通期の連結営業損益予想を従来の1.0億円の黒字から13.0億円の赤字（前期は5.3億円の赤字）に引き下げると発表した。
国内広告事業においては、主に取り扱い額最上位の大手メディアに関連する売り上げが3Qより大幅に減少したことに伴い、当初想定していた営業利益のうち約7割弱が減少する見込みとなった。また、海外広告事業が、一部拠点およびM&A先の収益化が遅延したことにより、当期も引き続き営業赤字となる見込みとなったことも響く。
フリークアウト・ホールディングス<6094.T>が反落。同社は17日に、19.9期通期の連結営業損益予想を従来の1.0億円の黒字から13.0億円の赤字（前期は5.3億円の赤字）に引き下げると発表した。
国内広告事業においては、主に取り扱い額最上位の大手メディアに関連する売り上げが3Qより大幅に減少したことに伴い、当初想定していた営業利益のうち約7割弱が減少する見込みとなった。また、海外広告事業が、一部拠点およびM&A先の収益化が遅延したことにより、当期も引き続き営業赤字となる見込みとなったことも響く。
★9:14 パイオラックス－東海東京が目標株価引き下げ 日産車減産は会社想定に織り込み済み
パイオラックス<5988.T>が続落。東海東京調査センターでは、日産車減産リスクは会社想定に織り込み済みと判断。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は2450円→2400円と引き下げた。
事業環境は予断を許さないが、自動車部品会社の中でも屈指の高い収益性を誇る同社の抵抗力に注目。当面のリスクに関する見解は次の通り。（1）8月末に佐賀県を襲った記録的な集中豪雨の影響：同社持ち分法適用会社（20％株式保有）の佐賀鉄工所（非上場）から油が流出、周辺に被害を及ぼした。この会社からの貢献利益は年6億円程度とみられ、今回の予想に持ち分法損益の減額として織り込んだ。同社の筆頭大株主（15.4％保有）でもあるが両社に取引関係はなく、影響は限定的とみる。（2）日産車（売上構成4割）の減産リスクではすでに同社ガイダンスに織り込み済み。（3）中国市場の先行き：円高影響と下期回復ペースなどが懸念される。コスト低減活動の強化に注力。今20.3期営業利益は前年比9.8％減益を予想。
パイオラックス<5988.T>が続落。東海東京調査センターでは、日産車減産リスクは会社想定に織り込み済みと判断。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は2450円→2400円と引き下げた。
事業環境は予断を許さないが、自動車部品会社の中でも屈指の高い収益性を誇る同社の抵抗力に注目。当面のリスクに関する見解は次の通り。（1）8月末に佐賀県を襲った記録的な集中豪雨の影響：同社持ち分法適用会社（20％株式保有）の佐賀鉄工所（非上場）から油が流出、周辺に被害を及ぼした。この会社からの貢献利益は年6億円程度とみられ、今回の予想に持ち分法損益の減額として織り込んだ。同社の筆頭大株主（15.4％保有）でもあるが両社に取引関係はなく、影響は限定的とみる。（2）日産車（売上構成4割）の減産リスクではすでに同社ガイダンスに織り込み済み。（3）中国市場の先行き：円高影響と下期回復ペースなどが懸念される。コスト低減活動の強化に注力。今20.3期営業利益は前年比9.8％減益を予想。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
