前場コメント No.8 日本アジアＧ、テルモ、オリンパス、ウェルス、日本マイクロニクスなど
★9:32 日本アジアＧ－急騰 子会社固定資産を売却 譲渡益18億円
日本アジアグループ<3751.T>が急騰。同社は19日、再生可能エネルギーの拡大と普及に向けたグループ内資産の整理および効率化を図るため、子会社のＪＡＧ国際エナジーの固定資産を売却すると発表した。譲渡益は約18億円。譲渡先は非開示としている。
日本アジアグループ<3751.T>が急騰。同社は19日、再生可能エネルギーの拡大と普及に向けたグループ内資産の整理および効率化を図るため、子会社のＪＡＧ国際エナジーの固定資産を売却すると発表した。譲渡益は約18億円。譲渡先は非開示としている。
★9:35 テルモ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 為替影響はあるが事業は全般的に好調
テルモ<4543.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、2Q以降の為替影響はあるが、事業は全般的に好調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3550円→3710円と引き上げた。
今20.3期は2Q以降に為替影響がより顕在化してくると考えられるが、好調なニューロ事業などにより、会社計画を上振れる見通し。1Q決算発表時の為替水準で進ちょくした場合、期初会社計画で見込んだ為替影響に加え、2Q以降累計で約40億円（推定）の調整後営業利益へのマイナス影響があると考えられる。ニューロ事業は米国Sofia（血栓吸引カテーテル）やWEB（脳動脈瘤治療用デバイス）がけん引。Sofiaのグローバル売上は前19.3期通期50億円に対して、今20.3期1Qは19億円で下期に日本でも上市予定。WEBの1Q米国売上は 7億円で会社計画を上回る。WEBはサイズセレクションが難しいため、トレーニングが必要だが、医師のトレーニングの状況も順調とした。
テルモ<4543.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、2Q以降の為替影響はあるが、事業は全般的に好調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3550円→3710円と引き上げた。
今20.3期は2Q以降に為替影響がより顕在化してくると考えられるが、好調なニューロ事業などにより、会社計画を上振れる見通し。1Q決算発表時の為替水準で進ちょくした場合、期初会社計画で見込んだ為替影響に加え、2Q以降累計で約40億円（推定）の調整後営業利益へのマイナス影響があると考えられる。ニューロ事業は米国Sofia（血栓吸引カテーテル）やWEB（脳動脈瘤治療用デバイス）がけん引。Sofiaのグローバル売上は前19.3期通期50億円に対して、今20.3期1Qは19億円で下期に日本でも上市予定。WEBの1Q米国売上は 7億円で会社計画を上回る。WEBはサイズセレクションが難しいため、トレーニングが必要だが、医師のトレーニングの状況も順調とした。
★9:40 オリンパス－ＵＢＳが目標株価引き上げ 高値更新は通過点
オリンパス<7733.T>が続伸。ＵＢＳ証券では、高値更新は通過点と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1600円→1700円と引き上げた。
株価は07年10月の上場来高値1330円を更新。08.3期当時は映像が全体利益の29％を稼ぎ過去最高益を計上したが、ROICは7.3％と低かった。一方、過去6年間にノンコア資産の圧縮を介して利益の質の改善が進んだ結果、ROICは今20.3期10％、来21.3期12.9％への拡大を予想。さらに、今後は医療を含むコア事業でも資産の適正化が進む公算が大きい。
株価は年初来7割上昇したが、ＵＢＳの調査に基づくと欧米投資家に比べて日本/アジアの投資家は、同社株に弱気/中立派が多く、改革に対して懐疑的な印象。こうした見方を変え得る秋のイベントは、日本株アクティビスト投資の試金石として幅広い投資家の注目を集めそうとした。
オリンパス<7733.T>が続伸。ＵＢＳ証券では、高値更新は通過点と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1600円→1700円と引き上げた。
株価は07年10月の上場来高値1330円を更新。08.3期当時は映像が全体利益の29％を稼ぎ過去最高益を計上したが、ROICは7.3％と低かった。一方、過去6年間にノンコア資産の圧縮を介して利益の質の改善が進んだ結果、ROICは今20.3期10％、来21.3期12.9％への拡大を予想。さらに、今後は医療を含むコア事業でも資産の適正化が進む公算が大きい。
株価は年初来7割上昇したが、ＵＢＳの調査に基づくと欧米投資家に比べて日本/アジアの投資家は、同社株に弱気/中立派が多く、改革に対して懐疑的な印象。こうした見方を変え得る秋のイベントは、日本株アクティビスト投資の試金石として幅広い投資家の注目を集めそうとした。
★9:43 ウェルスマネジメント－急騰 ホテル開発用地を取得
ウェルス・マネジメント<3772.T>が急騰。同社は19日、箱根町強羅にホテル開発用地を取得すると発表した。
7月30日に取得した土地と合わせると開発用地が合計約1300坪まで増加し、さらに収益性の高いホテル開発が可能としている。
併せて、同社が共同投資を行っている「京都悠洛ホテルMギャラリー」のホテル投資持分を、新たに設立する匿名組合を通じて取得すると発表した。当該匿名組合は同社の連結子会社となる。
ウェルス・マネジメント<3772.T>が急騰。同社は19日、箱根町強羅にホテル開発用地を取得すると発表した。
7月30日に取得した土地と合わせると開発用地が合計約1300坪まで増加し、さらに収益性の高いホテル開発が可能としている。
併せて、同社が共同投資を行っている「京都悠洛ホテルMギャラリー」のホテル投資持分を、新たに設立する匿名組合を通じて取得すると発表した。当該匿名組合は同社の連結子会社となる。
★9:49 日本マイクロニクス－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 割安感は乏しい
日本マイクロニクス<6871.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来20.12期はDRAM向け需要回復期待はあるものの、割安感は乏しいとして、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は800円→900円と引き上げた。
今19.9期は下期赤字転落を予想するが、来20.12期はDDR5向けプローブカード需要の立ち上がりで業況は好転する見込み。ただし、バリュエーション面で割安感は乏しく「Hold」を継続。
営業利益予想を今19.9期はプローブカード部門の稼働率低下などで減額、来20.12期以降はプローブカードの需要回復と決算期変更も織り込み、新たに予想。来20.12期業績に韓国子会社は18カ月（19年7月～20年12月）分を算入するが、韓国国内向け需要は年内一杯は低迷を想定し、月数ほどの影響はないと考えるとした。
日本マイクロニクス<6871.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来20.12期はDRAM向け需要回復期待はあるものの、割安感は乏しいとして、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は800円→900円と引き上げた。
今19.9期は下期赤字転落を予想するが、来20.12期はDDR5向けプローブカード需要の立ち上がりで業況は好転する見込み。ただし、バリュエーション面で割安感は乏しく「Hold」を継続。
営業利益予想を今19.9期はプローブカード部門の稼働率低下などで減額、来20.12期以降はプローブカードの需要回復と決算期変更も織り込み、新たに予想。来20.12期業績に韓国子会社は18カ月（19年7月～20年12月）分を算入するが、韓国国内向け需要は年内一杯は低迷を想定し、月数ほどの影響はないと考えるとした。
★9:50 初値決定－ギフティは25％高の1880円
東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場したギフティ<4449.T>の初値は、公開価格1500円の25.3％高となる1880円で付いた。初値出来高は198万4300株で、売買代金は約37億円。公開株式数に対する売却率は39.3％だった。
東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場したギフティ<4449.T>の初値は、公開価格1500円の25.3％高となる1880円で付いた。初値出来高は198万4300株で、売買代金は約37億円。公開株式数に対する売却率は39.3％だった。
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