前場コメント No.6 新生銀行、ヒマラヤ、エボラブルアジア、セキチュー、新明和工業など

2019/09/27(金) 11:30
★9:08  スタンレー電気-4日ぶり反発 150万株・30億円の自己株取得 割合は0.92%
 スタンレー電気<6923.T>が4日ぶり反発。同社は26日、150万株・30億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は10月1日~10月18日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.92%となる。

★9:11  Amazia-急落 通期営業益を上方修正も材料出尽くし
 Amazia<4424.T>が急落。同社は26日に、19.9期通期の営業利益予想を従来の3.0億円から4.1億円(前期比5.2倍)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは3.0億円。
 継続的な人気作品の配信やゴールデンウィークの好影響などにより、「マンガBANG!」のMAU(月間アクティブユーザー数)が増加したこととユーザーの決済率が高まったことで、売上高が前回発表予想を上回る見通しとなった。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:11  新生銀行-続伸 株価下落で魅力的なバリエーション 「買い」へ引き上げ
 新生銀行<8303.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、株価下落で魅力的なバリエーションとみて、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は1900円→1820円と引き下げた。
 8月8日の大株主による売り出しの公表以降、同社のバリエーションは低下し、足元の12カ月フォワードPBRは下落前の0.40倍から0.37倍まで低下。株式需給の悪化は想定されたが、EPSへの影響はなく、5月15日公表の自社株買いの進ちょくが9月4日時点で9.1%程度であることを加味すると、需給悪化は緩和されそう。厳しい金利環境が継続するなか、同社のディフェンシブな貸出残高の中身が見直される時期も近づいているとみられ、「買い」へ引き上げ。
 GSでは、中期経営計画における同社のEPS目標の提示は現況の金利環境を現実的に受け止めた結果であると考えているとし、その意味で、同社の自社株買いの進ちょくを見据えつつ、より本質的には株式数が減少したメリットをEPSの積み上げにどのようにつなげていけるかに注目しているとした。

★9:12  ヒマラヤ-4日ぶり反落 今期営業益19%減見込み 前期は28%減で着地
 ヒマラヤ<7514.T>が4日ぶり反落。同社は26日に、20.8期通期の連結営業益予想は7.0億円(前期比19.3%減)だと発表した。
 「EC注文品の店頭受取機能」や「最短翌日納品が可能な店頭注文機能」など、実店舗とECの実質的な融合を意図した仕組みを構築しており、引き続き同分野に注力するとしている。
 19.8期通期の連結営業益は8.7億円(前の期比27.9%減)だった。暖冬の影響により防寒用のウェア、雑貨の販売が影響を受けた。

★9:13  エボラブルアジア-続伸 8月次取扱高23%増 累計取扱高1324億円
 エボラブルアジア<6191.T>が続伸。同社は26日、19.9期8月度の取扱高が176億円(前年同月比23%増)になったと発表した。今期の累計取扱高は1324億円。このうち一般顧客向け取扱高は前年同月比35%増となっている。

★9:16  セキチュー-急落 上期営業益17%増も材料出尽くし
 セキチュー<9976.T>が急落。同社は26日に、20.2期上期(2月21日-8月20日)の連結営業益が3.2億円(前期比16.9%増)だったと発表した。事前に発表していた上方修正通りの水準。売上高は微減となったが、売上原価、販管費が前年同期より減少したことが寄与した。株価は25日の上方修正発表を受け、前日ストップ高まで上昇していたころから、きょうは材料出尽くしの売りが優勢となっている。

★9:17  新明和工業-軟調 自己株式2639万1800株を消却へ 割合は27.38%
 新明和工業<7224.T>が軟調。同社は26日に、自己株式2639万1800株を10月31日に消却すると発表した。消却前の発行済株式総数に対する割合は27.38%。


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