前場コメント No.5 KTK、アオキスーパー、ツナグGHD、森トラスト、日本コークスなど

2019/09/30(月) 11:30
★9:05  ニューテック-買い気配 上期営業益を上方修正 高利益率のNAS製品が好調
 ニューテック<6734.T>が買い気配。同社は27日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益予想を従来の0.8億円から1.4億円(前期比26.6%増)に引き上げると発表した。利益率の高いNAS製品の販売が好調で、売上総利益率が計画を上回ったことから、前回予想を上回る見込みとなった。

★9:06  KTK-急騰 前期営業益の上方修正と増配を発表 製造コスト削減が寄与
 ケイティケイ<3035.T>が急騰。同社は27日に、19.8期通期の連結営業利益予想を従来の2.4億円から2.9億円(前の期比14.5%増)に引き上げると発表した。原材料費の見直しによる製造コストの削減のほか、調達コストの削減、経費の削減など、様々な施策を推進したことが寄与する。
 併せて、19.8期の期末配当予想を9円→11円(前期は10円)に修正することも発表した。年間配当も同額となる。

★9:07  アオキスーパー-小動き 通期営業益を下方修正 季節商品の不振響く
 アオキスーパー<9977.T>が小動き。同社は27日に、20.2期通期の営業利益予想を従来の16.7億円から10.4億円(前期比37.4%減)に引き下げると発表した。上期の業績予想および足元の業績推移を鑑みた。
 併せて、20.2期上期(3-8月)の営業利益予想は従来の8.9億円から4.5億円(前期比37.3%減)に引き下げた。加工食品や乳製品など主力品目の価格改定が続き、販売促進策が限定的となったこと、夏場の低気温や天候不順によりビール・飲料などの季節商品が不振であったことなどが響く。

★9:07  ツナグGHD-大幅続落 上期純利益を下方修正 買収関連費用がかさむ
 ツナググループ・ホールディングス<6551.T>が大幅続落。同社は27日に、19.9期通期の連結純利益予想を従来の1.3億円から1900万円(前年同期比80.6%減)に引き下げると発表した。
 ユメックス(本社:東京都三鷹市)の買収などに伴う関連費用が利益を押し下げることから予想を下回る見通し。

★9:08  森トラスト総合リート-続落 エンドテナント退去影響は反映済み 「売り」へ引き下げ
 森トラスト総合リート投資法人<8961.T>が続落。ゴールドマン・サックス証券では、エンドテナント退去による影響は小さいと見るが、投資口価格に反映済みと判断。投資判断を「中立」→「売り」、目標株価を19.90万円→18.40万円と引き下げた。
 1/29に東京汐留ビルディングの転借人(賃借人はスポンサーの森トラスト)のソフトバンクグループが21.3期中に退去することを発表。(1)スポンサーとの森トラストとのマスターリース契約は2020/4/12までとなっており、同期日までは安定した収益が享受できること、(2)昨今のオフィス需要の底堅さを踏まえると、同ビルのリーシングが長期化するリスクは低いと見ているとしたが、すでにこれらのプラス材料は投資口価格に織り込み済みと判断(年初来投資口価格パフォーマンス+25%、同期間の東証REIT指数:+20%、分配金利回り:3.7%、2013年4月以降平均分配金利回り:4.2%)。また、NAVプレミアムは32%で、JREIT加重平均(26.8%)、総合型JREIT平均NAVプレミアム(25.9%)と比較しても、割高感があると指摘。

★9:08  日本コークス-続落 上期営業益を下方修正 主力のコークス事業が不振
 日本コークス工業<3315.T>が続落。同社は27日に、20.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想を従来の25.0億円の黒字から1.0億円の赤字(前年同期は27.8億円の赤字)に引き下げる発表した。
 併せて、未定としていた20.3期通期の連結営業益予想を23.0億円(前年同期比65.4%減)だと発表した。
 上期については、主力のコークス事業において、事業環境の急激な変動に伴うコークス製品市況の悪化やコークス用原料炭価格の急落による製品および原料炭の評価減などを見込み、予想を下回るとしている。なお、3Q以降の業績回復を見込むとし、通期では営業黒字を確保する見通し。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.47 +0.16
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ