前場コメント No.8 ジェイテック、学情、コロプラ、リーバイス、コーセーなど

2019/10/03(木) 11:30
★9:35  ジェイテック-続伸 オルガノイド向け回転浮遊培養装置「CellPet CUBE」販売開始
 ジェイテックコーポレーション<3446.T>が続伸。同社は2日に、CELLFLOATシリーズとして、オルガノイドの培養を目的とした「CellPet CUBE」を新たに開発、販売したと発表した。
 今後は大学や研究機関、製薬企業等のオルガノイド研究分野向けに販売拡大を目指し、またそのなかでも国内で年間約百万人がかかる癌患者向けにより薬効が高い抗癌剤開発において効果検証に使用される癌オルガノイド培養の研究分野向けに販売拡大を目指すとしている。

★9:38  学情-岩井コスモが目標株価引き上げ 「就職博」も好評
 学情<2301.T>が続落。岩井コスモ証券では、企業の採用活動は早期化・通年化しており、インターンシップ対象・転職対象の「就職博」も好評と判断。投資判断「A」を継続、目標株価を1600円→1750円と引き上げた。
 第3四半期累計業績は「Re就活」「あさがくナビ」の好調で、上期から一転増益で着地。「就活ルール」の廃止によって企業の採用活動は早期化・通年化の傾向を強めている。すでに同社では2021年3月卒業予定学生のインターンシップ対象、および20代社会人転職対象の「就職博」への参加企業が急増しており、第4四半期には大規模会場での「就職博」開催を予定している。また、同業他社による「内定辞退予測」販売の問題は同社に追い風との見方を示した。

★9:43  コロプラ-みずほが目標株価引き上げ 株価は行き過ぎとも思われるが短期的には一段高も
 コロプラ<3668.T>が続伸。みずほ証券では、株価は行き過ぎとも思われるが短期的には一段高もとコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1100円→1500円と引き上げた。
 9月12日に配信開始となったスマホゲーム『ドラクエ ウォーク(DQW)』の予想以上
のヒットにより株価は急上昇。株価に織り込まれつつある、今後の業績拡大はほぼ『DQW』に依存していることや、IPホルダーのスクエニHDとは違い、「ドラクエIP」価値の高まりによる恩恵も想定できないことなども考慮すると、現状の株価/バリュエーションは、行き過ぎの領域に入ってきた感もある。
 一方で、今後も『DQW』が売上ランキングでほぼトップの水準(デイリーで、しばしばトップ、基本トップ5など)を続けることで、短期的には業績拡大期待の高まり=株価上昇が続く可能性もあり得る。馬場社長が創業時以来の情熱を傾けて開発を行っている「新しい提案」を目指す新タイトルも注目されるとした。

★9:44  リーバイス-急騰 グーグルのスマートジャケット日本初販売を好感
 リーバイ・ストラウスジャパン<9836.T>が急騰。一部メディアで、同社がグーグルのジャカートテクノロジーを搭載したスマートジャケットを5日より発売すると報じたことが材料視されているもよう。
 同商品の第1弾は2017年に米国でのみ発売されたもので、日本での発売は今回が初となる。スマートフォンとペアリングして、グーグルアシスタントを介してニュースやスケジュールなどの機能を利用できる。

★9:47  コーセー-みずほが新規「中立」 日米市場環境悪化の見極めが必要
 コーセー<4922.T>が反落。みずほ証券では、日米市場環境悪化の見極めが必要と判断。投資判断「中立」、目標株価18600円として、カバレッジを開始した。
 インバウンドの減少や米国プレステージ・メイクアップ化粧品市場の停滞が響くが、アジアを中心とする「デコルテ」の好調で、売上高は堅調に推移。6月からの新EC法の取り締まり強化、中国元安などの影響を見極める局面と考え「中立」でカバレッジを開始。
 今20.3期1Qの為替中立での海外売上高は前年同期比22%増で、中国のEコマースや韓国の免税チャネルなどアジアのけん引で好調。「デコルテ」のグローバル売上高は28%増で着地。今20.3期からの欧州セフォラでの展開開始の貢献もあり、来21.3期の海外売上高比率は37%(19.3期28%)まで高まる見通しであるとした。


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