前場コメント No.2 レイ、日本ハム、不二越、エスプール、日本エンタープライズなど

2019/10/04(金) 11:30
★9:01  霞ヶ関キャピタル-買い気配 19.8期業績を上方修正 開発原価の減少が寄与
 霞ヶ関キャピタル<3498.T>が買い気配。同社は3日に、19.8期通期の営業利益予想を従来の6.4億円から7.0億円(前の期比87.8%増)に引き上げると発表した。開発原価が当初計画より減少したことから、前回予想より増加する見込みとしている。
 併せて、19.8期の期末配当予想を15円から20円(前の期は0円)に修正すると発表した。なお、年間配当も同様となる。

★9:02  レイ-買い気配 上期業績を上方修正 映像機器レンタルの受注状況が改善
 レイ<4317.T>が買い気配。同社は3日に、20.2期通期の連結営業利益予想を従来の6.6億円から9.5億円(前期比6.0%増)に引き上げると発表した。映像機器レンタル部門の受注状況が改善したほか、編集スタジオの稼働も堅調に推移したことなどが寄与した。

★9:02  日本ハム-三菱UFJMSが「OW」へ引き上げ 来期の利益成長加速を予想
 日本ハム<2282.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、食肉事業ボトムアウトによる来期の利益成長加速を予想。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を4400円→5000円と引き上げた。
 加工事業と豪州事業の業績好調継続に加えて、全社利益の約8割を構成する食肉事業のボトムアウトにより、来21.3期は2ケタ事業増益を予想し「Overweight」へ引き上げ。国産鶏肉価格の上昇予想から食肉事業の利益ボトムアウトが示唆される今が、エントリーポイントと考えるとした。
 食肉事業は(1)天災などによるサプライチェーン被災からの復旧、(2)国産鶏肉価格の需給好転による価格上昇による業績浮上を予想。アフリカ豚コレラの影響は、中国国内での豚肉在庫過多一巡が想定される2020年年初から再び世界の食肉需給タイト化につながると想定するとした。

★9:02  不二越-買い気配 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
 不二越<6474.T>が買い気配。同社は3日に、19.11期通期の連結営業利益予想を従来の170億円から135億円(前期比11.8%減)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは150億円となっている。
 米中通商問題の影響などにより、中国を中心に海外向けの販売が減少し、また、国内向けでも産業機械分野などで需要が低減している。加えて、為替も想定より円高に推移していることから、前回予想を下回る見込みとなった。
 併せて発表した、19.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は106億円(前年同期比13.0%減)だった。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:03  エスプール-買い気配 3Q営業益72%増 障がい者支援サービスなどが好調
 エスプール<2471.T>が買い気配。同社は3日に、19.11期3Q累計(12-8月)の連結営業益は12.0億円(前年同期比72.1%増)だったと発表した。通期の会社計画12.6億円に対する進ちょくは95.5%。
 人材派遣サービスが順調に推移したほか、障がい者雇用支援サービスについても農園の設備販売収入および管理収入が大きく増加したことが寄与した。ロジスティクスアウトソーシングサービスの収支が大きく改善したことも奏功した。

★9:03  日本エンタープライズ-買い気配 「MONETコンソーシアム」へ参画
 日本エンタープライズ<4829.T>が買い気配。同社は3日に、ソフトバンク<9434.T>やトヨタ自動車<7203.T>などの共同出資会社である MONETTechnologie(モネ・テクノロジーズ)が設立した、モビリティイノベーションの実現に向けた企業間の連携を推進する「MONETコンソーシアム」に参画すると発表した。
 渋滞情報等交通情報を提供するほか、自動運転の実証実験を行う同社グループが、業界・業種を問わず多くの事業者と連携することで、MaaSに関連した新たな価値創造や事業領域の拡大を目指すとしている。
 併せて、同社に対して提起されていた訴訟(控訴)について、和解が成立したことも発表した。トラディション日本から、同社に対して支払われる和解金は7000万円であり、訴訟費用は各自の負担となっている。


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