前場コメント No.3 マクドナルド、フィンテック、わらべや日洋、ビックカメラ、アルテックなど

2019/10/07(月) 11:30
★9:02  マクドナルド-反発 9月の既存店売上高10.6%増 客数は11.5%増
 日本マクドナルドホーディングス<2702.T>が反発。同社は4日、9月の既存店売上高が前年同月比10.6%増、全店では同10.9%増だったと発表した。既存店ベースの客数は同11.5%増、客単価は同0.8%の低下となった。
 9月は月見バーガーシリーズからリッチになった「黄金の月見バーガー」を新発売し、好評だった。

★9:03  フィンテック-売り気配 前期営業赤字拡大見込む 天候的な悪条件で夏場の売り上げが減少
 フィンテック グローバル<8789.T>が売り気配。同社は4日に、19.9期通期の連結営業損益予想を従来の5.1億円の黒字から16.3億円の赤字(前期は10.7億円の赤字)に引き下げると発表した。
 メッツァビレッジについて、夏場にも多くの来場者を見込んでいた。しかし、今年は特に梅雨が平年より長く休日の集客に大きな影響を及ぼした。また梅雨が明けた後は、日中の外出を控える程の猛暑が続き、台風が関東に直撃するなど、天候的に悪条件が重なった。このような要因による夏場の売り上げ減にも関わらず来場者数の増加を見込んだ人員などの確保により運営コストは減少せず、大幅な赤字となる見込みとなった。
 併せて、従来未定としていた19.9期の期末配当について無配とすることも発表した。年間配当も無配となる。

★9:03  わらべや日洋-もみ合い 上期営業益17%増 通期売上高は下方修正
 わらべや日洋ホールディングス<2918.T>がもみ合い。同社は4日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益は19.7億円(前年同期比16.5%増)だったと発表した。人件費の上昇影響などがあるものの、食品関連事業における商品規格の見直しなどが寄与した。通期の会社計画25.0億円に対する進ちょくは79.0%となっている。
 併せて、20.2期通期の連結売上高予想を従来の2195億円から2140億円(前期比0.8%減)に引き下げた。上期において、食品関連事業における米飯群の売上高や食材関連事業における水産加工品の取扱高が計画を下回った。下期においても同様の状況が継続すると想定していることから、前回予想から55億円減額する。

★9:04  ビックカメラ-反落 19.8期営業益15%減見込み ペイペイ影響で採算悪化 日経報道
 ビックカメラ<3048.T>が反落。日本経済新聞電子版は5日、同社の19.8期通期の連結営業利益は前の期比15%減の230億円程度だったようだと報じた。
 記事によれば、従来予想(6%増の288億円)から一転し、2年ぶりの減益となった。18年末に実施したスマートフォン決済「ペイペイ」のキャンペーンで利ざやの薄い人気商品の構成比が高まり、採算が悪化した。電子商取引(EC)の拡大で物流費などの費用も増えたとしている。

★9:04  品川リフラクトリーズ-反発 ブラジルでの受注・売り上げが拡大と報じられる
 品川リフラクトリーズ<5351.T>が4日ぶり反発。10月7日付けの鉄鋼新聞で、同社がブラジルでの受注・売り上げを拡大していると伝えられている。
 フランスの大手素材企業「サンゴバン」との連携を拡大し、今年から駐在員の派遣を開始。今月1~3日にかけてサンパウロで開かれた伯鉄鋼関連の展示会には5年連続で出展。常務執行役員や、丸紅エコマテリアルズ(東京都中央区)の社長が出席しており、提携深化とブランド浸透が着実に成果へと結実していると報じられた。

★9:04  アルテック-急騰 3Q累計営業益4%減も自社株買いを好感
 アルテック<9972.T>が急騰。同社は4日に、20.3期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は3.0億円(前年同期比3.8%減)だったと発表した。通期の会社計画5.0億円に対する進ちょくは60.8%。
 プリフォーム事業が、長梅雨の影響などにより飲料用プリフォームの販売数量が減少し、減益となったことなどが響いた。
 併せて25万株・5000万円を上限とする自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は10月7日~11月30日。なお、上限25万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.50%となる。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,552.16 +113.55
TOPIX 2,666.23 +3.77
グロース250 650.64 -0.61
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.85 +0.01
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ