前場コメント No.4 アルインコ、ジンズ、トーセ、大阪有機化学、ヴィッツなど

2019/10/07(月) 11:30
★9:05  アルインコ-買い気配 通期営業益を上方修正 レンタル資産の稼働が好調
 アルインコ<5933.T>が買い気配。同社は4日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の31.2億円から35.9億円(前期比22.9%増)に引き上げると発表した。
 上期において、コア事業である建設機材ならびにレンタル関連事業において、新型足場「アルバトロス」や高速道路補修工事向けの「SKパネル」を中心に、広範なジャンルにわたって販売が増加するとともに、期初からレンタル資産の稼働が好調を維持したことが寄与する。
 併せて、20.3期上期(3月21日-9月20日)の連結営業利益予想は従来の15.3億円から20.0億円(前年同期比46.3%増)に引き上げた。

★9:05  ジンズ-底堅い 9月度既存店売上高20%増 消費税増税で来店客数が大幅に増加
 ジンズホールディングス<3046.T>が底堅い。同社は4日に、9月度月次売上状況(速報)を発表し、既存店売上高は前年同月比20.3%増となり、2カ月連続で前年実績を上回った。全店では同25.6%増だった。
 9月は、8月22日より発売しているメタル素材を取り入れた秋冬物の新作「JINS CLASSIC」が売り上げを牽引したほか、消費税増税に伴う駆け込み需要により来店客数が大幅に増えたとしている。

★9:05  城南進学研究社-反発 「サニーキッズアカデミー」運営のCheer plusを買収
 城南進学研究社<4720.T>が反発。同社は10月4日大引け後に、Cheer plus(東京都世田谷区)の発行済み全株式を取得したと発表した。東京都世田谷区に認可外保育園「サニーキッズインターナショナルアカデミー」(1歳から8歳を対象としたプリスクール・アフタースクール・保育園)を運営しており、英語教室や学童保育などに優れたノウハウを有しているとした。

★9:06  トーセ-続落 今期営業益38%減見込む 前期は59%増で着地
 トーセ<4728.T>が続落。同社は4日に、20.8期通期の営業利益予想は2.3億円(前期比37.7%減)と発表した。
 持続的な成長を実現していくために、新たな組織体制のもとで、変化の激しい事業環境に対応した意思決定の迅速化と開発現場の状況を踏まえた事業推進力の向上を図るとともに、全社的な技術力、企画・提案力の向上に向けた施策を積極的に展開する。また、人材確保・育成への投資を積極的に行うとしている。
 併せて発表した、19.8期通期の営業利益は3.6億円(前の期比58.8%増)だった。通期の会社計画は2.7億円だったので着地は上振れた。販管費が想定よりも減少したことが寄与した。

★9:06  大阪有機化学-3日続落 3Q累計営業益10%減 電子材料事業の減益響く
 大阪有機化学工業<4187.T>が3日続落。同社は4日に、19.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は25.9億円(前年同期比10.2%減)だったと発表した。通期の会社計画36.7億円に対する進ちょくは70.6%となっている。
 電子材料事業が、表示材料グループの減収や半導体材料グループの新規設備の稼働開始に伴うコスト増加により、減益となった。また、機能化学品事業が減益となったことも響いた。

★9:07  ヴィッツ-5日ぶり反発 SIRT支援サービス開始
 ヴィッツ<4440.T>が5日ぶり反発。同社は3日に、従来の自動車向けセキュリティ支援事業(セキュリティコンサルタント、セキュリティ脅威分析支援、セキュリティプロセス構築支援)に加え、新たにSIRT(脆弱性情報を収集、分析を実施する組織)支援サービスを開始したと発表した。
 同社は、子会社であるヴィッツ沖縄と連携し、製品のセキュリティインシデント活動を担うSIRT支援サービスの需要増を受けて、沖縄にてエンジニア育成を行ってきた。今後、同社は自動車メーカ・電装部品メーカをはじめ、多くの組込機器開発企業に、このSIRT支援サービスを提供するとしている。


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