今日の株式見通し-しっかりか 米国株は下落も円高は一服

2019/10/08(火) 07:28
 東京市場はしっかりか。米国株は下落。ダウ平均は95ドル安の26478ドルで取引を終えた。米中閣僚級通商協議を控えて様子見姿勢が強く、プラス圏とマイナス圏を行き来したが、終盤にかけて売りに押された。ドル円は足元で107円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて105円高の21485円、ドル建てが130円高の21510円で取引を終えた。  米国株は下げたものの、上昇する場面もあるなど悲観一色ではなかった。東京市場ではきのう悪材料を先んじて消化しており、ネガティブな影響は限定的だろう。ドル円が107円台まで戻しており、円高が一服している点は安心材料。CME225先物は上昇スタートを示唆しており、きのうの反動で買いが優勢になると予想する。ただし、米中協議の内容を見極めるまでは動きづらい環境でもあり、場中は方向感に欠ける展開が続くと予想する。日経平均の予想レンジは21400円-21550円。
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