前場コメント No.5 アイケイ、ＭＴＧ、オプティム、薬王堂、Ｊフロントなど
★9:07 野村不動産マスターＦ－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 割安感が後退
野村不動産マスターファンド投資法人<3462.T>が小高い。ＳＭＢＣ日興証券では、投資口価格上昇により割安感が後退したとみて、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価は18.70万円→20.50万円と引き上げた。
ターゲット東証REIT指数を2000ポイントから2250ポイントに引き上げたことに伴い、目標投資口価格を変更。資産入替戦略を実行しつつ、2018年以降は公募増資も実施しながらスポンサー開発物件への重点投資を通じた資産規模拡大も図っている。ただし、資産規模が2019年3月末時点で1兆円を超過していることもあり、外部成長による1口当たり収益性の向上は中堅REITに比較してインパクトは軽微である。一方、バリュエーションに関しては、投資口価格は2018年12月末～2019年9月末の9カ月間で東証REIT指数を12.5pptアウトパフォームしたことから他の複合・総合型REITなどとの相対比較において割安感は後退したと指摘した。
野村不動産マスターファンド投資法人<3462.T>が小高い。ＳＭＢＣ日興証券では、投資口価格上昇により割安感が後退したとみて、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価は18.70万円→20.50万円と引き上げた。
ターゲット東証REIT指数を2000ポイントから2250ポイントに引き上げたことに伴い、目標投資口価格を変更。資産入替戦略を実行しつつ、2018年以降は公募増資も実施しながらスポンサー開発物件への重点投資を通じた資産規模拡大も図っている。ただし、資産規模が2019年3月末時点で1兆円を超過していることもあり、外部成長による1口当たり収益性の向上は中堅REITに比較してインパクトは軽微である。一方、バリュエーションに関しては、投資口価格は2018年12月末～2019年9月末の9カ月間で東証REIT指数を12.5pptアウトパフォームしたことから他の複合・総合型REITなどとの相対比較において割安感は後退したと指摘した。
★9:08 アイケイ－急落 上期営業赤字4900万円 値下げ販売など響く
アイケイ<2722.T>が急落。同社は8日に、20.5期1Q（6-8月）の連結営業損益は4900万円の赤字（前年同期比は6100万円の黒字）だったと発表した。
過剰在庫を一掃するため、値下げ販売を行ったことから、売上総利益率が45.8％（前年同期比0.9％減）となったことが響いた。また、役員退職慰労金制度の廃止に伴い、加算功労金2600万円を確定債務として販管費に計上したことも響いた。
アイケイ<2722.T>が急落。同社は8日に、20.5期1Q（6-8月）の連結営業損益は4900万円の赤字（前年同期比は6100万円の黒字）だったと発表した。
過剰在庫を一掃するため、値下げ販売を行ったことから、売上総利益率が45.8％（前年同期比0.9％減）となったことが響いた。また、役員退職慰労金制度の廃止に伴い、加算功労金2600万円を確定債務として販管費に計上したことも響いた。
★9:08 ＭＴＧ－底堅い 新ブランド「Beauty Connection」の銀座1号店を11月に開設
ＭＴＧ<7806.T>が底堅い。同社は10月8日大引け後に、新ブランド「Beauty Connection」の銀座1号店を11月8日に開設すると発表した。幅広いメニューから顧客のスタイルに合わせて提案する、スタイリングサロン。ヘアデザイン、メイクアップだけでなく、ライフスタイルなどトータルで「本来の自分」を見つけ、理想の姿へ近づけるようサポートするとした。
ＭＴＧ<7806.T>が底堅い。同社は10月8日大引け後に、新ブランド「Beauty Connection」の銀座1号店を11月8日に開設すると発表した。幅広いメニューから顧客のスタイルに合わせて提案する、スタイリングサロン。ヘアデザイン、メイクアップだけでなく、ライフスタイルなどトータルで「本来の自分」を見つけ、理想の姿へ近づけるようサポートするとした。
★9:09 オプティム－続落 エンルートとAI・IoT・ドローンを活用したスマート農業で協業
オプティム<3694.T>が続落。同社は8日、国産ドローンのトップブランドであるエンルート（本社：埼玉県朝霞市）と、AI・IoT・ドローンを活用したスマート農業を推進するため、協業することに合意したと発表した。
両社はドローンの農業利用がより効率よく、より多面的なものとなるスマート農業の実現に向け、今後、積極的に活動するとしている。なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。
オプティム<3694.T>が続落。同社は8日、国産ドローンのトップブランドであるエンルート（本社：埼玉県朝霞市）と、AI・IoT・ドローンを活用したスマート農業を推進するため、協業することに合意したと発表した。
両社はドローンの農業利用がより効率よく、より多面的なものとなるスマート農業の実現に向け、今後、積極的に活動するとしている。なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。
★9:11 薬王堂－いちよしがフェアバリュー引き下げ 20.2期通期では最高益更新を見込む
薬王堂ホールディングス<7679.T>が小安い。いちよし経済研究所では、今20.2期通期では最高益更新を見込むとし、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは4100円→3900円と引き下げた。
会社側が10月4日に発表した今20.2期上期（3～8月）決算は営業微減益かつ会社計画未達の着地。ネガティブな印象は否めないものの、今上期の冷春・7月冷夏を考慮すると、ノーサプライズと判断。同社は食品拡充とともに利便性の高い家庭雑貨を品ぞろえした「小商圏バラエティ型コンビニエンス・ドラッグストア」を展開し、業界屈指のローコストオペレーターでもある。人口密度の高い南東北への出店拡大とスケールメリット享受による収益性向上によって、シェア拡大と利益成長が加速するとの見方に変化はないとした。
薬王堂ホールディングス<7679.T>が小安い。いちよし経済研究所では、今20.2期通期では最高益更新を見込むとし、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは4100円→3900円と引き下げた。
会社側が10月4日に発表した今20.2期上期（3～8月）決算は営業微減益かつ会社計画未達の着地。ネガティブな印象は否めないものの、今上期の冷春・7月冷夏を考慮すると、ノーサプライズと判断。同社は食品拡充とともに利便性の高い家庭雑貨を品ぞろえした「小商圏バラエティ型コンビニエンス・ドラッグストア」を展開し、業界屈指のローコストオペレーターでもある。人口密度の高い南東北への出店拡大とスケールメリット享受による収益性向上によって、シェア拡大と利益成長が加速するとの見方に変化はないとした。
★9:14 Ｊフロント－3日ぶり反落 上期営業益4％増も材料出尽くし
Ｊ．フロント リテイリング<3086.T>が3日ぶり反落。同社は8日に、20.2期上期（3-8月）の連結営業利益（IFRS基準）は252億円（前年同期比4.0％増）だったと発表した。
主力の百貨店事業は減益となったものの、パルコ事業が、顧客起点でのビジネスモデル変革を進める体制を整え、新たなテナント開発や顧客接点拡大・満足度向上に向けたコミュニケーション強化に取り組んだことなどにより、増益となった。また、不動産事業が、増益となったことも寄与した。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
Ｊ．フロント リテイリング<3086.T>が3日ぶり反落。同社は8日に、20.2期上期（3-8月）の連結営業利益（IFRS基準）は252億円（前年同期比4.0％増）だったと発表した。
主力の百貨店事業は減益となったものの、パルコ事業が、顧客起点でのビジネスモデル変革を進める体制を整え、新たなテナント開発や顧客接点拡大・満足度向上に向けたコミュニケーション強化に取り組んだことなどにより、増益となった。また、不動産事業が、増益となったことも寄与した。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
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