前場コメント No.3 ニコン、AIクロス、イオン、ヤマウ、ウエルシアなど
★9:04 ニコン-続落 デジタルカメラ不振の打開策が見えず 「売り」へ引き下げ
ニコン<7731.T>が続落。シティグループ証券では、デジタルカメラ不振の打開策が見えないと判断。投資評価を「2(中立)」→「3(売り)」、目標株価を1500円→1100円と引き下げた。
足元の市場動向を踏まえて、業績予想を下方修正。2017年に半導体露光装置の人員削減や中国工場閉鎖などを行ったが、改革ペースはその後減速。2019年5月に新中計を出したばかりだが、デジカメ市場の縮小加速で再び苦境に陥っている。映像事業と本社の費用削減が不可避だが、映像事業の費用削減は売上高とのトレードオフとなる。
株価は直近のピーク(2018年9月)から40%近く下落したが、コンセンサス予想はまだ下方修正余地があり、業績低迷が続くとの見方が強まることでダウンサイドがあるとの見方を示した。
ニコン<7731.T>が続落。シティグループ証券では、デジタルカメラ不振の打開策が見えないと判断。投資評価を「2(中立)」→「3(売り)」、目標株価を1500円→1100円と引き下げた。
足元の市場動向を踏まえて、業績予想を下方修正。2017年に半導体露光装置の人員削減や中国工場閉鎖などを行ったが、改革ペースはその後減速。2019年5月に新中計を出したばかりだが、デジカメ市場の縮小加速で再び苦境に陥っている。映像事業と本社の費用削減が不可避だが、映像事業の費用削減は売上高とのトレードオフとなる。
株価は直近のピーク(2018年9月)から40%近く下落したが、コンセンサス予想はまだ下方修正余地があり、業績低迷が続くとの見方が強まることでダウンサイドがあるとの見方を示した。
★9:04 AIクロス-急騰 チェンジとアナリティクスサービスを共同開発へ
AI CROSS<4476.T>が急騰。同社は9日に、チェンジ<3962.T>とHR Tech領域のAIアナリティクスサービスの共同開発を開始すると発表した。
今回の共同開発では、ビジネスチャット「InCircle」を活用し、集積したデータをAI分析することで社員のパフォーマンスを可視化し、高業績社員とチャットデータの相関性を発掘した後はそれらの人材に継続的に業績貢献してもらえるよう、エンゲージメント強化(=離職防止)プログラムを実施することを目指すとしている。
AI CROSS<4476.T>が急騰。同社は9日に、チェンジ<3962.T>とHR Tech領域のAIアナリティクスサービスの共同開発を開始すると発表した。
今回の共同開発では、ビジネスチャット「InCircle」を活用し、集積したデータをAI分析することで社員のパフォーマンスを可視化し、高業績社員とチャットデータの相関性を発掘した後はそれらの人材に継続的に業績貢献してもらえるよう、エンゲージメント強化(=離職防止)プログラムを実施することを目指すとしている。
★9:05 イオン-急騰 上期営業益4%減も不正会計の影響除くと増益
イオン<8267.T>が急騰。同社は9日、20.2期上期(3-8月)の営業利益が863億円(前年同期比3.9%減)だったと発表した。通期の会社計画2300億円に対する進ちょくは37.5%。
連結子会社のイオンディライト<9787.T>の子会社であるカジタクで判明した過年度の不正会計処理の修正を1Q(3-5月)期間に一括計上したことが影響した。
セグメント別では、GMS(総合スーパー)事業とSM(スーパーマーケット)事業が消費マインドの冷え込みや7月の天候不順による影響を受けたが、ヘルス&ウエルネス事業、総合金融事業、ディベロッパー事業と、業績回復が続く国際事業は増益となった。
前述の一括計上影響を除けば、営業利益は1009億円(前年同期比12.3%増)だった。なお、株価は実質的な増益を好感した買いが優勢となっている。
イオン<8267.T>が急騰。同社は9日、20.2期上期(3-8月)の営業利益が863億円(前年同期比3.9%減)だったと発表した。通期の会社計画2300億円に対する進ちょくは37.5%。
連結子会社のイオンディライト<9787.T>の子会社であるカジタクで判明した過年度の不正会計処理の修正を1Q(3-5月)期間に一括計上したことが影響した。
セグメント別では、GMS(総合スーパー)事業とSM(スーパーマーケット)事業が消費マインドの冷え込みや7月の天候不順による影響を受けたが、ヘルス&ウエルネス事業、総合金融事業、ディベロッパー事業と、業績回復が続く国際事業は増益となった。
前述の一括計上影響を除けば、営業利益は1009億円(前年同期比12.3%増)だった。なお、株価は実質的な増益を好感した買いが優勢となっている。
★9:06 ヤマウ-4日続伸 ヤマックスと製造の受委託や型枠の相互賃貸で協業
ヤマウ<5284.T>が4日続伸。同社は9日、2019年3月5日に発表していたヤマックス<5285.T>との業務提携について、「製品製造等の受委託」ならびに「型枠の相互賃貸借」について契約締結したと発表した。
今後もさらなるコスト削減を目指し、その他の項目についても引き続き両社で協議を重ねていくとしている。
ヤマウ<5284.T>が4日続伸。同社は9日、2019年3月5日に発表していたヤマックス<5285.T>との業務提携について、「製品製造等の受委託」ならびに「型枠の相互賃貸借」について契約締結したと発表した。
今後もさらなるコスト削減を目指し、その他の項目についても引き続き両社で協議を重ねていくとしている。
★9:06 トヨタ-BofAMLが目標株価引き上げ 次世代車時代を勝ち抜く潜在競争力は増大
トヨタ自動車<7203.T>が底堅い。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、提携強化により次世代車時代を勝ち抜く潜在競争力は増大していると判断。投資評価「買い」を継続、目標株価を7900円→8700円と引き上げた。
トヨタが積極的に進める他社との各種提携は、次世代車時代を勝ち抜くための布石であり、これに伴い、トヨタの潜在競争力は増大。異業種との提携により、従来のトヨタが保持しない「次世代車時代を勝ち抜くための競争力」を得て、その競争力拡大のためにトヨタグループを強化することにより、トヨタは「モビリティ・カンパニー」として成功するための素地を着々と固めていると評価。短期業績でも、今3Qには新型Highlander投入やTacoma増産により一段の米国販売ミックス改善が見込まれる点はポジティブとした。
トヨタ自動車<7203.T>が底堅い。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、提携強化により次世代車時代を勝ち抜く潜在競争力は増大していると判断。投資評価「買い」を継続、目標株価を7900円→8700円と引き上げた。
トヨタが積極的に進める他社との各種提携は、次世代車時代を勝ち抜くための布石であり、これに伴い、トヨタの潜在競争力は増大。異業種との提携により、従来のトヨタが保持しない「次世代車時代を勝ち抜くための競争力」を得て、その競争力拡大のためにトヨタグループを強化することにより、トヨタは「モビリティ・カンパニー」として成功するための素地を着々と固めていると評価。短期業績でも、今3Qには新型Highlander投入やTacoma増産により一段の米国販売ミックス改善が見込まれる点はポジティブとした。
★9:07 ウエルシア-急騰 上期営業益20%増 新規出店数は70店
ウエルシアホールディングス<3141.T>が急騰。同社は9日、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益が184億円(前年同期比22.4%増)だったと発表した。通期の会社計画330億円に対する進ちょくは55.7%。
6月1日付で岡山県を中心に出店している金光薬品(31店舗)を子会社化したほか、グループ全体70店舗の出店を実施したことなどが寄与した。
ウエルシアホールディングス<3141.T>が急騰。同社は9日、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益が184億円(前年同期比22.4%増)だったと発表した。通期の会社計画330億円に対する進ちょくは55.7%。
6月1日付で岡山県を中心に出店している金光薬品(31店舗)を子会社化したほか、グループ全体70店舗の出店を実施したことなどが寄与した。
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