ＴＯＴＯ－3日続伸 北京市内にある工場での衛生陶器の生産を9月末に終了
ＴＯＴＯ<5332.T>が3日続伸。同社は10月9日大引け後に、グループ会社である北京東陶有限公司（中国）が、北京市内にある工場での衛生陶器の生産を9月末に終了したと発表した。
同工場は1994年に設立した、ＴＯＴＯグループ最初の中国での衛生陶器生産拠点。その後、1995年に東陶機器（北京）有限公司、2001年に東陶華東有限公司、2011年に東陶（福建）有限公司を設立し、中国国内での衛生陶器の生産能力を強化。
北京東陶の周辺地域は従前より宅地化が進行しており、2018年には北京市より公開された都市再開発計画で住宅用途地域となり、宅地化が急速に進行。こうした状況変化を受け、北京東陶以外の中国国内拠点を中心に、ベトナム・タイなど周辺国の生産拠点も含めたグローバルな供給体制の最適化を検討。今般、旺盛な中国市場への衛生陶器の安定供給が十分に行えることを確認したとして、北京東陶においては、合弁パートナー企業との協議のうえ、同工場での生産を終了するとした。
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