前場コメント No.7  松竹、メディカネット、アズ企画、CANBAS、CSP、マニーなど

2019/10/11(金) 11:30
★9:17  松竹-もみ合い 上期営業益を上方修正 映画興行事業が好調
 松竹<9601.T>がもみ合い。同社は10日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益予想を従来の24.3億円から33.2億円(前期比35.5%増)に引き上げると発表した。映像関連事業において同社グループの映画興行事業が当初の想定以上の成績を挙げた作品が多かったことなどにより、前回予想を上回る見込みとなった。

★9:17  メディカルネット-急騰 1Q営業益2.3倍 医療機関経営支援事業の営業損失が縮小
 メディカルネット<3645.T>が急騰。同社は10日に、20.5期1Q(6-8月)の連結営業利益が3600万円(前年同期比2.3倍)だったと発表した。上期の会社計画2000万円を超過している。

 歯科分野、美容・エステ分野に特化したポータルサイトの運営において、広告収入などが減少したものの、医療機関経営支援事業のセグメント損失が大幅に縮小したことが寄与した。
 

★9:17  アズ企画設計-大幅反落 上期営業赤字転落 金融機関の融資厳格化響く
 アズ企画設計<3490.T>が大幅反落。同社は10日に、20.2期上期(3-8月)の営業損益は0.9億円の赤字(前年同期は1.2億円の黒字)だったと発表した。金融機関の融資厳格化の影響により、売却活動が滞ったことが響いた。通期の会社計画2.8億円の黒字は据え置いた。

★9:20  キャンバス-急落 新株予約権・CB発行で12億円調達 臨床試験費用などに充てる
 キャンバス<4575.T>が急落。同社は10日に、投資事業有限責任組合インフレクションII号Vを割当予定先とする第三者割当により、第15回新株予約権ならびに第3回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表した。

 割当日は10月31日。割り当て予定先に新株予約権を5586個(発行価格767円、当初行使価格895円、潜在株式数55万8000株)とCB49個(発行価格100円、当初転換価額895円、潜在株式数83万7982株)を割り当て、合計で手取り概算額12億4422万5462円を調達。抗がん剤候補化合物の臨床試験費用や運転資金に充てる。

 併せて、アドバンテッジアドバイザーズと事業提携契約を締結することも発表した。上記第三者割当に際し、同社がサービスを提供するファンドを割当先とすることで、資金調達のみならず経営支援を受けることができ、同社の企業価値の向上を図ることが可能であるとしている。

★9:22  CSP-急騰 上期営業益10%増 セキュリティ事業・ビル管理・不動産事業ともに好調
 CSP(セントラル警備保障)<9740.T>が急騰。同社は10日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益は21.2億円(前年同期比9.8%増)だったと発表した。通期の会社計画39.0億円に対する進ちょくは54.2%となっている。

 セキュリティ事業が、常駐警備部門において沖縄の海上警備と鉄道関連向けの臨時警備が好調に推移したことや、機械警備部門において鉄道関連向けを中心とした画像関連サービスが堅調に推移したことなどにより、増益となった。また、ビル管理・不動産事業が増益となったことも寄与した。

★9:28  マニー-急落 今期営業益8%増見込むも市場コンセンサス下回る
 マニー<7730.T>が急落。同社は10日に、20.8期通期の連結営業利益予想は63.0億円(前期比7.5%増)と発表した。市場コンセンサスは68.3億円。

 ベトナムMANI HANOIの新工場本格稼働後のレイアウトの見直しおよび工程改善による原価低減に加え、コスト削減および短納期化のために設備の自動化および省人化に努め、海外生産拠点でのいっそうの品質向上と本格的な生産の効率化に取り組むとしている。

 併せて発表した、19.8期通期の連結営業利益は58.7億円(前の期比15.5%増)だった。フーエン第2工場の増産体制構築に伴う売上原価率の改善などが寄与した。

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