前場コメント No.6 ＳＦＰ、アジュバンコスメ、デザインワン、ＨＩＳ、ファストリなど
★9:09 ＳＦＰ－底堅い 通期営業益を上方修正 上期は11％増で着地
ＳＦＰホールディングス<3198.T>が底堅い。同社は11日に、20.2期通期の連結営業利益予想を従来の24.0億円から27.0億円（前期比7.1％減）に引き上げると発表した。
上期において、磯丸水産を中心とする既存店の業績が堅調に推移したほか、7月1日付で新たにクルークダイニングが連結子会社に加わったことなどから、前回予想を上回る見込みとなった。
併せて発表した、20.2期上期（3-8月）の連結営業損益は14.9億円（前年同期比10.7％増）だった。
ＳＦＰホールディングス<3198.T>が底堅い。同社は11日に、20.2期通期の連結営業利益予想を従来の24.0億円から27.0億円（前期比7.1％減）に引き上げると発表した。
上期において、磯丸水産を中心とする既存店の業績が堅調に推移したほか、7月1日付で新たにクルークダイニングが連結子会社に加わったことなどから、前回予想を上回る見込みとなった。
併せて発表した、20.2期上期（3-8月）の連結営業損益は14.9億円（前年同期比10.7％増）だった。
★9:10 アジュバンコスメ－反落 上期営業赤字転落見込む スキンケア商品の売上高が予想下回る
アジュバンコスメジャパン<4929.T>が反落。同社は11日に、20.3期上期（3月21日-9月20日）の連結営業損益予想を従来の700万円の黒字から2億5000万円の赤字（前年同期は1億6200万円の黒字）に引き下げると発表した。
スキンケア商品の売上高は、「All Enrich（オールエンリッチ）」が、概ね計画通りに推移しているが、当期よりスタートした新キャンペーン制度の浸透に時間を要したことと、変更前制度の前期末駆け込み需要の影響により、予想を下回る見込みとなった。また、ヘアケア商品の売上高が、上記キャンペーン制度の変更などの影響に加えて、前期リリースした新商品の販売が想定よりも伸び悩んだ結果、予想を下回る見込みとなったことも響く。
アジュバンコスメジャパン<4929.T>が反落。同社は11日に、20.3期上期（3月21日-9月20日）の連結営業損益予想を従来の700万円の黒字から2億5000万円の赤字（前年同期は1億6200万円の黒字）に引き下げると発表した。
スキンケア商品の売上高は、「All Enrich（オールエンリッチ）」が、概ね計画通りに推移しているが、当期よりスタートした新キャンペーン制度の浸透に時間を要したことと、変更前制度の前期末駆け込み需要の影響により、予想を下回る見込みとなった。また、ヘアケア商品の売上高が、上記キャンペーン制度の変更などの影響に加えて、前期リリースした新商品の販売が想定よりも伸び悩んだ結果、予想を下回る見込みとなったことも響く。
★9:10 デザインワン－急落 今期営業益65％減見込み 主力のエキテン事業で苦戦続く
デザインワン・ジャパン<6048.T>が急落。同社は11日、20.8期通期の営業利益予想が1.5億円（前期比64.5％減）だと発表した。市場コンセンサスは3.2億円。
「エキテン」における有料店舗会員数および掲載単価が減少傾向にあり、次期は集客力を回復させることによって、店舗数の増加を図ることを最優先とした施策を実施するとしている。
19.8期の連結営業利益は4.2億円だった。なお、同社は前年同期の財務諸表を作成していないため、対前年同期増減率については記載していない。
デザインワン・ジャパン<6048.T>が急落。同社は11日、20.8期通期の営業利益予想が1.5億円（前期比64.5％減）だと発表した。市場コンセンサスは3.2億円。
「エキテン」における有料店舗会員数および掲載単価が減少傾向にあり、次期は集客力を回復させることによって、店舗数の増加を図ることを最優先とした施策を実施するとしている。
19.8期の連結営業利益は4.2億円だった。なお、同社は前年同期の財務諸表を作成していないため、対前年同期増減率については記載していない。
★9:10 ＨＩＳ－野村が目標株価引き下げ 主力の旅行事業は緩やかな増収・増益基調を維持
エイチ・アイ・エス<9603.T>がもみ合い。野村証券では、主力の旅行事業は緩やかな増収、増益基調を維持しているとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価を4100円→3500円と引き下げた。
今19.10期以降の営業利益を年間25億円～39億円下方修正。主な要因は（1）イベント集客力低下に伴うハウステンボスの訪園者数弱含み、（2）九州産業交通事業のテナント収入の弱含み。旅行事業は香港の情勢悪化や韓国との関係性悪化など、厳しい外部環境が続くが、月次の状況から韓国旅行を中心に海外旅行需要は底堅い。8～10月期の旅行事業の取扱人数は前年同期比2.6％減にとどまると予想。
来20.10期は今19.10期に発生を見込む買収案件の弁護士費用などの一過性コスト負担のはく落（営業増益18億円）も想定。来20.10期～22.10期の営業利益の増益率を年率8.4％と予想。
エイチ・アイ・エス<9603.T>がもみ合い。野村証券では、主力の旅行事業は緩やかな増収、増益基調を維持しているとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価を4100円→3500円と引き下げた。
今19.10期以降の営業利益を年間25億円～39億円下方修正。主な要因は（1）イベント集客力低下に伴うハウステンボスの訪園者数弱含み、（2）九州産業交通事業のテナント収入の弱含み。旅行事業は香港の情勢悪化や韓国との関係性悪化など、厳しい外部環境が続くが、月次の状況から韓国旅行を中心に海外旅行需要は底堅い。8～10月期の旅行事業の取扱人数は前年同期比2.6％減にとどまると予想。
来20.10期は今19.10期に発生を見込む買収案件の弁護士費用などの一過性コスト負担のはく落（営業増益18億円）も想定。来20.10期～22.10期の営業利益の増益率を年率8.4％と予想。
★9:10 ファストリ－野村が目標株価引き下げ ECの高成長が続いている
ファーストリテイリング<9983.T>が3日続伸。野村証券では、ECの高成長が続いているとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は67000円→66000円と引き下げた。
10月10日引け後に発表された前19.8期IFRS事業利益は前期比5％増益の2651億円と、会社計画2650億円（同5％増益）を達成し、野村予想2600億円を若干上回る着地。Q4（6～8月期）事業利益は前年同期から大幅な増益を達成し、下期事業利益は上期の前年同期比5％減益から同30％増益へと大幅にモメンタムを改善させた。
会社の今20.8期連結事業利益見通しは前期比5.6％増益の2800億円と、野村従来予想3070億円を下回る数値。香港のデモや韓国における不買運動、中国元安などがその背景。出店計画も従来の野村想定を下回っており、これら要素を反映させ、野村予想を下方修正するとした。今期連結事業利益については同9.4％増益の2900億円を、連結営業利益については同10.6％増益の2850億円を予想。
ファーストリテイリング<9983.T>が3日続伸。野村証券では、ECの高成長が続いているとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は67000円→66000円と引き下げた。
10月10日引け後に発表された前19.8期IFRS事業利益は前期比5％増益の2651億円と、会社計画2650億円（同5％増益）を達成し、野村予想2600億円を若干上回る着地。Q4（6～8月期）事業利益は前年同期から大幅な増益を達成し、下期事業利益は上期の前年同期比5％減益から同30％増益へと大幅にモメンタムを改善させた。
会社の今20.8期連結事業利益見通しは前期比5.6％増益の2800億円と、野村従来予想3070億円を下回る数値。香港のデモや韓国における不買運動、中国元安などがその背景。出店計画も従来の野村想定を下回っており、これら要素を反映させ、野村予想を下方修正するとした。今期連結事業利益については同9.4％増益の2900億円を、連結営業利益については同10.6％増益の2850億円を予想。
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