前場コメント No.11 ニッケ、東洋電機製造、オークワ、日本国土開発、ネオスなど

2019/10/15(火) 11:31
★9:56  富士電機-SBIが目標株価引き下げ 業績予想を下方修正
 富士電機<6504.T>が3日続伸。SBI証券では、業績予想を下方修正。投資判断「買い」を継続も、目標株価は4700円→4550円と引き下げた。
 今20.3期営業利益は624億円から596億円へ下方修正。パワエレ・エネルギーソリューションは工作機械向けの器具(電磁開閉器、ブレーカーなど)の弱含みを考慮し、10億円下方修正。パワエレ・インダストリーソリューションは、低圧インバータの回復遅れを勘案し、10億円下方修正。電子デバイスは、産業用パワー半導体の回復遅れを考慮し、20億円下方修正。一方、「消去または全社」は、経費抑制が強化されると考え、14億円上方修正。下方修正後のSBI予想の営業利益は前年同期比▲0.6%減。ほぼ横ばい程度であり、業績が大幅に悪化するというよりも、やや停滞という表現が適切と思われるとした。
 中国景気の減速を背景としたFA業界の停滞の影響を同社も受けるが、国内の老朽化した施設の更新需要、EV用パワー半導体など、同社の独自要因で伸びる事業を持つことが比較的「堅調」な業績の背景とSBIでは認識しているとした。

★10:01  ニッケ-急騰 通期営業利益を上方修正 産業機材事業でFAが好調
 ニッケ<3201.T>が急騰。同社は11日、20.2期通期の連結営業益予想を従来の90.0億円から95.0億円(前期比13.5%増)に引き上げると発表した。
 FAが好調な産業機材事業および新規グループ会社の業績が寄与している生活流通事業が増益見込み。人とみらい開発事業の販売用不動産の売却益も貢献し、前回予想を上回る見通しとしている。
 併せて発表した19.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は75.6億円(前年同期比39.1%増)だった。

★10:03  グリーンズ-一時急伸 上限1万株・1560万円の自己株取得枠を設定
 グリーンズ<6547.T>が一時急伸。同社は10月15日10時に、上限1万株・1560万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 上限株数を取得する場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は0.08%。取得期間は10月15日~10月25日で、取引所市場より取得(立会外取引含む)する。取締役に対して交付する譲渡制限付株式に充当すること、また、将来の機動的な資本政策を可能とすることを目的とするものとした。

★10:05  東洋電機製造-急騰 1Q営業赤字縮小 交通事業の増益や産業事業の損益改善が寄与
 東洋電機製造<6505.T>が急騰。同社は11日に、20.5期1Q(6-8月)の連結営業損益は0.5億円の赤字(前年同期は5.8億円の赤字)だったと発表した。
 交通事業が、国内民鉄向け、中国向けなどが増加したことなどより、大幅な増益となった。また、産業事業が原価管理、工程管理の強化及び経費の圧縮に努めたことにより、黒字転換したことも寄与した。

★10:08  オークワ-大和が目標株価引き上げ 業績は回復基調にあるも利益水準が低い見通し
 オークワ<8217.T>が続伸。大和証券では、業績は回復基調にあるも、利益水準が低いとみて、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は1150円→1250円と引き上げた。2Q連結は累計で28.7%営業減益ながら、2Qで11.1%営業増益。単体2Qは既存店売上高が減速したが、粗利益率改善でカバー。大和利益予想は小幅増額するとした。

★10:11  日本国土開発-大幅に3日ぶり反発 1Q営業益7%増 土木事業で利益率が改善
 日本国土開発<1887.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は11日に、20.5期1Q(6-8月)の連結営業利益が21.4億円(前年同期比6.8%増)だったと発表した。完成工事高が増加しているほか、土木事業における売上総利益率の改善などが寄与した。

★10:15  ネオス-急落 上期最終益28%減 事務所移転費用の計上響く
 ネオス<3627.T>が急落。同社は11日に、20.2期上期(3-8月)の連結純利益は1.6億円(前年同期比27.5%減)だったと発表した。前年同期に新株予約権戻入益を計上していた反動や、事務所移転費用の計上が響いた。


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