前場コメント No.6 オプティム、扶桑電通、クレスコ、YKT、神戸物産など

2019/10/21(月) 11:30
★9:30  テーオーHD-売り気配 株主優待制度を中止
 テーオーホールディングス<9812.T>が売り気配。同社は18日に、2019年の株主優待制度を中止すると発表した。
 業績の低迷が続いており、早急に業績を回復させ財務体質を強化することが株主の長期的な利益につながるとしている。

★9:34  オプティム-小高い 「OPTiM AI Research」、「OPTiM AI Signage」をリリース
 オプティム<3694.T>が小高い。同社は10月18日大引け後に、「OPTiM AI Research」と「OPTiM AI Signage」をリリースすると発表した。
 「OPTiM AI Research」とは、小売店舗内に設置されたタブレット・カメラによって画像解析を行い、商品に対するお客様の反響を収集するAIサービス。「蔦屋家電+」へ提供している「OPTiM AI Camera for Retail CE」をベースとして開発した。売場へ訪れた顧客数・年齢・性別・訪問時刻・滞留時間など、POSレジでは得られない顧客の行動を含む分析データを取得することができるため、潜在的ニーズに合わせた商品売場の配置変更、商品販促方法の刷新など、新たな販売施策の検討が可能になるとした。

★9:37  扶桑電通-ストップ高買い気配 通期営業益を上方修正 PCの入れ替え需要堅調
 扶桑電通<7505.T>がストップ高買い気配。同社は18日に、19.9期通期の連結営業損益予想を従来の3.5億円の黒字から7.7億円の黒字(前の期は1.8億円の赤字)に引き上げると発表した。
 Windows7のサポート終了に伴うPCの入替商談や地方自治体を中心とした公共ビジネスなどが順調に推移したことにより、前回計画を上回る見込みとしている。

★9:42  クレスコ-TIWが「2+」継続 株価にはなお上昇余地があろう
 クレスコ<4674.T>が小高い。投資情報会社のTIWでは、株価にはなお上昇余地があろうとコメント。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 10月17日の日経観測記事を受けて株価は急騰したが、なお上値余地があると判断。収益体質向上が着実に進んでおり、今20.3期は通期でも会社予想上振れと増益が見込めるとした。IT投資がプラス成長のトレンドにある中で、ITビジネス領域のほぼすべてをカバーできる優位性を持つ同社の成長余地は大きいとの見方に変更はないとした。

★9:47  YKTなど-量子コンピューター関連が高い グーグルが実証実験成功かとの日経報道を材料視
 YKT<2693.T>、エヌエフ回路設計ブロック<6864.T>など量子コンピューター関連が高い。日本経済新聞電子版は18日、米グーグルが、理論上の概念だった性能を実証し、最先端のスパコンで1万年かかる問題を瞬時に解く実験に成功したもようだと報じたことが手がかり。
 記事によれば、理論上はスパコンを上回るとされた計算性能を、グーグルは世界で初めて実証したとみられる。グーグルは「コメントできない」としているが、近く正式発表するもようだとしている。
 同報道を受け、量子コンピュータ関連の事業を手がける関連企業が動意づいており、株価上昇に期待した投資家の買いが向かっているもよう。

★9:49  神戸物産-UBSが新規「Buy」 「タピオカ便乗銘柄にあらず」
 神戸物産<3038.T>が3日ぶり反発。UBS証券では、「タピオカ便乗銘柄にあらず」と注目。レーティング「Buy」、目標株価7000円として、カバレッジを開始した。
 フランチャイズ(FC)を販路に擁し、成長している割安なライベートブランド商品に注目。消費増税を機に成長持続の確度が上昇、さらに利益率とバランスシートの改善も予想される、長期の成長は十分織り込まれていないと判断。
 大流行中のタピオカと同社を関連付ける向きがあるが、タピオカ売上構成比は0.5%に過ぎない。目標株価は残余利益モデルに基き、前提年度は21.10期、資本コスト5%、成長率0.5%、21.10期予想PER24倍相当。今後3年間の年率平均利益成長率13%、類似企業比較で妥当な水準と考えるとした。


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