〔Market Flash〕食品セクターの決算では下方修正に警戒~SMBC日興

2019/10/21(月) 13:30
【13:30】食品セクターの決算では下方修正に警戒~SMBC日興  SMBC日興証券では3月期決算の食品メーカーに関して、2Q決算発表シーズンに向けては通期見通しの下方修正が相次ぐとみており、警戒が必要と指摘している。上方修正が期待されて目先の決算で株価が上がる銘柄は少ないと予想。企業によって明暗は分かれるとみており、海外事業の良し悪しや国内消費の好不調、価格是正の有無、素材ビジネスの関与の度合いなどが業績を左右すると判断している。また2Qに関しては、経営側が課題事業を本質から改善する具体策を示すことができるかどうかが焦点になると考えている。 【12:40】ドラッグストアでは調剤薬局の重要性が増している~野村  野村証券では、ドラッグストア株に「強気」スタンスで臨みたいとコメント。大手ドラッグストアでは、(1)他業態から食料品・日用品などのコモディティのシェア獲得に加えて、(2)業界再編、(3)調剤事業進出―などにより、中期的に利益成長が期待できると判断している。ただし、これらの成長要素を加速させるには「規模」が重要と考えており、足元で景気変動の影響を受けにくい調剤で客数が伸びていることを指摘している。野村では今後、調剤への取り組みにより企業間で利益成長性に格差が生じると予想。個別では、調剤併設型店舗の比率が高いウエルシアホールディングス<3141.T>と、調剤型併設店舗の店舗構成比を高めつつあるツルハホールディングス<3391.T>に注目している。 【10:40】自動車部品・タイヤは期待値は低いが全体での大幅改善は見込めず~みずほ  みずほ証券では自動車部品・タイヤセクターの7-9月期決算見通しについて考察している。株式市場の期待値は既に低いため、想定以上に各社の通期ガイダンスが低くなる可能性はあるとしながらも、それでもネガティブサプライズには至らないと、みずほでは予想している。一方、外部環境の回復時期が明確でないため、セクター全体へのセンチメントが大きく改善するのも難しいと考えている。当該セクターでは、個別要因で業況改善や成長が見込める企業に注目するとの見方を継続しており、個別の注目銘柄には、デンソー<6902.T>、スタンレー電気<6923.T>、小糸製作所<7276.T>、豊田自動織機<6201.T>、太平洋工業<7250.T>、アイシン精機<7259.T>を挙げている。 【9:30】9月消費者物価指数はエネルギー安を主因に鈍化継続~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、9月の消費者物価指数(CPI)を受けてリポートしている。9月のコアCPIは前年比+0.3%と、8月から0.2pt鈍化した。エネルギー価格の下落継続や、円安効果の一巡、食品の値上げペース鈍化などが弱含みの要因となっている。駆け込み需要をにらんだ消費増税直前の小売各社の特売は期間7日以内ならCPI調査の対象外となり、統計上の影響は限定的だったもよう。ただし、物価が上昇した品目の数が全体に占める比率は、同下落比率に対して縮小し始めており、2019年に拡大していた値上げの動きが一服しているようだと三菱UFJMSではコメントしている。 【8:45】寄り前気配はセ硝子、OSG、サンゲツ、大垣銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、セ硝子<4044>+5.87%、OSG<6136>+5.64%、サンゲツ<8130>+4.94%、大垣銀<8361>+4.84%、ウシオ電<6925>+4.68%、日梱包<9072>+4.63%、大気社<1979>+3.87%、七十七<8341>+3.77%、住友鉱<5713>+3.75%、三和HD<5929>+3.69%などが高い気配値。  一方、福山運<9075>-18.32%、メディパル<7459>-8.40%、TSテック<7313>-5.96%、ニッパツ<5991>-5.48%、日信工業<7230>-5.19%、ニフコ<7988>-4.50%、日揮<1963>-3.85%、キッコーマン<2801>-3.82%、ヤマハ<7951>-3.58%、スタンレ電<6923>-3.48%などが安い気配値となっている。
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