前場コメント No.7 王子ＨＤ、双日、信越化、夢の街、小僧寿し、ＳＵＭＣＯ、クオールＨＤ、ナガワなど
★10:01 王子ＨＤ－3日続伸 パルプ原料とした国産プラスチック製造で環境省委託事業に採択
王子ホールディングス<3861.T>が3日続伸。同社は21日に、バイオプラスチック（ポリ乳酸、ポリエチレン）開発事業が、双日<2768.T>傘下の双日プラネットとともに、環境省が行なうCO2排出抑制およびプラスチック資源循環システムの構築を目的とする委託事業「令和元年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に採択されたと発表した。
従来の石油を原料とするプラスチックを、持続可能なバイオマスを原料としたバイオプラスチックに置き換えることで、大気中へのCO2排出を抑制し、地球温暖化防止に貢献することを目指す。一般的なバイオプラスチックは主にサトウキビやトウモロコシなどの可食原料から製造されるが、この事業では非可食である樹木由来のパルプを原料としたポリ乳酸やポリエチレンの製造を実証するとしている。
王子ホールディングス<3861.T>が3日続伸。同社は21日に、バイオプラスチック（ポリ乳酸、ポリエチレン）開発事業が、双日<2768.T>傘下の双日プラネットとともに、環境省が行なうCO2排出抑制およびプラスチック資源循環システムの構築を目的とする委託事業「令和元年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に採択されたと発表した。
従来の石油を原料とするプラスチックを、持続可能なバイオマスを原料としたバイオプラスチックに置き換えることで、大気中へのCO2排出を抑制し、地球温暖化防止に貢献することを目指す。一般的なバイオプラスチックは主にサトウキビやトウモロコシなどの可食原料から製造されるが、この事業では非可食である樹木由来のパルプを原料としたポリ乳酸やポリエチレンの製造を実証するとしている。
★10:05 信越化学工業－ＣＳが目標株価引き上げ 総合力の強さが光る
信越化学工業<4063.T>が続落。クレディ・スイス証券では、総合力の強さが光ると指摘。投資評価「Neutral」を継続、目標株価は10560円→11830円と引き上げた。
塩ビ事業では(1)中国での景気減速の影響に伴う苛性ソーダの販売低迷、(2) エチレンプラントが 20/3期後半から立ち上がることによる減価償却費増、により減益基調が続くと予想するが、半導体シリコンでは市況低迷の局面でも減価償却費が20/3 期をピークに減少すると想定することで増益、シリコーンも注力する機能品の販売増が牽引することで、全社では増益が続くとみている。
信越化学工業<4063.T>が続落。クレディ・スイス証券では、総合力の強さが光ると指摘。投資評価「Neutral」を継続、目標株価は10560円→11830円と引き上げた。
塩ビ事業では(1)中国での景気減速の影響に伴う苛性ソーダの販売低迷、(2) エチレンプラントが 20/3期後半から立ち上がることによる減価償却費増、により減益基調が続くと予想するが、半導体シリコンでは市況低迷の局面でも減価償却費が20/3 期をピークに減少すると想定することで増益、シリコーンも注力する機能品の販売増が牽引することで、全社では増益が続くとみている。
★10:06 夢の街創造委員会－大幅高 軽減税率で持ち帰り「中食」拡大 日経報道
夢の街創造委員会<2484.T>が大幅高。日本経済新聞電子版が21日23時、軽減税率の適用で持ち帰り「中食」が拡大していると報じたことが手がかり。
記事によれば、同社の宅配サービス「出前館」は10月の第2週目（平日）までの注文数が前年同期比2割増としている。持ち帰りすしの老舗である小僧寿し<9973.T>もつれ高しており、10時時点で前日比9％超まで上昇している。
夢の街創造委員会<2484.T>が大幅高。日本経済新聞電子版が21日23時、軽減税率の適用で持ち帰り「中食」が拡大していると報じたことが手がかり。
記事によれば、同社の宅配サービス「出前館」は10月の第2週目（平日）までの注文数が前年同期比2割増としている。持ち帰りすしの老舗である小僧寿し<9973.T>もつれ高しており、10時時点で前日比9％超まで上昇している。
★10:15 ＳＵＭＣＯ －ＣＳが目標株価引き上げ 株価がさらに押し上がる材料に欠ける
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が反落。クレディ・スイス証券では、株価がさらに押し上がる材料に欠けると指摘。投資評価「Neutral」を継続、目標株価は1180円→1510円と引き上げた。
投資評価を継続する理由として、（1）少なくとも21年までは供給過剰の状況が続くが、ウェーハ価格は2桁％近い値崩れはしない状況が続くと想定、（2）連結子会社の ＦｏｒｍｏｓａＳＵＭＣＯの業績下振れ懸念もあること、（3）足元の株価・バリュエーションともに供給過剰の懸念が台頭した18年半ば頃の水準であり、市場環境を踏まえると妥当な水準と考える、の3点を挙げている。
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が反落。クレディ・スイス証券では、株価がさらに押し上がる材料に欠けると指摘。投資評価「Neutral」を継続、目標株価は1180円→1510円と引き上げた。
投資評価を継続する理由として、（1）少なくとも21年までは供給過剰の状況が続くが、ウェーハ価格は2桁％近い値崩れはしない状況が続くと想定、（2）連結子会社の ＦｏｒｍｏｓａＳＵＭＣＯの業績下振れ懸念もあること、（3）足元の株価・バリュエーションともに供給過剰の懸念が台頭した18年半ば頃の水準であり、市場環境を踏まえると妥当な水準と考える、の3点を挙げている。
★10:15 クオール－3日続伸 通期営業益を上方修正 保険薬局事業の売上高が当初計画上回る
クオールホールディングス<3034.T>が3日続伸。同社は21日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の75.0億円から76.0億円（前期比7.8％増）に引き上げると発表した。
保険薬局事業において、受付回数の増加および新薬の普及などによる薬剤料単価の増加により、売上高が当初計画を上回って推移している。また、BPO事業において、CSO事業および紹介派遣事業が好調に進ちょくしていることもあり、当初計画を上回る見通しとなった。
20.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想については、従来の32.0億円から33.0億円（前年同期比7.5％増）に引き上げている。
クオールホールディングス<3034.T>が3日続伸。同社は21日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の75.0億円から76.0億円（前期比7.8％増）に引き上げると発表した。
保険薬局事業において、受付回数の増加および新薬の普及などによる薬剤料単価の増加により、売上高が当初計画を上回って推移している。また、BPO事業において、CSO事業および紹介派遣事業が好調に進ちょくしていることもあり、当初計画を上回る見通しとなった。
20.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想については、従来の32.0億円から33.0億円（前年同期比7.5％増）に引き上げている。
★10:23 ナガワ－3日ぶり反発 上期営業益4％減も2Qは好調
ナガワ<9663.T>が3日ぶり反発。同社は21日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は17.0億円（前年同期比4.0％減）だったと発表した。通期の会社計画45.0億円に対する進ちょくは37.8％となっている。
おう盛なレンタル需要に対応するための計画的な中古販売の抑制と、施策的資産の移動およびCM広告費用などが響いた。なお、1Q時点で6.0億円（前年同期比10.2％減）だっただったので2Qは好調だった。
ナガワ<9663.T>が3日ぶり反発。同社は21日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は17.0億円（前年同期比4.0％減）だったと発表した。通期の会社計画45.0億円に対する進ちょくは37.8％となっている。
おう盛なレンタル需要に対応するための計画的な中古販売の抑制と、施策的資産の移動およびCM広告費用などが響いた。なお、1Q時点で6.0億円（前年同期比10.2％減）だっただったので2Qは好調だった。
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