〔Market Flash〕日銀が28日にJ-REITを買い入れた意味は?~野村

2019/10/29(火) 12:40
【12:40】日銀が28日にJ-REITを買い入れた意味は?~野村  野村証券では、28日に日銀がJ-REITを12億円買い入れたことに注目している。日銀は今年J-REITの買い入れペースを抑制している。また、28日は株式およびJ-REIT相場は安定しており、相場の調整を受けた買い入れではなかった。こうした状況下で日銀が28日にわざわざJ-REITを買い入れた理由に関して野村では、同日に国内金利がさまざまな年限で軒並み8月初旬以来の水準まで上昇したことが考えられるとしている。加えて、10月の金融政策決定会合を前に、日銀がJ-REIT相場へも目配りしていることを行動で示す意図があったとも考えている。 【10:30】Fedは10月に0.25%の利下げで打ち止めへ~SMBC日興  SMBC日興証券では、10月30日に開催されるFOMCで0.25%の利下げを予想している。Fedは米中貿易摩擦などの不確実性に対して予防的な利下げを行ってきた。しかし、足元では市場のボラティリティは低下しており、不確実性の後退から予防的な利下げはさほど必要ない状況にある。しかしSMBC日興では、市場が93.7%の確率で利下げを織り込んでおり、逆イールドもまだ残っていることから、Fedは市場の混乱を避けるとともに逆イールドの解消を狙って利下げを行うとみている。また、恐らく今回が最後の利下げになるだろうとコメントしている。 【9:45】ゼネコン2Q決算の注目点は完工総利益率の動向~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では建設セクターに関して、2Q決算ではゼネコン・サブコンともに堅調な業績を予想している。また決算では、単体の完工総利益率(マージン)の動向に注目している。建築では、大型工事の進ちょくや工事終盤での利益率改善などから、1Q比でマージンが改善しているかが注目点とみており、改善が確認できれば、下期に向けてマージン上昇期待が高まると予想している。土木では、手持ち工事の採算が改善するなか、高水準のマージンを持続できているかがポイントと考えている。個別では、下期に向けて熊谷組<1861.T>に注目している。 【8:45】寄り前気配はT&DHD、東邦HD、クレセゾン、アルフレッサが高い気配値  主力株の寄り前気配では、T&DHD<8795>+24.43%、東邦HD<8129>+18.47%、クレセゾン<8253>+6.09%、アルフレッサ<2784>+4.35%、ネクソン<3659>+4.29%、ユー・エス<4732>+4.23%、NOK<7240>+4.09%、福山運<9075>+3.80%、キッコーマン<2801>+3.35%、日本ペ<4612>+3.17%などが高い気配値。  一方、京阪電<9045>-5.20%、栗田工<6370>-4.40%、スタンレ電<6923>-3.65%、ADEKA<4401>-2.94%、NKSJHD<8630>-2.36%、三井金<5706>-2.27%、スギHD<7649>-1.80%、ツムラ<4540>-1.80%、小糸製<7276>-1.61%、池田泉州<8714>-1.52%などが安い気配値となっている。
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