前場コメント No.17 コメリ、富士通ゼネラル、木村化工機、良品計画、野村総合研究所など
★10:15 コメリ－野村が目標株価引き下げ 売上成長の加速が待たれる
コメリ<8218.T>が小高い。野村証券では、売上成長の加速が待たれるとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2700円→2600円と引き下げた。
算定基準EPSを来21.3期に進めてPER12倍を適用、目標株価2600円と算定。日用品を中心に異業種との競争が激化するなかで、有効そうな対策に乏しく、中期の売上成長性も不透明。また、野村カバーホームセンター4社平均PER12倍と、トップラインの成長期待が低いことから、小売35社平均に対して約40％ディスカウントされている点も考慮。増収加速が最大の経営課題。
長野県の農協から物販を受託。まだ、実験段階で今後の動向を見る必要があるものの、成功すれば他の農協に波及する可能性が見えようとコメント。
コメリ<8218.T>が小高い。野村証券では、売上成長の加速が待たれるとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2700円→2600円と引き下げた。
算定基準EPSを来21.3期に進めてPER12倍を適用、目標株価2600円と算定。日用品を中心に異業種との競争が激化するなかで、有効そうな対策に乏しく、中期の売上成長性も不透明。また、野村カバーホームセンター4社平均PER12倍と、トップラインの成長期待が低いことから、小売35社平均に対して約40％ディスカウントされている点も考慮。増収加速が最大の経営課題。
長野県の農協から物販を受託。まだ、実験段階で今後の動向を見る必要があるものの、成功すれば他の農協に波及する可能性が見えようとコメント。
★10:17 富士通ゼネラル－野村が目標株価引き上げ 先行投資が成果を出しつつある点は好印象
富士通ゼネラル<6755.T>が小高い。野村証券では、先行投資が成果を出しつつある点は好印象とコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1700円→2000円と引き上げた。
空調機のグローバルな市場拡大が続いており、省エネ規制の強化や新興国の普及率上昇が中期的な事業機会となりそう。一方、短期業績が素材・部品市況や為替変動の影響を受けやすい点には引き続き注意が必要。欧州など海外市場における空調機の販売拡大と、情報通信システムの好調により、業績は野村の従来予想を上回って推移。今20.3期以降の野村の利益予想を上方修正。
富士通ゼネラル<6755.T>が小高い。野村証券では、先行投資が成果を出しつつある点は好印象とコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1700円→2000円と引き上げた。
空調機のグローバルな市場拡大が続いており、省エネ規制の強化や新興国の普及率上昇が中期的な事業機会となりそう。一方、短期業績が素材・部品市況や為替変動の影響を受けやすい点には引き続き注意が必要。欧州など海外市場における空調機の販売拡大と、情報通信システムの好調により、業績は野村の従来予想を上回って推移。今20.3期以降の野村の利益予想を上方修正。
★10:18 木村化工機－ストップ高買い気配 コスト6分の1のアンモニア回収装置 来年から受注 日刊工報道
木村化工機<6378.T>がストップ高買い気配。日刊工業新聞電子版は31日、同社がコストを約6分の1に低減したアンモニア回収装置の受注に乗り出すと報じたことが材料。
化成品や半導体業界向けに需要が増加するとの見方から、業績拡大を期待した買いが向かっているようだ。
木村化工機<6378.T>がストップ高買い気配。日刊工業新聞電子版は31日、同社がコストを約6分の1に低減したアンモニア回収装置の受注に乗り出すと報じたことが材料。
化成品や半導体業界向けに需要が増加するとの見方から、業績拡大を期待した買いが向かっているようだ。
★10:21 良品計画－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 中長期の成長戦略の効果検証もポイント
良品計画<7453.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、下期には短期業績改善のほか、中長期の成長戦略の効果検証もポイントと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2500円→2900円と引き上げた。
エクイティストーリーは「国内事業の販売好調と海外事業の業績持ち直しによる増益ピッチ加速」。今20.2期2Q（6～8月）はわずかとはいえ、4四半期ぶりに営業増益となった。「在庫水準の高さ」「米国の業績不振」など課題は少なくないが、下期以降業績ハードルが低下するなか、業績は持ち直すと考えられる。株価は前19.2期下期以降の低調な業績を織り込む形で下落してきたことから「Overweight」を継続。
同社は、業績改善に向けて「人員配置のコントロール」「滞留在庫削減」「物流費の圧縮」「中国の既存店テコ入れ」「生活雑貨の強化」などを進めている。前年ハードルが低下する下期には業績持ち直しの確認はもとより、中長期成長に向けた各種施策の効果検証も重要になるとの見方を示した。
良品計画<7453.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、下期には短期業績改善のほか、中長期の成長戦略の効果検証もポイントと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2500円→2900円と引き上げた。
エクイティストーリーは「国内事業の販売好調と海外事業の業績持ち直しによる増益ピッチ加速」。今20.2期2Q（6～8月）はわずかとはいえ、4四半期ぶりに営業増益となった。「在庫水準の高さ」「米国の業績不振」など課題は少なくないが、下期以降業績ハードルが低下するなか、業績は持ち直すと考えられる。株価は前19.2期下期以降の低調な業績を織り込む形で下落してきたことから「Overweight」を継続。
同社は、業績改善に向けて「人員配置のコントロール」「滞留在庫削減」「物流費の圧縮」「中国の既存店テコ入れ」「生活雑貨の強化」などを進めている。前年ハードルが低下する下期には業績持ち直しの確認はもとより、中長期成長に向けた各種施策の効果検証も重要になるとの見方を示した。
★10:26 野村総合研究所－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 利益成長の継続性では優位性高い
野村総合研究所<4307.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、利益成長の継続性ではセクター内での優位性は高いと判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2550円→2600円と引き上げた。
17.3期から前19.3期まで伸びにくかった金融機関向け業務が増収となり、利益率が改善している。今20.3期2Qの受注が前年同期を下回ったことを懸念する声があったが、大手生保の不祥事による一時的な発注抑制も含まれると推測される一方、大手証券と中堅証券の大型プロジェクトの業務が、来期に向けて増加していく可能性が高いこと、それらは将来の運用サービス収入の増加につながるプロジェクトであることなどを考えれば、3カ月間の受注の増減は、同社の事業と業績の方向とはあまり関係ない。特に同社では運用サービス業務の継続的な成長が、セクター内で相対的に高い株価バリュエーションを支えている。今回の証券業向け業務の好転は、将来の運用サービス業務の拡大につながる大型案件によるものであり、株価バリュエーションが回復する要因と指摘。
野村総合研究所<4307.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、利益成長の継続性ではセクター内での優位性は高いと判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2550円→2600円と引き上げた。
17.3期から前19.3期まで伸びにくかった金融機関向け業務が増収となり、利益率が改善している。今20.3期2Qの受注が前年同期を下回ったことを懸念する声があったが、大手生保の不祥事による一時的な発注抑制も含まれると推測される一方、大手証券と中堅証券の大型プロジェクトの業務が、来期に向けて増加していく可能性が高いこと、それらは将来の運用サービス収入の増加につながるプロジェクトであることなどを考えれば、3カ月間の受注の増減は、同社の事業と業績の方向とはあまり関係ない。特に同社では運用サービス業務の継続的な成長が、セクター内で相対的に高い株価バリュエーションを支えている。今回の証券業向け業務の好転は、将来の運用サービス業務の拡大につながる大型案件によるものであり、株価バリュエーションが回復する要因と指摘。
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