後場コメント No.8 極東開発、渋沢倉庫、日油、ノムラシステム、住友大阪セメントなど

2019/11/07(木) 15:00
★14:21  パンパシフィック-大幅反発 新経営陣のもとで良い船出を切る 「買い(CL)」継続
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が3日ぶり大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、「新経営陣のもとで良い船出を切る」と評価。投資判断「買い(コンビクション・リスト)」を継続、目標株価を2075円→2150円と引き上げた。
 今20.6期1Q営業利益は211億円(前年比46%増)で、GS予想170億円を超過。同日開催の決算説明会では、転換店舗の良好なパフォーマンス/ユニー人員の自然減を確認、上方修正後の会社計画も保守的との印象とした。
 説明会でのポイントは以下5点。(1)新マネジメント体制となり、現場への権限委譲と本部の情報共有が進む、(2)転換店舗のパフォーマンスは順調、(3)ユニー人員の自然減を確認、(4)インバウンドは、短期的には韓国の急減速が継続する可能性があるものの、中長期では台湾/ASEANなどの伸長が期待できよう、(5)上方修正後の会社計画は保守的との印象。

★14:22  極東開発-後場プラス転換 通期営業益を上方修正 上期は7%増で着地
 極東開発工業<7226.T>が後場プラス転換。同社は7日14時に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の74.0億円から78.0億円(前期比8.8%減)に引き上げると発表した。上期の業績を踏まえた。
 併せて発表した、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は37.4億円(前年同期比6.5%増)だった。特装車事業が、生産の合理化および効率化に向けた施策を行うとともに重点拡販製品の商品力強化を図ったことなどにより、増益となった。また、環境事業や不動産賃貸等事業が増益となったことも寄与した。

★14:24  参天製薬-3日続伸 国内/アジアともに好調に推移 「買い(CL)」継続
 参天製薬<4536.T>が3日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、国内/アジアともに好調に推移していると判断。投資判断「買い(コンビクション・リスト)」を継続、目標株価を2300円→2350円と引き上げた。
 今20.3期2Q累計コア営業利益は256億円と、GS予想229億円を上回って推移。国内/アジア売上高が上振れて推移したことに加え、研究開発費の下振れも利益の超過推移に寄与した。国内でのアレジオンなど主力品の好調な推移、成長ドライバーの中国を中心としたアジアでの高成長持続など、実態ベースでも良好な業績推移といえる。同社の持続成長確度を高く評価するとした。

★14:29  渋沢倉庫-後場プラス転換 上期営業利益23%増 物流事業で新設拠点の稼働が寄与
 渋沢倉庫<9304.T>が後場プラス転換。同社は7日14時、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益が22.7億円(前年同期比23.3%増)だったと発表した。通期の会社計画40.0億円に対する進ちょくは56.8%。
 物流事業において、新設拠点の稼働などに伴う消費財の取扱い増加や、輸出入貨物の取扱い増加により、倉庫業務、陸上運送業務、港湾運送業務、国際輸送業務が伸長したほか、不動産事業が堅調に推移したことが寄与した。

★14:31  日油-後場下げ幅拡大 上期営業益2%減 機能化学品事業の減益響く
 日油<4403.T>が後場下げ幅拡大。同社は7日14時に、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は129億円(前年同期比1.5%減)だったと発表した。通期の会社計画280億円に対する進ちょくは46.1%。
 機能化学品事業が、界面活性剤がトイレタリー関連の需要が低調に推移し減収となったことなどにより、減益となった。また、化薬事業が赤字となったことも響いた。

★14:36  ノムラシステム-後場下げ幅拡大 3Q累計営業益14%減 減収や先行投資響く
 ノムラシステムコーポレーション<3940.T>が後場下げ幅拡大。同社は7日14時30分に、19.12期3Q累計(1-9月)の営業利益は2.6億円(前年同期比14.4%減)だったと発表した。
 将来の収益獲得のためのコンサルタントの次世代戦略室への配置やFISから収益性の高いプライムへの配置転換によるFIS売上高の減少などにより、減収となった。また、成長戦略の一環として次世代戦略室における先行投資がったことも響いた。

★14:39  住友大阪セメント-後場下げ幅拡大 通期経常益を下方修正 セメント販売量が減少
 住友大阪セメント<5232.T>が後場下げ幅拡大。同社は7日14時30分、20.3期通期の連結経常利益予想を従来の182億円から178億円(前期比12.7%増)に引き下げると発表した。
 併せて発表した20.3期上期(4-9月)の連結経常利益は68.6億円(前年同期比9.1%減)だった。セメント販売数量が国内で堅調に推移した一方、輸出が減少し、全体でも前年同期を下回ったことが響いた。


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