前場コメント No.13 河合楽器、ジャストシステム、コラボス、ライオン、加賀電子など

2019/11/08(金) 11:30
★9:38  河合楽器-急騰 上期営業益14%増 日本や欧州で高付加価値製品の販売が好調
 河合楽器製作所<7952.T>が急騰。同社は7日に、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は19.7億円(前年同期比14.3%増)だったと発表した。上期の会社計画は14.0億円だったので着地は上振れた。
 楽器教育事業において、日本や欧州での高付加価値製品の販売が好調だったことや、素材加工事業における受注が堅調に推移したこと、原価低減や費用削減などもにより、予想を上回る着地となった。

★9:39  ジャストシステム-急騰 上期営業益80%増  自治体向けパソコン更新需要が寄与
 ジャストシステム<4686.T>が急騰。同社は7日に、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は85.1億円(前年同期比80.8%増)だったと発表した。
 個人向け事業の売上高は108億円(前年同期比22.1%増)、法人向け事業は85億円(前年同期比59.8%増)となった。自治体などにおけるICT環境の整備やパソコンの更新需要が拡大し、引き続き関連ソフトウエアの導入が順調に進んだことが寄与した。

★9:42  コラボス-大幅反落 LINEを活用した「COLLABOS CRM」の連携サービス開始
 コラボス<3908.T>が大幅反落。同社は11月7日大引け後に、「LINE」を活用した法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」と、コラボスが提供するコールセンター向けクラウド型顧客情報管理システム「COLLABOS CRM」との連携を開始すると発表した。
 連携機能の利用により、企業は自社のWebサイトに設置されたLINE公式アカウントへの誘導ボタンおよびLINE公式アカウントへの顧客からの問い合わせに対し、「COLLABOS CRM」の操作画面上でLINEによる問い合わせ対応を行うことができる。また、同時に当該顧客にひも付いている電話・メール・LINEによる問い合わせ対応履歴を一元的に管理・蓄積・活用することも可能とした。

★9:42  コラボス-大幅反落 コールセンターのオムニチャネルソリューション販売開始
 コラボス<3908.T>が大幅反落。同社は11月7日大引け後に、オムニチャネルソリューション「XCALLY」の販売代理店契約を、グループ会社であるギークフィード(東京都台東区)と締結し、販売を開始すると発表した。同社では、コールセンターのマルチチャネル対応業者がまだ少ない段階から、革新的なオムニチャネルソリューション「XCALLY」を販売することでノウハウや実績を形成し、“コールセンターのマルチチャネル化のパイオニア”を目指したいとした。

★9:44  ライオン-大和が目標株価引き上げ 費用効率化と駆け込み購入から3Qは3割増益
 ライオン<4912.T>が底堅い。大和証券では、費用効率化と駆け込み購入から3Qは3割増益とコメント。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は2190円→2300円と引き上げた。
 3Q連結は前年同期比5%増収、33%事業増益。韓国中心に海外売上は悪かったが、費用効率化と駆け込みを含めた国内の2ケタ増収が貢献した。据え置かれた会社の利益見通しは確保できると大和では考えるとした。

★9:45  加賀電子-急騰 上期営業益39%増 電子部品事業が堅調
 加賀電子<8154.T>が急騰。同社は7日に、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は52.4億円(前年同期比38.9%増)だったと発表した。事前の日経観測である前年同期比4割増の50億円強と同水準での着地となった。通期の会社計画70.0億円に対する進ちょくは74.8%。
 1月よりグループ会社となった富士通エレクトロニクスの収益寄与に加え、EMSビジネスを中心とした電子部品事業が堅調に推移したことが寄与した。


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