後場コメント No.6 ヤマダ電機、三井E&S、キトー、阪急阪神、富士ソフトなど
★13:26 ヤマダ電機-野村が目標株価引き上げ 住宅設備機器事業の収益が改善
ヤマダ電機<9831.T>が3日続伸。野村証券では、住宅設備機器事業の収益が改善していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は520円→600円と引き上げた。
野村予想を微修正し、目標株価を引き上げ。上期決算では住設事業の改善とともに、会社計画に沿って着地。今20.3期上期の連結売上高は前年同期比6%増と会社計画未達となったが、連結経常利益は同2.7倍の280億円(野村317億円)と、会社計画279億円に沿った。これは人件費とポイント経費が計画比で抑制されたことが主因。Q2(7~9月期)の連結売上高は同10%増収、経常利益は同4.2倍。Q2の家電事業の売上高は同横ばいだったが、粗利益率が採算重視経営により、大幅に改善したと指摘。
ヤマダ電機<9831.T>が3日続伸。野村証券では、住宅設備機器事業の収益が改善していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は520円→600円と引き上げた。
野村予想を微修正し、目標株価を引き上げ。上期決算では住設事業の改善とともに、会社計画に沿って着地。今20.3期上期の連結売上高は前年同期比6%増と会社計画未達となったが、連結経常利益は同2.7倍の280億円(野村317億円)と、会社計画279億円に沿った。これは人件費とポイント経費が計画比で抑制されたことが主因。Q2(7~9月期)の連結売上高は同10%増収、経常利益は同4.2倍。Q2の家電事業の売上高は同横ばいだったが、粗利益率が採算重視経営により、大幅に改善したと指摘。
★13:27 三井E&S-後場急落 上期営業赤字677億円に拡大 インドネシア火力発電所工事で大幅損失
三井E&Sホールディングス<7003.T>が後場急落。同社は11日13時、20.3期上期(4-9月)の連結営業損益が677億円の赤字(前年同期は280億円の赤字)だったと発表した。
建設中のインドネシア共和国における火力発電所土木建築工事における大幅な損失計上が影響した。
三井E&Sホールディングス<7003.T>が後場急落。同社は11日13時、20.3期上期(4-9月)の連結営業損益が677億円の赤字(前年同期は280億円の赤字)だったと発表した。
建設中のインドネシア共和国における火力発電所土木建築工事における大幅な損失計上が影響した。
★13:29 キトー-いちよしがフェアバリュー引き上げ 業績予想を上方修正
キトー<6409.T>が4日ぶり大幅反発。いちよし経済研究所では、業績予想を上方修正。レーティング「A」を継続、フェアバリューは2300円→2800円と引き上げた。
今20.3期は売上高600 億円(前期比2%減)、営業利益60億円(同6%減)と減益を予想。理由は、米中貿易摩擦を発端とした世界的な景気減速により、同社巻上機の売上も減少するとみるため。一方、従来予想を上方修正したのは、中国向け売上高。米中貿易摩擦の只中にあるが、中国政府によるコピーメーカーの規制強化により、同社は中国では今20.3期通期ではシェアアップが図れるとの見方によるとした。
来21.3期は営業増益に転じると予想。通期では米中貿易摩擦の影響が一巡し、拡大基調に転じるとの見方によるとした。
キトー<6409.T>が4日ぶり大幅反発。いちよし経済研究所では、業績予想を上方修正。レーティング「A」を継続、フェアバリューは2300円→2800円と引き上げた。
今20.3期は売上高600 億円(前期比2%減)、営業利益60億円(同6%減)と減益を予想。理由は、米中貿易摩擦を発端とした世界的な景気減速により、同社巻上機の売上も減少するとみるため。一方、従来予想を上方修正したのは、中国向け売上高。米中貿易摩擦の只中にあるが、中国政府によるコピーメーカーの規制強化により、同社は中国では今20.3期通期ではシェアアップが図れるとの見方によるとした。
来21.3期は営業増益に転じると予想。通期では米中貿易摩擦の影響が一巡し、拡大基調に転じるとの見方によるとした。
★13:31 阪急阪神-野村が目標株価引き上げ 業績に大きな変化はないが投資は進ちょく
阪急阪神ホールディングス<9042.T>がもみ合い。野村証券では、業績に大きな変化はないが、投資は進ちょくしていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は4100円→4800円と引き上げた。
今20.3期Q2決算の説明会を踏まえ、業績予想をアップデート。航空フォワーディングの比率が高い国際輸送事業やホテル事業の事業環境が悪化しているが、旅行事業の販売が回復したこともあり、会社計画の営業利益は据え置かれた。野村予想もその点を反映するとしたが、微修正にとどめるとした。
今回、成長投資の一環として、インドネシアのジャカルタ中心部にある不動産2物件を取得したことが開示された。国際輸送事業の海外拠点を活用し、不動産物件取得につなげられたもよう。同社の営業利益水準は短期的には大きな変化がないものの、海外物件の取得ができる体制が整い始めた点は評価できるとした。
阪急阪神ホールディングス<9042.T>がもみ合い。野村証券では、業績に大きな変化はないが、投資は進ちょくしていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は4100円→4800円と引き上げた。
今20.3期Q2決算の説明会を踏まえ、業績予想をアップデート。航空フォワーディングの比率が高い国際輸送事業やホテル事業の事業環境が悪化しているが、旅行事業の販売が回復したこともあり、会社計画の営業利益は据え置かれた。野村予想もその点を反映するとしたが、微修正にとどめるとした。
今回、成長投資の一環として、インドネシアのジャカルタ中心部にある不動産2物件を取得したことが開示された。国際輸送事業の海外拠点を活用し、不動産物件取得につなげられたもよう。同社の営業利益水準は短期的には大きな変化がないものの、海外物件の取得ができる体制が整い始めた点は評価できるとした。
★13:35 富士ソフト-いちよしがフェアバリュー引き上げ 受注水準は良好
富士ソフト<9749.T>が反発。いちよし経済研究所では、受注水準は良好と判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは7200円→7300円と引き上げた。
自動車関連や機械制御系の組込ソフト開発に加え、金融・製造・流通業向けの業務ソフト開発が堅調に推移したことを踏まえ、業績予想を上方修正。今19.12期通期を売上高2300億円(前期比13%増)、営業利益140億円(同23%増)と予想、主に3Qでの上振れ分を反映したもの。3Qの受注水準を踏まえ、4Q(10~12月)もSI事業は堅調に推移するとみているとした。
自動車関連の組込系ソフト開発は、既存領域(ボディ系)が減少し、新領域(CASEなど)が増える見通し。業務系ソフト開発については、流通分野を中心に省人化を支援する案件は続くと考えられる。今20.12期以降もこの流れは続くとみて、業績は最高益更新が続くと予想。
富士ソフト<9749.T>が反発。いちよし経済研究所では、受注水準は良好と判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは7200円→7300円と引き上げた。
自動車関連や機械制御系の組込ソフト開発に加え、金融・製造・流通業向けの業務ソフト開発が堅調に推移したことを踏まえ、業績予想を上方修正。今19.12期通期を売上高2300億円(前期比13%増)、営業利益140億円(同23%増)と予想、主に3Qでの上振れ分を反映したもの。3Qの受注水準を踏まえ、4Q(10~12月)もSI事業は堅調に推移するとみているとした。
自動車関連の組込系ソフト開発は、既存領域(ボディ系)が減少し、新領域(CASEなど)が増える見通し。業務系ソフト開発については、流通分野を中心に省人化を支援する案件は続くと考えられる。今20.12期以降もこの流れは続くとみて、業績は最高益更新が続くと予想。
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