後場コメント No.9 安藤ハザマ、三菱製紙、任天堂、大気社、田中商事など

2019/11/11(月) 15:00
★14:07  安藤ハザマ-後場急騰 上期営業益75%増 建築事業など好調
 安藤ハザマ<1719.T>が後場急騰。同社は11日14時、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益が118億円(前年同期比75.4%増)だったと発表した。通期の会社計画301億円に対する進ちょくは39.2%。
 建築事業のセグメント利益が前年同期比4倍と大幅に伸長したことが寄与した。土木事業も堅調だった。

★14:09  日立建機-3日続落 北米向け売上基調は強いまま推移 「中立」継続
 日立建機<6305.T>が3日続落。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「中立」を継続も、目標株価は2900円→3000円と引き上げた。
 米DEの攻勢もあり、北米向け売上基調は強いまま推移。上期実績は社内計画比上振れ気味の着地だったと同社IRでは言及。地域ごとの売上動向には跛行性があるものの、特に北米地域については先行きの確度も高いことを同社は示唆している。業績予想を増額。

★14:17  三菱製紙-上期営業益5億円 コストダウン寄与し黒字回復
 三菱製紙<3864.T>が上げ幅拡大。同社は11日14時、20.3期上期(4-9月)の連結営業損益が5.1億円の黒字(前年同期は9.6億円の赤字)だったと発表した。洋紙の価格修正効果やコストダウン諸施策を進めたことなどが寄与した。
 また、20.3期連結売上高予想を従来の2100億円から2000億円(前期比)に引き下げた。欧州子会社で価格維持のため選択受注を行い販売数量が減少したことが影響し、前回予想を修正している。工場固定費削減などのコストダウン効果が想定よりも上回ったことから利益は据え置いた。

★14:18  任天堂-水戸が新規「A」 「Nintendo Switch Lite」の初動が順調
 任天堂<7974.T>がもみ合い。水戸証券では、「Nintendo Switch Lite」の初動が順調と判断。レーティング「A」、目標株価53000円として、カバレッジを開始した。
 9月に発売した携帯専用の「Nintendo Switch Lite」の初動が順調。 2台目として購入するユーザーも多く、また「Nintendo Switch」の販売動向にも影響を与えていないもよう。
 11月15日に「ポケットモンスター」シリーズの最新作が発売される予定であり、ホリデーシーズンにおいて「スイッチ」ハード・ソフトをけん引する見込み。「ポケットモンスター」シリーズは過去において携帯ゲーム機向けに販売されており、携帯専用の「ライト」とは相性が良いと思われる。また、9月25日配信開始のモバイルゲーム「マリオカート ツアー」が下期業績に大きく貢献する見通し。ダウンロード数およびプレイ人数ともに同社の モバイルゲームの中において過去最高の水準で推移して おり、ヒットが期待される。デジタル売上高は下期も高い伸びを示すことで利益率向上に寄与する見通し。

★14:27  大気社-後場急騰 上期営業益2.2倍 国内ビル空調など好調
 大気社<1979.T>が後場急騰。同社は11日14時、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益が75.6億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。通期の会社計画146億円に対する進ちょくは51.8%。
 環境システム事業において、国内のビル空調分野が好調だったことが寄与した。塗装システム事業において、前年同期に北米のプロジェクトにおける採算が悪化した影響がなくなったことも増益の要因となった。

★14:32  田中商事-後場急騰 上期営業益48%増 通期進ちょくは45%
 田中商事<7619.T>が後場急騰。同社は11日14時20分、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益が6.4億円(前年同期比47.8%増)だったと発表した。通期の会社計画14.1億円に対する進ちょくは45.2%。
 機動性・実効性の高い組織体制とするために組織体制の見直しを行い、業務効率の向上、継続して取り組んでいる物件受注や得意先ベースのさらなる強化を図ったことが寄与した。

★14:43  PRTIMES-エースが「中立」継続 「PR TIMES」や新規事業の拡大を見込んでいる
 PR TIMES<3922.T>が反発。エース経済研究所では、「PR TIMES」や新規事業の拡大を見込んでいるとコメント。投資判断「中立」、目標株価2820円を継続した。
 上期計画に対する達成率は売上高104%、営業利益125%と上振れた。しかし、広告宣伝費は上期累計で1億8700万円。下期に同3億6300万円を計画しているため、下期は利益の重しになることが想定される。
 同社は中期目標として、来21.2期に「PR TIMES」の利用企業数5万社、「PR TIMES」以外で5サービスの収益化、営業利益10億円(うち半分はその他サービス)の達成を掲げている。エースでは、その他サービスの早期収益化が目標達成に不可欠と認識しているとし、下期に実施するプロモーションの反応に注目しているとした。

★14:46  PBシステム-後場急騰 今期営業益14%増 前期は6.3倍で着地
 ピー・ビーシステムズ<4447.FU>が後場急騰。同社は11日14時30分、20.9期通期の営業利益予想を1.7億円(前期比13.5%増)だと発表した。
 セキュアクラウドシステム事業において、「2025年の崖」対策に伴うクラウド需要、働き方改革に対処する業務効率化のシステム需要などに対し、優良企業顧客と大口パートナーの積上げ、優秀な技術者の確保や同業パートナーとの協業により、積極的にキャッチアップするとしている。
 19.9期の営業利益は1.5億円(前の期比6.3倍)だった。主力のセキュアクラウドシステム事業において、技術者の強化・育成を図り、大口パートナーとの関係強化に努めたことによりCitrix製品販売が大幅増となったことが寄与した。


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