前場コメント No.10 AKIBA、パナソニック、ビーアンドピー、ホシザキ、東急レクリエーションなど

2019/11/12(火) 11:30
★9:13  AKIBA-急騰 上期営業黒字転換 メモリ製品製造販売セグメントの利益率改善が寄与
 AKIBAホールディングス<6840.T>が急騰。同社は11日に、20.3期上期(4-9月)の連結営業損益は2億6300万円の黒字(前年同期は200万円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画は1億8000万円だったので着地は上振れた。通期の会社計画5億円に対する進ちょくは52.6%となっている。
 メモリ製品製造販売セグメントにおいて原価率の低減により利益率が大きく改善したこと、HPCセグメントにおいて売り上げ、利益とも想定以上に伸びたこと、および通信コンサルティングセグメントにおける各事業も堅調に推移したことが寄与した。

★9:14  日本リビング保証-急騰 1Q営業益52%増 おうちのトータルメンテナンス事業が好調
 日本リビング保証<7320.T>が急騰。同社は11日に、20.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は9600万円(前年同期比51.6%増)だったと発表した。上期の会社計画1億1700万円に対する進ちょくは82.1%。
 おうちのトータルメンテナンス事業が、「住設あんしんサポート」および「住設あんしんサポート」に「電子マネー」を組み合わせた「住設あんしんサポートプレミアム」を主力商品として事業を展開し、契約件数が堅調に推移したことなどにより、大幅な増益となった。また、BPO事業が増益となったことも寄与した。

★9:14  パナソニック-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 21.3期以降の営業利益予想は下方修正
 パナソニック<6752.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続、業績予想を修正し、バリュエーション倍率の変更により、目標株価は910円→990円と引き上げた。
 今期予想営業利益はリスクバッファにより実質的な業績下振れを一部吸収するため、従来予想から変更しないとしたが、来21.3期以降の営業利益予想は実態に応じた厳しさが残ると想定して下方修正。特にAMの業績予想には、トヨタ自動車との電池合弁会社の設立が2020年春(当初は2020年末)に前倒しされた影響と、車載機器の収益性低迷が長引くリスクを織り込んだとした。

★9:14  ビーアンドピー-急落 前期営業益を下方修正 家電関係の販促用広告物の受注落ち込む
 ビーアンドピー<7804.T>が急落。同社は11日に、19.10期通期の連結営業利益予想を従来の5.5億円から4.3億円(前の期比33.7%減)に引き下げると発表した。
 主力事業である販売促進用広告制作において、顧客である広告代理店などから、特に家電関係の販売促進用広告物の受注が落ち込み、4Qにおいてもう1つの事業である生活資材分野で売り上げを伸ばしたものの、全体として売上高が前回予想を下回る見込みとなったことが響く。

★9:14  ホシザキ-大和が目標株価引き上げ 配当方針変更や独立社外取締役の増員を発表
 ホシザキ<6465.T>が続伸。大和証券では、配当方針変更や独立社外取締役の増員を発表と注目。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は7000円→9100円と引き上げた。3Q累計実績は前年同期比9%営業減益。配当方針の変更や社外取締役の増員などの発表は好印象。大和の営業利益予想は据え置くとした。

★9:15  東急レクリエーション-3日続伸 3Q累計は営業最高益 日経報道
 東急レクリエーション<9631.T>が3日続伸。12日付の日本経済新聞朝刊は、同社の19.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が前年同期比2割増の15億円程度となったようだと報じた。
 記事によれば、ヒット映画が相次ぎ、同期間としては過去最高を更新したもよう。1~9月期で年間予想にほぼ届く利益を稼ぎ出したが、映画館事業は収益の振幅が大きいため、業績予想は据え置く方向としている。


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