後場コメント No.6 メニコン、サンドラッグ、日本農薬、タクマ、島根銀行など

2019/11/12(火) 15:00
★14:08  クレディセゾン-後場上げ幅拡大 上期最終益は計画上振れ 通期純収益予想は下方修正
 クレディセゾン<8253.T>が後場上げ幅拡大。同社は12日14時に、20.3期上期(4-9月)の連結純利益(IFRS基準)は186億円(前年同期比0.1%減)だったと発表した。上期の会社計画は140億円だったので着地は上振れた。費用対効果をより重視して経費を削減したことなどが寄与した。
 併せて、20.3期通期の連結純収益予想を従来の3220億円から3155億円(前期比3.5%増)に引き下げることも発表した。直近の業況やキュービタスの会社分割の影響を踏まえた。

★14:09  メニコン-後場プラス転換 通期営業益を上方修正 原価低減が寄与
 メニコン<7780.T>が後場プラス転換。同社は12日14時、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の65.0億円から72.1億円(前期比29.4%増)に引き上げると発表した。
 メルスプラン会員数の増加が堅調なほか、製造原価の低減により原価率が改善したことから前回予想を上回る見込み。
 併せて発表した20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は45.6億円(前年同期比56.0%増)だった。

★14:16  サンドラッグ-いちよしがフェアバリュー引き上げ 20.3期上期実績は好業績かつ好印象
 サンドラッグ<9989.T>が底堅い。いちよし経済研究所では、今20.3期上期実績は好業績かつ好印象と判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは4200円→5000円と引き上げた。
 今20.3期上期(4~9月)決算は増収営業増益かつ会社計画を上回る着地となり、好印象。当上期の特徴とも言える天候面での悪条件(冷春・天候不順)や消費税増税前の駆け込み需要を考慮すると、同社の業績安定度が示された数値と言えるとした。

★14:17  日本農薬-後場下げ幅拡大 今期営業益22%減見込む 前期は21%減で着地
 日本農薬<4997.T>が後場下げ幅拡大。同社は12日14時に、20.9期通期の連結営業利益予想は32.0億円(前期比21.8%減)と発表した。国内農薬販売では、農薬市場の縮減傾向と販売競争の激化など依然厳しい状況が続くものと考える。海外農薬販売では、欧州および米州で「ET」などの主力品目の普及拡販に努めるとしている。
 併せて発表した、19.9期通期の連結営業利益は33.2億円(前の期比20.5%減)だった。農薬事業が、一部品目の取り扱い中止や流通在庫の影響などから国内販売全体の売上高が前期を下回ったことにより、減益となったことが響いた。

★14:24  タクマ-上げ幅拡大 上限200万株・20億円の自己株取得枠を設定
 タクマ<6013.T>が上げ幅拡大。同社は11月12日14時20分に、決算と併せて、上限200万株・20億円の自己株取得枠を設定したと発表した。
 資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実施を目的として、自己株式の取得を行うもの。取得期間は11月13日~2020年3月19日。上限株数を取得する場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.41%。

★14:28  島根銀行-一時急騰 上期最終赤字21億円もSBIとの業務提携の具体案発表を好感
 島根銀行<7150.T>が一時急騰。同社は12日14時、20.3期上期(4-9月)の連結純損益が21.3億円の赤字(前年同期は1.7億円の黒字)だったと発表した。業務粗利益が大幅に減少したことが影響した。
 併せてSBIホールディングス<8473.T>との業務提携に関する具体的な内容についても発表した。地域企業における専門人材の採用支援に関して提携するほか、BASE<4477.T>のネットショップ作成サービスを活用することでも合意した。
 株価は赤字決算ながらSBIとの提携の具体的な内容を発表したことを好感した買いが向かい、一時前日比15%近く上昇した。提携が明らかになったBASEも前日比5%のマイナスから一時プラス圏に浮上する場面があった。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ