前場コメント No.14 ニチイ学館、グローリー、歯愛メディカル、富士フイルム、総医研など
★9:40 ニチイ学館-急落 通期営業益を下方修正 上期は53%増で着地
ニチイ学館<9792.T>が急落。同社は12日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の152.0億円から133.0億円(前期比32.6%増)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは138.4億円。
介護サービス提供基盤構築の整備を進めるほか、IT投資による費用増、租税公課の増加などを見込むことから、前回予想を下回る見通しとなった。
併せて発表した、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は63.6億円(前年同期比53.1%増)だった。医療関連部門が、病院部門において顧客ニーズへの対応や業務精度の向上に努めたことなどにより、増益となった。また、介護部門の増益や教育部門の赤字縮小も寄与した。
ニチイ学館<9792.T>が急落。同社は12日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の152.0億円から133.0億円(前期比32.6%増)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは138.4億円。
介護サービス提供基盤構築の整備を進めるほか、IT投資による費用増、租税公課の増加などを見込むことから、前回予想を下回る見通しとなった。
併せて発表した、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は63.6億円(前年同期比53.1%増)だった。医療関連部門が、病院部門において顧客ニーズへの対応や業務精度の向上に努めたことなどにより、増益となった。また、介護部門の増益や教育部門の赤字縮小も寄与した。
★9:43 グローリー-岩井コスモが目標株価引き上げ キャッシュレス化の波が追い風に
グローリー<6457.T>が底堅い。岩井コスモ証券では、脅威と見られていたキャッシュレス化の波がかえって同社の追い風になっていると判断。投資判断「A」を継続、目標株価は3100円→3900円と引き上げた。
岩井コスモが期待していた、つり銭機の好調を評価。キャシュレス化による先行き不安は解消されてきたと考えられる。また、遊戯市場が厳しい環境下で、予想外の好調であったことはサプライズ。一方、海外市場のリテール事業で売り上げが後ずれしたことは残念とコメント。このことを考慮して業績予想に修正を加えたとした。
そのほか、期末の配当金予想を前回予想から2円増額して34円、年間で66円としたことや、500万株(発行済み株式総数の7.28%)もの自己株式消却により、需給に安心感が増したことは評価できるとした。
グローリー<6457.T>が底堅い。岩井コスモ証券では、脅威と見られていたキャッシュレス化の波がかえって同社の追い風になっていると判断。投資判断「A」を継続、目標株価は3100円→3900円と引き上げた。
岩井コスモが期待していた、つり銭機の好調を評価。キャシュレス化による先行き不安は解消されてきたと考えられる。また、遊戯市場が厳しい環境下で、予想外の好調であったことはサプライズ。一方、海外市場のリテール事業で売り上げが後ずれしたことは残念とコメント。このことを考慮して業績予想に修正を加えたとした。
そのほか、期末の配当金予想を前回予想から2円増額して34円、年間で66円としたことや、500万株(発行済み株式総数の7.28%)もの自己株式消却により、需給に安心感が増したことは評価できるとした。
★9:47 歯愛メディカル-急騰 3Q累計営業益21%増 医科業界への参入拡大が寄与
歯愛メディカル<3540.T>が急騰。同社は12日に、19.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は16.9億円(前年同期比21.2%増)だったと発表した。通期の会社計画20.6億円に対する進ちょくは81.8%。
主力の通信販売事業を中心に、新商品の販売および個人医院・総合病院などの医科業界への参入拡大を進めるとともに、動物病院などへも大型医療機器(デジタルレントゲン医療機器など)を販売し確実に実績を積み重ねた。また、消費税増税による駆け込み需要も寄与した。
歯愛メディカル<3540.T>が急騰。同社は12日に、19.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は16.9億円(前年同期比21.2%増)だったと発表した。通期の会社計画20.6億円に対する進ちょくは81.8%。
主力の通信販売事業を中心に、新商品の販売および個人医院・総合病院などの医科業界への参入拡大を進めるとともに、動物病院などへも大型医療機器(デジタルレントゲン医療機器など)を販売し確実に実績を積み重ねた。また、消費税増税による駆け込み需要も寄与した。
★9:47 富士フイルム-野村が目標株価引き上げ 短期業績ドライバーとしての期待高まる事務機
富士フイルムホールディングス<4901.T>が大幅続伸。野村証券では、短期業績ドライバーとしての期待が高まる事務機事業に注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を6258円→6260円と引き上げた。
11月12日に発表があった今20.3期上期業績は、売上高は前年同期比3.5%減収の1兆1321億円、営業利益は同9.7%増益の920億円となり、為替のマイナス影響を本業の収益増でカバーし、ほぼ会社想定通りの着地。セグメント別では、イメージング事業が不振で、ヘルスケア事業が好調。会社は主に11月8日に完了した富士ゼロックスの完全子会社化の影響を織り込んで、今20.3期業績計画を変更。売上高は前回計画を450億円下方修正、営業利益、税前利益は変更なく当社株主に帰属する当期純利益を70億円上方修正した。説明会を受けて業績予想、目標株価を微修正。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が大幅続伸。野村証券では、短期業績ドライバーとしての期待が高まる事務機事業に注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を6258円→6260円と引き上げた。
11月12日に発表があった今20.3期上期業績は、売上高は前年同期比3.5%減収の1兆1321億円、営業利益は同9.7%増益の920億円となり、為替のマイナス影響を本業の収益増でカバーし、ほぼ会社想定通りの着地。セグメント別では、イメージング事業が不振で、ヘルスケア事業が好調。会社は主に11月8日に完了した富士ゼロックスの完全子会社化の影響を織り込んで、今20.3期業績計画を変更。売上高は前回計画を450億円下方修正、営業利益、税前利益は変更なく当社株主に帰属する当期純利益を70億円上方修正した。説明会を受けて業績予想、目標株価を微修正。
★9:49 総医研-急騰 上期営業益を上方修正 越境EC関連商品の販売が好調
総医研ホールディングス<2385.T>が急騰。同社は12日、20.6期上期(7-12月)の連結営業利益予想を従来の2.5億円から3.0億円(前期比7.7%増)に引き上げると発表した。
化粧品事業において「モイストクリームマスク」を中心とする越境EC関連商品の販売が計画を上回って推移したことから、前回予想を上回る見込み。
併せて発表した20.6期1Q(7-9月)の連結営業損益は1.5億円の赤字(前年同期は4600万円の赤字)だった。
総医研ホールディングス<2385.T>が急騰。同社は12日、20.6期上期(7-12月)の連結営業利益予想を従来の2.5億円から3.0億円(前期比7.7%増)に引き上げると発表した。
化粧品事業において「モイストクリームマスク」を中心とする越境EC関連商品の販売が計画を上回って推移したことから、前回予想を上回る見込み。
併せて発表した20.6期1Q(7-9月)の連結営業損益は1.5億円の赤字(前年同期は4600万円の赤字)だった。
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