前場コメント No.7 グッドスピード、ラクス、サイバーバズ、Vテクノロジー、ジャパンシステムなど

2019/11/14(木) 11:30
★9:08  グッドスピード-買い気配 今期営業益23%増見込む 前期営業益は2.0倍で着地
 グッドスピード<7676.T>が買い気配。同社は13日に、20.9期通期の営業利益予想は5.0億円(前期比23.4%増)と発表した。新規出店の拡大など売り上げ向上に取り組むとしている。
 19.9期通期の営業利益は4.1億円(前の期比2.0倍)だった。自動車販売関連が、小売販売台数が1万0151台と創業以来初めて1万台を超えたことなどにより、大幅な増収となった。また、附帯サービス関連が増収となったことも寄与した。

★9:09  ラクス-急落 3Q累計営業益は33%減見込み 積極投資で費用先行
 ラクス<3923.T>が急落。同社は13日、非開示としていた20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益予想が8.3億円(前年同期比32.7%減)だと発表した。引き続き積極的な成長投資を計画しており、前年同期比営業減益を見込む。
 併せて発表した20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は6.8億円(前年同期比0.4%減)だった。市場コンセンサスは6.3億円。クラウド事業で積極的な成長投資により費用が先行したことが響いた。

★9:09  サンセイランディック-大幅続落 貸付投資「Funds」のクラウドポートと業務提携
 サンセイランディック<3277.T>が大幅に3日続落。同社は11月13日大引け後に、子会社で資金調達を目的として設立されたサンセイランディックファンディング(東京都千代田区)が、貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」を運営するクラウドポート(東京都港区)と業務提携を締結すると発表した。「Funds」を通じて、幅広い投資家に主力事業である底地事業に投資してもらうことにより、底地事業の認知度向上、市場開拓および資金調達チャネルの多様化を企図しているとした。

★9:09  サイバーバズ-急騰 今期営業益15%増見込む 前期は86%増で着地
 サイバー・バズ<7069.T>が急騰。同社は13日に、20.9期通期の営業利益予想を5.0億円(前期比15.3%増)だと発表した。
 積極的な営業活動によるクライアント数の増加や月額単価の向上施策により、前期比20%増収以上を計画する。積極的な人材採用やオフィス増床等の成長投資を吸収し、増益を維持するとしている。
 19.9期通期の営業利益は4.3億円(前の期比85.6%増)だった。インフルエンサーサービス、自社サービスの好調を受け、収益力が向上したことが寄与した。

★9:10  Vテクノロジー-岩井コスモが「B+」へ引き下げ 新たな事業機会の収益貢献が予想し難い
 ブイ・テクノロジー<7717.T>が3日続落。岩井コスモ証券では、投資判断を「A」→「B+」、目標株価を8000円→6600円と引き下げた。
 液晶パネルは需給が悪化し、厳しい状況が続いているが、中国の大手パネルメーカーが有機EL(OLED)投資に前向きになってきたもよう。スマートフォン向けの中小型ディスプレイに加え、テレビ用OLEDパネルにも前向きで同社の開発した部品や装置、そして廃棄パネルを良品化するサルベージサービスに注目しているとされる。合弁会社を立ち上げるなど具体的な動きもあり、順調ならば来期から一部事業が業績に貢献する見込み。
 米中ハイテク摩擦の風向きしだいで事業環境急変の懸念がある半導体関連の中国展開ではなく、知見のあるディスプレイ関連で新たな事業機会が見えてきたことは良い展開。現時点では収益貢献が始まる時期や貢献度合いが予想しづらいため「B+」判断に引き下げるが、今後の展開に注目するとした。

★9:10  ジャパンシステム-急騰 3Q累計営業益4.4倍 前期オフィス統合費用の反動で大幅増益
 ジャパンシステム<9758.T>が急騰。同社は13日、19.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が6.6億円(前年同期比4.4倍)だったと発表した。
 前年同期に発生した首都圏エリアのオフィス統合などに関わる費用が発生しなかったことが寄与した。


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