前場コメント No.13 CARTA、LIXILG、日本エンタープライズ、LIFULL、日本高純度化学など

2019/11/14(木) 11:30
★9:44  CARTA-急騰 4Q累計営業益28.0億円 19.12期は15カ月間の変則決算
 CARTA HOLDINGS<3688.T>が急騰。同社は13日に、19.12期4Q累計(10-9月)の連結営業利益は28.0億円だったと発表した。19.12期は決算期変更により15カ月間の変則決算であることから、前年同期比較はできない。通期の会社計画35.0億円に対する進ちょくは80.0%。
 パートナーセールス事業において、既存メディアとの取り組みに加え、若年層メディアをはじめとした新興メディアの積極的な販売施策などを行った。アドプラットフォーム事業では、「Zucks」がサービスや機能の拡充を進めるとともに顧客企業の需要を取り込み堅調に推移したとしている。

★9:45  LIXILG-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 海外売上の成長率の鈍さが懸念材料
 LIXILグループ<5938.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国内の反動減に加え、海外売上の成長率の鈍さが懸念材料とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1660円→1790円と引き上げた。
 消費税増税駆け込み需要の反動減、海外売上高の成長率の鈍さから、事業利益の成長率は来21.3期-4%、22.3期+1%と低水準を予想(LBT海外の損失剥落影響を除くベース)。株価の割安感は乏しく「Neutral」を継続。
 3Q(10~12月)後半から、LHTとLWT国内の消費税増税駆け込み需要の反動減による売上減少、コスト増加、販管費増加と、2Qまでのトレンドの逆回転になるほか、海外は上期のスローな利益進ちょくの継続を予想。これらを踏まえ、今20.3期は国内を増額するが、海外を減額し、事業利益予想500億円(会社計画470億円)を据え置き。来21.3期以降はLWTを減額し、事業利益予想を下方修正するとした。

★9:48  日本エンタープライズ-反発 『いなせり市場』で豊洲仲卸厳選・月額パックサービス
 日本エンタープライズ<4829.T>が4日ぶり反発。同社は11月13日大引け後に、子会社でITによる鮮魚流通の拡大に注力する、いなせり(東京都渋谷区)が、一般消費者向けECマーケット『いなせり市場』で、豊洲仲卸厳選の食材を毎月1回配達する「豊洲直送便 海鮮お楽しみ月額パック」(6480円/税込み・送料込み)のサービスを開始したと発表した。家庭でも豊洲市場の高品質な魚介商品を味わえるよう、“仲卸による目利き力”を活かした高品質な魚介商品を1品から注文できるECマーケット。

★9:53  LIFULL-ストップ安売り気配 今期純利益76%増見込む 前期は18%減で着地
 LIFULL<2120.T>がストップ安売り気配。同社は13日に、20.9期通期の連結純利益予想(IFRS)を41.5億円(前期比76.0%増)だと発表した。市場コンセンサスは42.0億円。
 前期子会社化したMitulaの連結効果により、海外事業のセグメント売上・利益ともに大きく伸長することが寄与するもよう。
 19.9期通期の連結純利益は23.6億円(前の期比17.5%減)だった。HOME’S関連事業は好調に推移したが、Mitulaの子会社化に伴う一時的な費用の増加が響いた。

★9:53  日本高純度化学-みずほが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
 日本高純度化学<4973.T>が続伸。みずほ証券では、コネクター用めっき薬品の販売好調などを背景に業績予想を上方修正。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2300円→2500円と引き上げた。
 日韓問題を背景としためっき薬品の在庫積み増し、コネクター用硬質金めっき薬品「BAR7」の高機能スマートフォン向けの販売好調などが主な要因。同社では金価格の高騰によるユーザーの節約志向などアゲインストな状況に対応すべく、金めっきの膜厚を制御することで省金化に貢献する電解純金めっき薬品などの拡販に努めているほか、自動車や産業機器などアプリケーションの拡大を背景に、来21.3期以降は増収増益を予想。ただし、これらの要因は株価に織り込み済みと推察されるとした。


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