前場コメント No.15 シェアリングテクノロジー、東芝、太平洋セメント、コーセー、ドリコムなど

2019/11/14(木) 11:30
★10:04  シェアリングテクノロジー-急落 前期純利益が赤字に転落 今期は非開示
 シェアリングテクノロジー<3989.T>が急落。同社は13日に、19.9期通期の連結純損益は5.6億円の赤字(前の期は7.0億円の黒字)だったと発表した。同社ポータルサイト『生活110番』へのコンテンツ投資、ブランド構築・認知拡大に向けたテレビCMなどの広告宣伝活動費用の発生が影響した。
 20.9期通期の業績は非開示としているが、売上収益については、サイトの運営強化による問い合わせ件数の増加と単価の向上により、前期比20-30%増程度を目指すとしている。

★10:07  東芝-野村が目標株価引き上げ Nextプランは計画通り進ちょく
 東芝<6502.T>が反発。野村証券では、Nextプランは計画通り進ちょくしていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は3500円→3700円と引き上げた。
 今20.3期上期決算はインフラ系事業を中心に好調で、さまざまな改革の成果もあって大幅増益を達成。通期の営業利益計画1400億円達成に向けて着実に進展と評価。Nextプランの進ちょく報告があり、多少の強弱はあるが全体としてはおおむね計画通りに進ちょくしていると評価。新たな撤退基準として営業利益率5%ルールを導入すると発表され、収益基盤が一段と強化されそう。今20.3期の業績予想は微調整するが、来21.3期以降の見方に変更はないとした。

★10:09  飯田GHD-4日続落 上期営業益2%減 一建設やタクトホームグループの減益響く
 飯田グループホールディングス<3291.T>が4日続落。同社は14日10時に、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS基準)は470億円(前年同期比1.7%減)だったと発表した。一建設グループやタクトホームグループが減益となったことが響いた。通期の会社計画985億円に対する進ちょくは47.7%。

★10:10  太平洋セメント-野村が目標株価引き下げ 石炭安もあり下期からの利益回復を予想
 太平洋セメント<5233.T>が反落。野村証券では、石炭安もあり下期からの利益回復を予想するとして、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は4480円→4410円と引き下げた。
 今20.3期上期は日米のセメント需要が低調に推移したうえ、燃料調達コストが高止まりしたことで業績は低調。一方、下期はセメント需要の回復と石炭価格下落によるコスト削減を見込み、前年同期比で営業増益に転じると予想。
 今回、野村の営業利益予想は上期の低調を踏まえ、今20.3期を前期比横ばいの660億円に減額(従来予想691億円、会社計画640億円)したが、来21.3期は国内、海外とも利益拡大を見込み、同11%増の735億円と予想。

★10:13  コーセー-野村が目標株価引き下げ インバウンド減速もアジアは高成長が続く
 コーセー<4922.T>が小安い。野村証券では、インバウンド減速も、アジアは高成長が続くとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は20620円→20000円と引き下げた。
 インバウンド向け売上減など上期の状況を踏まえ、野村の今20.3期の営業利益予想を前期比微増の528億円に減額(従来予想543億円、会社計画540億円)。一方で、アジア事業は中国本土や韓国(免税店中心)で高い売上成長率が続いており、引き続きこれらが利益成長をけん引すると予想。前回同様に5年予想DCFを用いて、目標株価を小幅下方修正。インバウンド減速などで、今20.3期は成長の踊り場の年との見方を示した。

★10:14  ドリコム-反発 『ぼくとドラゴン』『猫とドラゴン』取得に基本合意
 ドリコム<3793.T>が3日ぶり反発。同社は11月13日大引け後に、イグニス(東京都渋谷区)の連結子会社であるスタジオキングが提供・運営するスマートフォン向けゲームアプリ『ぼくとドラゴン』、およびブラウザゲーム『猫とドラゴン』の2タイトルを譲り受けることに関し、基本合意したと発表した。11月~12月中に譲り受けるとし、取得価格は5億2000万円を予定。


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