前場コメント No.19 新日本理化、オートバックス、ヒーハイスト精工、ＤＯＷＡ、明治機械など
★10:44 ヤマハ発動機－野村が目標株価引き上げ 3Qはコンセンサス並みでサプライズなし
ヤマハ発動機<7272.T>が大幅反発。野村証券では、3Qはコンセンサス並みでサプライズなしと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2300円→2500円と引き上げた。
赤字縮小が課題だった先進国向け二輪も、今19.12期下期から固定費削減と欧州の新排ガス規制に対応した大型二輪の生産本格化で、収益性が改善しつつある。中期的にはインド二輪市場で、燃費、コスト面で競争力のあるFIシステム搭載の新型車投入が本格化し、シェア拡大が見込める。
すでに高収益を実現しているマリン事業や金融事業は、来20.12期も着実な収益拡大が見込まれる。マリン事業は米国に加え、欧州でも船外機の大型化が進み、緩やかではあるが構造的な成長局面とみられる。買収に伴い事業規模が拡大し、固定費も増加したロボティクス事業は、今19.12期の利益の下押し要因になる見込みとした。
ヤマハ発動機<7272.T>が大幅反発。野村証券では、3Qはコンセンサス並みでサプライズなしと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2300円→2500円と引き上げた。
赤字縮小が課題だった先進国向け二輪も、今19.12期下期から固定費削減と欧州の新排ガス規制に対応した大型二輪の生産本格化で、収益性が改善しつつある。中期的にはインド二輪市場で、燃費、コスト面で競争力のあるFIシステム搭載の新型車投入が本格化し、シェア拡大が見込める。
すでに高収益を実現しているマリン事業や金融事業は、来20.12期も着実な収益拡大が見込まれる。マリン事業は米国に加え、欧州でも船外機の大型化が進み、緩やかではあるが構造的な成長局面とみられる。買収に伴い事業規模が拡大し、固定費も増加したロボティクス事業は、今19.12期の利益の下押し要因になる見込みとした。
★10:45 新日本理化－急騰 上期営業益79％増 コスト削減が寄与
新日本理化<4406.T>が急騰。同社は13日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は3.0億円（前年同期比79.3％増）だったと発表した。減収となったものの、コスト削減に努めたことが寄与した。通期の会社計画7.3億円に対する進ちょくは41.2％となっている。
新日本理化<4406.T>が急騰。同社は13日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は3.0億円（前年同期比79.3％増）だったと発表した。減収となったものの、コスト削減に努めたことが寄与した。通期の会社計画7.3億円に対する進ちょくは41.2％となっている。
★10:47 クリヤマＨＤ－野村が目標株価引き上げ 国内事業はサンエー社を中心に引き続き好調
クリヤマホールディングス<3355.T>が10日ぶり大幅反落。野村証券では、国内事業はサンエー社を中心に引き続き好調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1300円→1400円と引き上げた。
今19.12期3Q累計決算では、尿素SCRモジュールタンクの製造子会社のサンエー社が全体の業績をけん引して、営業利益が前年同期比44％増益の26億円と大幅な増益となった。一方で、欧米のホース事業については、グローバルの景気動向の軟化もあって3Qは前年同期比で減収に転じている点は懸念材料。国内事業は好調で、今19.12期の会社営業利益計画は達成すると考えているとしたが、3Qの欧米事業の軟調さなどを踏まえて、野村の業績予想は引き下げたとしている。
クリヤマホールディングス<3355.T>が10日ぶり大幅反落。野村証券では、国内事業はサンエー社を中心に引き続き好調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1300円→1400円と引き上げた。
今19.12期3Q累計決算では、尿素SCRモジュールタンクの製造子会社のサンエー社が全体の業績をけん引して、営業利益が前年同期比44％増益の26億円と大幅な増益となった。一方で、欧米のホース事業については、グローバルの景気動向の軟化もあって3Qは前年同期比で減収に転じている点は懸念材料。国内事業は好調で、今19.12期の会社営業利益計画は達成すると考えているとしたが、3Qの欧米事業の軟調さなどを踏まえて、野村の業績予想は引き下げたとしている。
★10:49 オートバックスセブン－底堅い シンガポールで板金・塗装のSK AUTOMOBILEを子会社化
オートバックスセブン<9832.T>が底堅い。同社は11月13日大引け後に、シンガポールにおいて板金・塗装および整備工場を運営する、SK AUTOMOBILEの株式を取得し、連結対象子会社にすると発表した。所有割合を63％とする。現地子会社であるAutobacs Venture Singaporeとの連携も進め、グループにおける海外事業の収益拡大を目指すとした。
オートバックスセブン<9832.T>が底堅い。同社は11月13日大引け後に、シンガポールにおいて板金・塗装および整備工場を運営する、SK AUTOMOBILEの株式を取得し、連結対象子会社にすると発表した。所有割合を63％とする。現地子会社であるAutobacs Venture Singaporeとの連携も進め、グループにおける海外事業の収益拡大を目指すとした。
★10:50 ヒーハイスト精工－大幅安 上期営業益61％減 主力の直動機器の需要が低迷
ヒーハイスト精工<6433.T>が大幅安。同社は13日、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益が4900万円（前年同期比60.5％減）だったと発表した。主力製品の直動機器について、輸出や設備投資の低迷が続き、産業用機械の需要が伸び悩んだことが響いた。
ヒーハイスト精工<6433.T>が大幅安。同社は13日、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益が4900万円（前年同期比60.5％減）だったと発表した。主力製品の直動機器について、輸出や設備投資の低迷が続き、産業用機械の需要が伸び悩んだことが響いた。
★10:53 ＤＯＷＡ－大和が目標株価引き上げ 比較的ディフェンシブな収益構造を評価
ＤＯＷＡホールディングス<5714.T>が4日ぶり反発。大和証券では、比較的ディフェンシブな収益構造を評価。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は3600円→4100円と引き上げた。
上期決算は亜鉛TC改善と白金族価格上昇・集荷増が増益に寄与。大和利益予想は従来比で微修正にとどめるとした。競合他社比では比較的ディフェンシブな収益構造を示していると指摘。
ＤＯＷＡホールディングス<5714.T>が4日ぶり反発。大和証券では、比較的ディフェンシブな収益構造を評価。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は3600円→4100円と引き上げた。
上期決算は亜鉛TC改善と白金族価格上昇・集荷増が増益に寄与。大和利益予想は従来比で微修正にとどめるとした。競合他社比では比較的ディフェンシブな収益構造を示していると指摘。
★10:56 明治機械－急落 通期営業益を下方修正 上期は1.6億円の赤字で着地
明治機械<6334.T>が急落。同社は13日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の5.0億円から2.1億円（前期比90.9％増）に引き下げると発表した。上期の受注遅れが響く。
併せて発表した、20.3期上期（4-9月）の連結営業損益は1.6億円の赤字（前年同期は0.7億円の黒字）だった。産業機械関連事業の赤字が拡大した。また、環境関連事業が赤字となったことも響いた。
明治機械<6334.T>が急落。同社は13日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の5.0億円から2.1億円（前期比90.9％増）に引き下げると発表した。上期の受注遅れが響く。
併せて発表した、20.3期上期（4-9月）の連結営業損益は1.6億円の赤字（前年同期は0.7億円の黒字）だった。産業機械関連事業の赤字が拡大した。また、環境関連事業が赤字となったことも響いた。
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