前場コメント No.5 小糸製作所、ヤーマン、フジオフード、エヌリンクス、エイジスなど

2019/11/18(月) 11:30
★9:07  ナイガイ-3日ぶり大幅反落 通期営業益を下方修正 台風や暖冬でレッグウェアの販売不振
 ナイガイ<8013.T>が3日ぶり大幅反落。同社は15日、20.1期通期の連結営業利益予想を従来の5.0億円から1.0億円(前期比70.0%減)に引き下げると発表した。
 増収を計画していた既存販路のレッグウェア販売が台風、暖冬の天候要因および消費税増税後の消費者の買い控えの影響により、店頭販売が大きく計画に届かない見通しとなったことから前回予想を下回るとしている。

★9:08  小糸製作所-野村が目標株価引き上げ 21.3期にかけて増収が増益につながる局面へ
 小糸製作所<7276.T>が反落。野村証券では、来21.3期にかけて増収が増益につながる局面へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は6600円→6700円と引き上げた。
 自動車生産台数が弱含む中、新製品対応費用や先行研究開発費、海外での増産対応費用といった費用増加が重しで今20.3期利益に力強さは欠けそう。ただし、来21.3期にかけては北米や中国など海外を中心としたLED化進展と受注拡大で再度増益基調に回帰する見通し。研究開発費の増加は続くと見られるが、新製品対応や増産対応費用が落ち着くことで、来21.3期は増収が増益に結び付きやすい局面を迎えると考えるとした。海外でのLED化進展、高付加価値なADB(配光可変ヘッドランプ)の普及率上昇を背景に中期的な業績拡大が続くと予想される点も魅力とした。

★9:08  ヤーマン-急騰 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
 ヤーマン<6630.T>が急騰。同社は15日、20.4期通期の連結営業利益予想を従来の58.4億円から30.1億円(前期比47.3%減)に引き下げると発表した。
 インバウンド需要の後退や、香港・韓国における政情不安定などの影響から、中国国内を除く海外顧客向けの売上が大きく落ち込んでおり、前回予想を下回る見込みとしている。なお、株価は悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。

★9:09  フジオフードシステム-いちよしがフェアバリュー引き下げ 19.12期以降を下方修正
 フジオフードシステム<2752.T>が続伸。いちよし経済研究所では、今19.12期以降の営業利益見通しを下方修正。レーティング「C」を継続、フェアバリューは1900円→1700円と引き下げた。
 足もとの既存店売上高は低迷している。主力の「まいどおおきに食堂」はマイナストレンドが続いている。同社だけでなく、大手定食チェーン(「大戸屋」「やよい軒」)の既存店売上高の低迷が長期化。ランチ需要という面でみるとファーストフード(牛丼チェーン、ハンバーガーチェーン)などに顧客をとられていると、いちよしではみているとした。

★9:09  エヌリンクス-買い気配 光通信が5%超取得 大株主に
 エヌリンクス<6578.T>が買い気配。同社株について光通信<9435.T>が新たに5%超を取得し、大株主となったことが材料視されているもよう。
 11月15日分公表の大量保有報告書(5%ルール)で判明したもの。保有割合は5.01%となった。

★9:10  日本ライフライン-大和が目標株価引き下げ アブレーション治療件数は増加基調続こう
 日本ライフライン<7575.T>がもみ合い。大和証券では、アブレーション治療件数は増加基調が続くとみて、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は2000→1740円と引き下げた。一部製品での苦戦を反映し、大和業績予想を下方修正。アブレーション治療件数は年率10~15%程度増加する見通し。目標株価算出基準に20%のディスカウントを適用するとした。

★9:10  エイジス-3日ぶり反発 10月度の売上高は7%増 3カ月ぶりのプラス
 エイジス<4659.T>が3日ぶり反発。同社は15日、10月度の連結売上高が前年同月比7.2%増だったと発表した。前年同期比では3カ月ぶりのプラスとなった。


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