前場コメント No.10 AGS、リクルート、日本アンテナ、三井金属、NTTドコモなど

2019/11/18(月) 11:30
★9:43  スギHD-大和が目標株価引き上げ 利益上振れも経費上振れ傾向は続く
 スギホールディングス<7649.T>が底堅い。大和証券では、利益上振れも経費上振れ傾向は続くと想定。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は5200→6000円と引き上げた。
 上期は1Qの貢献により、営業利益は7.8億円の計画上振れと良好。人件費上振れ幅は2Qで拡大しており、2Q営業利益は計画未達になる見通し。増税後の不透明感や新店負担の増加により、通期計画は据え置かれたとした。

★9:48  AGS-小動き 都市型データセンター「さいたまiDC」を増床
 AGS<3648.T>が小動き。同社は11月15日大引け後に、さいたま市に所在する都市型データセンター「さいたまiDC」のフロアを増床し、2021年1月より新フロアの運用を開始すると発表した。今後のデータセンタービジネスやクラウドサービスなどの需要拡大を見込み、対応するもの。

★9:48  リクルート-岩井コスモが目標株価引き上げ 20.3期は1割の営業増益が期待できよう
 リクルートホールディングス<6098.T>が3日続伸。岩井コスモ証券では、オンライン求人情報検索サイト「インディード」の拡大が続き、上期は増収増益と順調であり、今20.3期は前期比1割の営業増益が期待できようとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を4200円→4500円と引き上げた。
 上期の営業利益は前年同期比13%増と順調。米国や日本での良好な労働市場を背景に成長ドライバのオンライン求人情報検索サイト「Indeed」の拡大が続いており、今20.3期通期でも前期比1割の営業増益が期待可能。従来からの広告収入に加えて、キャッシュレス決済サービス「エアペイ」など顧客企業の利用に応じて収益を得るクラウドサービスが拡大している。業績の順調さや同社の収益基盤の強化を確認できたことが株価への評価を高めると考えるとした。

★9:50  日本アンテナなど-5G関連株が急伸 5G基地局整備投資額を30%控除の方針 自民党総務部会
 日本アンテナ<6930.T>など5G関連が高い。16日付の日本経済新聞朝刊は、自民党総務部会が15日、携帯電話会社が次世代通信規格(5G)の基地局整備を前倒しした場合に投資額の30%を法人税から差し引くよう同党の税制調査会に求めると決めたと報じた。
 記事では、5Gの早期普及には総務省が求める5%の税額控除では不十分だと判断。会合では「思いきった控除が必要だ」との意見が相次いだとしている。
 同報道を受け、5G関連株が動意づいており、9時45分時点でアンリツ<6754.T>が前日比2%上昇。そのほか、アルチザネットワークス<6778.T>、AKIBAホールディングス<6840.T>なども高い。

★9:52  三井金属-大和が目標株価引き上げ HDI基板向けマイクロシンの拡販期待はいったん後退
 三井金属鉱業<5706.T>がもみ合い。大和証券では、HDI基板向けマイクロシンの拡販期待はいったん後退と判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は2400→2600円と引き上げた。19年度会社利益計画の下方修正にサプライズはなし。韓国系・中華系へのHDI基板向けマイクロシン拡販期待は後退。ICパッケージ向けマイクロシンと一般銅箔の今後に期待。

★9:58  NTTドコモ-SMBC日興が目標株価引き上げ 安心感は高まっている
 NTTドコモ<9437.T>が続伸。SMBC日興証券では、安心感は高まっていると判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は3000円→3500円と引き上げた。
 業績は、新料金プランによる通信料金引き下げの影響によって前年同期比で減収減益ではあるものの、安定したユーザー基盤や、アップセルや端末補助縮小効果、コスト削減などから、堅調に推移している。来期から利益とキャッシュフローが回復することが見えており、DPS(1株当たり配当金)成長の継続も予想され、株価評価は改善傾向が続くと予想。目標株価を来21.3期予想配当利回り3.7%(従来は20.3期予想配当利回り4.0%)で算出。


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