〔Market Flash〕石油精製元売りではなお市況悪化リスクが残る~みずほ

2019/11/19(火) 10:40
【10:40】石油精製元売りではなお市況悪化リスクが残る~みずほ  みずほ証券では、石油精製元売りセクターの7-9月期決算を受けてリポートしている。コスモエネルギー<5021.T>、JXTG<5020.T>、出光興産<5019.T>の大手3社はいずれも2Qは1Qに引き続き大幅減益となったが、みずほでは、予想とのかい離は限定的で特段サプライズはなかったと分析している。JXTGと出光興産は通期見通しを下方修正しているが、各社の市況前提には大きなかい離があるとみずほでは推察しており、下方修正幅だけをみて優劣はつけにくいと指摘している。また、総じて石油化学セグメントの製品市況前提はなお足元実勢をやや上回る前提が多いとみており、決算の第一印象として、悪材料を全て織り込んだとまでは言えないとコメントしている。 【9:45】中国の粗鋼生産量は45カ月ぶりに前年割れ~SMBC日興  SMBC日興証券では鉄鋼セクターに関して、10月の中国粗鋼生産量が-0.6%と45カ月ぶりに減少に転じたことに注目している。国慶節の期間に北部の大気汚染軽減のために政府から減産を要請されたことが大きいと思われるが、鋼材の国際市況が大幅に下落し、採算の悪い輸出を減らしたことも背景にあるとSMBC日興では推定している。また、中国の鋼材消費は引き続き不動産向けに支えられていると思われるとコメント。前週末の中国の熱延コイルのスポット価格は増値税後でトン500ドル強。東南アジアの輸入価格は430~440ドルで、中国の市況水準の方が高いとのこと。長期的には沿岸部を中心に生産能力が増加傾向にある点が気掛かりとSMBC日興では指摘している。 【8:45】寄り前気配は田辺三菱、福山運、阿波銀、小野薬が高い気配値  主力株の寄り前気配では、田辺三菱<4508>+22.42%、福山運<9075>+16.38%、阿波銀<8388>+9.97%、小野薬<4528>+7.55%、武蔵銀<8336>+5.50%、上組<9364>+4.20%、NOK<7240>+3.71%、リンテック<7966>+3.68%、豊田合<7282>+3.46%、ニッパツ<5991>+3.34%などが高い気配値。  一方、キッセイ薬<4547>-5.07%、Jパワー<9513>-3.51%、東亜合成<4045>-3.45%、マキタ<6586>-3.00%、大垣銀<8361>-2.95%、ミスミG<9962>-2.85%、バンナムHD<7832>-2.79%、日精工<6471>-2.76%、アルプス<6770>-2.33%などが安い気配値となっている。
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