前場コメント No.14 森トラスト総合リート、オプティム、ＪＸＴＧ、ＳＧＨＤ、星光ＰＭＣなど
★10:22 森トラスト－野村が目標株価引き上げ 課題を解決も成長要因は見えにくい
森トラスト総合リート投資法人<8961.T>が底堅い。野村証券では、課題を解決も成長要因は見えにくいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は19.20万円→20.50万円と引き上げた。
「東京汐留ビルディング」で森トラストと締結している固定賃料マスターリース契約について、契約期限を従前の20年4月12日から21年3月31日に変更することで10月に合意。当該物件のオフィス部分を1棟借りしているソフトバンクが20年度中に本社を移転することを決定しているが、退去時期は未公表。しかし、固定賃料マスターリース契約に基づき、少なくとも21年3月末まではこれまで通りの賃貸収益を維持できることとなった。他の既存物件で大口テナント退去の話はなく、9月末時点で91.8％となっていた「大崎MTビル」のエンドテナントベースの稼働率は、現時点で97.8％まで上昇。だが、当該物件の稼働率は20年3月の一部テナント退去で小幅ながら再び低下する見通しで、その影響が20.9期に表れるとした。その埋め戻しが課題の1つと指摘。
森トラスト総合リート投資法人<8961.T>が底堅い。野村証券では、課題を解決も成長要因は見えにくいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は19.20万円→20.50万円と引き上げた。
「東京汐留ビルディング」で森トラストと締結している固定賃料マスターリース契約について、契約期限を従前の20年4月12日から21年3月31日に変更することで10月に合意。当該物件のオフィス部分を1棟借りしているソフトバンクが20年度中に本社を移転することを決定しているが、退去時期は未公表。しかし、固定賃料マスターリース契約に基づき、少なくとも21年3月末まではこれまで通りの賃貸収益を維持できることとなった。他の既存物件で大口テナント退去の話はなく、9月末時点で91.8％となっていた「大崎MTビル」のエンドテナントベースの稼働率は、現時点で97.8％まで上昇。だが、当該物件の稼働率は20年3月の一部テナント退去で小幅ながら再び低下する見通しで、その影響が20.9期に表れるとした。その埋め戻しが課題の1つと指摘。
★10:26 オプティム－小高い 農薬使用量抑えた「スマート米2020」販売 栽培にAIやドローン活用
オプティム<3694.T>が小高い。同社は11月18日大引け後に、「スマート農業アライアンス」の取り組みの1つである、「スマートアグリフードプロジェクト」の成果として、「スマート米2020」（2019年度産新米）を、オプティムが運営するオンラインストア「スマートアグリフード」や、「Amazon」にて販売すると発表した。
栽培生産者・品種ごとに第三者機関にて残留農薬検査を実施し、検査にて残留農薬が「不検出」と証明されたものを出荷する。オプティムが提唱するAIやドローンを使った、新しい栽培方法「ピンポイント農薬散布・施肥テクノロジー」で栽培。生育管理にドローンを活用し、AIによって病害虫が検知された箇所のみにドローンを用いて、ピンポイントで農薬散布、また作物の葉色を診断することで追肥が必要な箇所を特定し、ドローンを用いて局所施肥を行う技術とした。
オプティム<3694.T>が小高い。同社は11月18日大引け後に、「スマート農業アライアンス」の取り組みの1つである、「スマートアグリフードプロジェクト」の成果として、「スマート米2020」（2019年度産新米）を、オプティムが運営するオンラインストア「スマートアグリフード」や、「Amazon」にて販売すると発表した。
栽培生産者・品種ごとに第三者機関にて残留農薬検査を実施し、検査にて残留農薬が「不検出」と証明されたものを出荷する。オプティムが提唱するAIやドローンを使った、新しい栽培方法「ピンポイント農薬散布・施肥テクノロジー」で栽培。生育管理にドローンを活用し、AIによって病害虫が検知された箇所のみにドローンを用いて、ピンポイントで農薬散布、また作物の葉色を診断することで追肥が必要な箇所を特定し、ドローンを用いて局所施肥を行う技術とした。
★10:26 ＪＸＴＧ－野村が目標株価引き上げ パラキシレン市況の低迷が業績を圧迫
ＪＸＴＧホールディングス<5020.T>が底堅い。野村証券では、パラキシレン市況の低迷が業績を圧迫しているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は500円→540円と引き上げた。
石化マージン（対原料価格）前提を引き下げ、来21.3期の在庫影響等を除く修正EPS予想を下方修正。他方、期が進んだため、目標株価の算定基準期を来21.3期へ変更し、来21.3期予想の修正EPSの前期比増益を織り込み、目標株価は引き上げ。ただし、来21.3期もパラキシレン市況の低迷により修正EPSは前期比小幅増益にとどまると見られる上、株主還元の拡大を期待し難いことが、株価の上値を抑制すると考えるとした。
ＪＸＴＧホールディングス<5020.T>が底堅い。野村証券では、パラキシレン市況の低迷が業績を圧迫しているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は500円→540円と引き上げた。
石化マージン（対原料価格）前提を引き下げ、来21.3期の在庫影響等を除く修正EPS予想を下方修正。他方、期が進んだため、目標株価の算定基準期を来21.3期へ変更し、来21.3期予想の修正EPSの前期比増益を織り込み、目標株価は引き上げ。ただし、来21.3期もパラキシレン市況の低迷により修正EPSは前期比小幅増益にとどまると見られる上、株主還元の拡大を期待し難いことが、株価の上値を抑制すると考えるとした。
★10:28 ＳＧＨＤ－野村が目標株価引き下げ 業績は堅調だがPERでの割安感がない
ＳＧホールディングス<9143.T>が反発。野村証券では、業績は堅調だがPERでの割安感がないと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2900円→2800円と引き下げた。
今20.3期Q2営業利益は、9月に増税前の駆け込み需要があったこと、追加的な費用の増加が抑えられたことにより、会社計画比21億円上回り、通期計画も上方修正された。BtoCの荷物が増加する際には外注費が増加するが、増収率以上の増益率を確保できるように厳密に費用管理ができている体制は評価できる。野村予想はQ2までの進ちょくを踏まえ、若干上方修正。
ＳＧホールディングス<9143.T>が反発。野村証券では、業績は堅調だがPERでの割安感がないと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2900円→2800円と引き下げた。
今20.3期Q2営業利益は、9月に増税前の駆け込み需要があったこと、追加的な費用の増加が抑えられたことにより、会社計画比21億円上回り、通期計画も上方修正された。BtoCの荷物が増加する際には外注費が増加するが、増収率以上の増益率を確保できるように厳密に費用管理ができている体制は評価できる。野村予想はQ2までの進ちょくを踏まえ、若干上方修正。
★10:29 星光ＰＭＣなど－CNF関連が高い ヤフーニュースに掲載で買い向かう
星光ＰＭＣ<4963.T>、阿波製紙<3896.T>などCNF関連が高い。18日、ヤフーニュースで「“木“から車ができた！？環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい（11月15日放送 MBSテレビ「Newsミント！」内『特集』より）」とのニュースが掲載されたことで、CNF関連銘柄に物色が向かっているようだ。
記事内では自動車のほかアシックス<7936.T>のランニングシューズも取り上げられており、アシックスにCNF複合材料を提供している星光ＰＭＣが買われている。
また、きのうCNF混抄紙を用いた自動車用成形品が東京モーターショーで紹介されたと発表し、一時ストップ高まで急伸した阿波製紙は、きょうも10時24時点でストップ高買い気配となっている。
星光ＰＭＣ<4963.T>、阿波製紙<3896.T>などCNF関連が高い。18日、ヤフーニュースで「“木“から車ができた！？環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい（11月15日放送 MBSテレビ「Newsミント！」内『特集』より）」とのニュースが掲載されたことで、CNF関連銘柄に物色が向かっているようだ。
記事内では自動車のほかアシックス<7936.T>のランニングシューズも取り上げられており、アシックスにCNF複合材料を提供している星光ＰＭＣが買われている。
また、きのうCNF混抄紙を用いた自動車用成形品が東京モーターショーで紹介されたと発表し、一時ストップ高まで急伸した阿波製紙は、きょうも10時24時点でストップ高買い気配となっている。
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