前場コメント No.8 ＴＩＳ、富士通ゼネラル、エイチワン、スマレジ、オークマなど
★9:30 ＴＩＳ－みずほが目標株価引き上げ 業績好調だがバリュエーションは引き上げにくい
ＴＩＳ<3626.T>が変わらずを挟んで3日続伸。みずほ証券では、業績好調だがバリュエーションは引き上げにくいとし、投資判断「中立」を継続した。バリュエーション基準年度の変更を主因に、目標株価は6540円→6860円と引き上げた。
業績は好調で上方修正された会社予想を上回り、今20.3期営業利益は中期計画の目標値（21.3期430億円）を1年前倒しで超過する見込み。しかし、当面の業績拡大ドライバーは業界全体のSE不足に起因する受注単価上昇や、案件選別による利益率改善が主体。同社独自の生産性改善や付加価値向上への取り組みは見え難く、当面のEPS成長は織り込めるもののバリュエーションを引き上げる要因には乏しいとした。
ＴＩＳ<3626.T>が変わらずを挟んで3日続伸。みずほ証券では、業績好調だがバリュエーションは引き上げにくいとし、投資判断「中立」を継続した。バリュエーション基準年度の変更を主因に、目標株価は6540円→6860円と引き上げた。
業績は好調で上方修正された会社予想を上回り、今20.3期営業利益は中期計画の目標値（21.3期430億円）を1年前倒しで超過する見込み。しかし、当面の業績拡大ドライバーは業界全体のSE不足に起因する受注単価上昇や、案件選別による利益率改善が主体。同社独自の生産性改善や付加価値向上への取り組みは見え難く、当面のEPS成長は織り込めるもののバリュエーションを引き上げる要因には乏しいとした。
★9:31 富士通ゼネラル－ＪＰモルガンが新規「OW」 事業環境良化で利益成長確度が高まっている
富士通ゼネラル<6755.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、事業環境良化により利益成長確度が高まっていると判断。投資判断「Overweight」、目標株価2200円として、カバレッジを開始した。
営業利益は3期連続減益が続いたが、今期を境に21年度まで年率24％成長を予想。需要面、部材調達の面で、同社を取り巻く環境は良化しており、利益成長確度が高まっていると判断。
ここ数年で売り上げを大きく落とした中東は売上構成比8％まで低下したうえ、ようやく流通在庫の過剰感が後退した。欧州では補助金効果、米国ではRheem社との提携効果発現などもあり、21年度までの実質売上成長率は年率4％程度に回復する見通し。
富士通ゼネラル<6755.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、事業環境良化により利益成長確度が高まっていると判断。投資判断「Overweight」、目標株価2200円として、カバレッジを開始した。
営業利益は3期連続減益が続いたが、今期を境に21年度まで年率24％成長を予想。需要面、部材調達の面で、同社を取り巻く環境は良化しており、利益成長確度が高まっていると判断。
ここ数年で売り上げを大きく落とした中東は売上構成比8％まで低下したうえ、ようやく流通在庫の過剰感が後退した。欧州では補助金効果、米国ではRheem社との提携効果発現などもあり、21年度までの実質売上成長率は年率4％程度に回復する見通し。
★9:33 エイチワン－急騰 中国において東風模具沖圧技術と合弁会社設立
エイチワン<5989.T>が急騰。同社は11月29日に、中国湖北省に東風模具沖圧技術（中国湖北省武漢市）との合弁会社を設立すると発表した。
合弁会社設立は、従来にも増して広範な顧客アプローチが可能となることに加え、連結子会社と新会社間でのフレーム部品の相互補完体制の構築を通じたQCD（品質・コスト・納期）競争力強化につながるという。なお、事業開始は2020年3月を予定している。
エイチワン<5989.T>が急騰。同社は11月29日に、中国湖北省に東風模具沖圧技術（中国湖北省武漢市）との合弁会社を設立すると発表した。
合弁会社設立は、従来にも増して広範な顧客アプローチが可能となることに加え、連結子会社と新会社間でのフレーム部品の相互補完体制の構築を通じたQCD（品質・コスト・納期）競争力強化につながるという。なお、事業開始は2020年3月を予定している。
★9:35 スマレジ－急騰 累積取扱高2兆円突破 登録店舗数は7万超
スマレジ<4431.T>が急騰。同社は11月29日、クラウドPOSレジ「スマレジ」で取引された累積取扱高が、2兆円を突破したと発表した。
同社によれば、スマレジは登録店舗数7万店舗を超え、日々膨大な量の販売データ（POSデータ）を処理しており、この1年半の間に約1兆円分の取引が行われている。今後は、スマレジのプラットフォーム化により、さらなる利便性と拡張性の向上を実現するとしている。
スマレジ<4431.T>が急騰。同社は11月29日、クラウドPOSレジ「スマレジ」で取引された累積取扱高が、2兆円を突破したと発表した。
同社によれば、スマレジは登録店舗数7万店舗を超え、日々膨大な量の販売データ（POSデータ）を処理しており、この1年半の間に約1兆円分の取引が行われている。今後は、スマレジのプラットフォーム化により、さらなる利便性と拡張性の向上を実現するとしている。
★9:35 オークマ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 収益改善策と成長施策を着実に実行中
オークマ<6103.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、需要低迷が続くが、収益改善策と成長施策を着実に実行中と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は6100円→7200円と引き上げた。
工作機械需要の低迷が続くが、工作機械の高付加価値化による成長余地が大きいとの見方は変わらないため「Overweight」を継続。22.3期を新たな基準期とした株価バリュエーションに依然として割安感があり、再評価余地が大きいと考えるとした。株価上昇カタリストは、工作機械需要の堅調な需要拡大、高付加価値化の進展による利益拡大、株主還元の強化など。
オークマ<6103.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、需要低迷が続くが、収益改善策と成長施策を着実に実行中と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は6100円→7200円と引き上げた。
工作機械需要の低迷が続くが、工作機械の高付加価値化による成長余地が大きいとの見方は変わらないため「Overweight」を継続。22.3期を新たな基準期とした株価バリュエーションに依然として割安感があり、再評価余地が大きいと考えるとした。株価上昇カタリストは、工作機械需要の堅調な需要拡大、高付加価値化の進展による利益拡大、株主還元の強化など。
★9:36 ヤマハ－ＪＰモルガンが新規「Neutral」 新興国とギターの成長ポテンシャルを注視
ヤマハ<7951.T>が3日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、新興国とギターの成長ポテンシャルを注視。投資判断「Neutral」、目標株価6200円として、カバレッジを開始した。
目標株価は過去5年のヒストリカル上限にあたるPER22倍を21年度予想EPSに乗じた6200円と算出。株価のさらなる上値を期待するには、新興国市場の成長加速やアップサイド余地が大きいギターの増収ピッチ、および利益率の改善確度が高まるかに注目。ＪＰＭ予想では新興国は2022年度以降を予想しているとし、いましばらく時間がかかると想定。一方のギターは中国の成長確度は高いとみられるだけに、最大市場の北米でのシェアアップに期待。ギター戦略機能の北米移管や商品強化など施策は着実に進ちょくしており、収益性を含めて一段のアップサイドの確度が高まるか注目とした。
ヤマハ<7951.T>が3日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、新興国とギターの成長ポテンシャルを注視。投資判断「Neutral」、目標株価6200円として、カバレッジを開始した。
目標株価は過去5年のヒストリカル上限にあたるPER22倍を21年度予想EPSに乗じた6200円と算出。株価のさらなる上値を期待するには、新興国市場の成長加速やアップサイド余地が大きいギターの増収ピッチ、および利益率の改善確度が高まるかに注目。ＪＰＭ予想では新興国は2022年度以降を予想しているとし、いましばらく時間がかかると想定。一方のギターは中国の成長確度は高いとみられるだけに、最大市場の北米でのシェアアップに期待。ギター戦略機能の北米移管や商品強化など施策は着実に進ちょくしており、収益性を含めて一段のアップサイドの確度が高まるか注目とした。
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