前場コメント No.12 ミナトHD、SOU、JACR、ゆうちょ銀行、ワークマンなど

2019/12/02(月) 11:30
★10:13  ミナトHD-大幅高 自動ブレーキ関連銘柄として物色向かう
 ミナトホールディングス<6862.T>が大幅高。自動ブレーキ関連として物色が向かっているようだ。同社は自動ブレーキシステム向けなどにステレオカメラを手がけるITD Lab(本社:神奈川県横浜市)と資本業務提携を結んでいる。自動ブレーキ義務化で業績が拡大するとの思惑から買いが向かっているようだ。

★10:19  SOU-TIWが新規「2+」 海外進出でさらなる成長に期待
 SOU<9270.T>が3日続落。投資情報会社のTIWでは、海外進出でさらなる成長に期待。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 ブランド品、時計、貴金属、骨董品の買取および販売大手。特長は自社運営の業者向けオークションを持ち、それによって商品回転日数が競合他社より圧倒的に短いこと。それにより、資金制約や価格変動リスクをヘッジしている。
 TIWでは上記の点を評価。成長に対してボトルネックとなる資金負担軽減、競合との競争回避につながり、成長に期待できると見て、強気でカバーを開始するとした。

★10:23  JACR-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 来年の暑くなる頃には生産性改善が顕著に
 ジェイエイシーリクルートメント<2124.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、来年の暑くなる頃にはコンサルタントの生産性改善が顕著となろうとコメント。投資判断「Hold」を継続、目標株価は2400円→2100円と引き下げた。
 国内人材紹介市場の中長期的な成長と、同社の両面コンサルタント体制という差別化により高い利益成長ポテンシャルを有する見方に変わりはなし。しかし、直近で外的・内的要因によるコンサルタントの生産性低下がみられることもあり「Hold」を継続。
 引き続き今後の注目点は生産性改善状況。今回の生産性低下の主因は内部要因がより大きいと判断。過去2年間程度人材紹介市場がバブル的な活況で、マッチングの難易度が低下。これが平常の成長軌道に戻ったことで、主に経験の浅いコンサルタントの営業成績が落ちていることが原因と考えるとした。同社は課題を抱える約200名のコンサルタントに対する個別改善プログラムを11月から施し始めている。これらの成果が2020年夏頃には顕在化してくる見通し。

★10:25  ゆうちょ銀行-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 理論株価は足元水準に近い
 ゆうちょ銀行<7182.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、理論株価は足元水準に近いとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1080円→1150円と引き上げた。
 今20.3期上期の当期利益は1449億円(前年比9.0%減)、同通期の会社予想比54%。同上期の単体の業務純益は1636億円(前年比17.5%減)。資金利益は同8.6%減、高利回りの国債償還が大きい。その他業務利益は同6.1%減、外国証券の含み益実現とみられる外国為替売買損益が縮小。役務取引等利益は同23.6%増、ATMや投資信託の関連手数料が拡大。
 当期利益は安定推移を予想。資金利益は内外の低金利で伸び悩むが、有価証券含み益(その他目的)は20.3期上期末ヘッジ考慮後3兆7795億円(税効果前)あり、収益を支える見通し。

★10:25  初値決定-名南M&Aは45%高の2900円
 12月2日に名古屋証券取引所のセントレックス市場に新規上場した名南M&A<7076.NG>の初値は、公開価格2000円の45.0%高となる2900円で付いた。初値出来高は35万6800株で、売買代金は約10.3億円。公開株式数に対する売却率は70.51%だった。

★10:28  ワークマン-大幅続伸 1日放送「坂上&指原のつぶれない店」で同社特集を好感
 ワークマン<7564.T>が大幅続伸。TBSバラエティ番組「坂上&指原のつぶれない店」で12月1日、「ワークマン 人気の秘密を徹底調査!」と題した2時間半スペシャル番組が放送されたことが材料視されているもよう。
 番組では、"ワークマン女子"と呼ばれる愛用女性を増殖させた「ワークマンプラス」の人気に迫った。これを受け、知名度向上や来店客数増加に期待した買いが向かっているようだ。


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