前場コメント No.12 大和証券オフィス、東洋合成、王将フード、日本空港ビルデング、SMCなど

2019/12/03(火) 11:30
★9:34  大和証券オフィス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 今後の入替・更新機会は減少
 大和証券オフィス投資法人<8976.T>が底堅い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今後の入替・更新機会は減少すると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は84.70万円→87.50万円と引き上げた。
 19.11期以降は内部成長ペースに一服感が出る見通し。株価上昇カタリストは、想定以上の賃料上昇や稼働率改善等による物件収益性の向上、今後の割安な不動産の取得、想定外の金利低下など。目標株価未達リスクは、想定以上の賃料下落や稼働率悪化による物件収益性の悪化、今後の割高な不動産の取得、世界的金融収縮、災害、金利水準の大幅な上昇、希薄化増資などを想定するとした。

★9:34  東洋合成-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 半導体PKG向けが新たな成長要因
 東洋合成工業<4970.T>が底堅い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、EUVフォトレジストに加え、半導体PKG向けが新たな成長要因と判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を3800円→4000円と引き上げた。
 順調な今上期業績進ちょく、EUVやArFマルチパターニング用フォトレジストに加え、半導体パッケージ材料など新たな商材も戦力化し、中長期的な成長確度がより高まっていると判断。
 株価は今上期営業利益の計画上振れなどを好感し、上場来高値(11月20日)を更新したが、足もとは横ばいで推移している。いまだにEUV用フォトレジスト向け各種材料の需要拡大に伴う中長期的な成長が織り込みきれていない上、新たな成長分野がみえてきたことから、株価のさらなる上昇を予想するとした。

★9:35  王将フード-底堅い 11月既存店6%増収 全社は6%増収
 王将フードサービス<9936.T>が底堅い。同社は3日9時30分、11月の月次売上高(速報値)で既存店売上高は前年同月比5.7%増、客数は4.1%増だったと発表した。なお、全店ベースの売上高は5.9%増だった。

★9:38  日本空港ビルデング-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 中国人の購買単価減少を懸念
 日本空港ビルデング<9706.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、中国人の購買単価減少を懸念するとし、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は5300円→5700円と引き上げた。
 羽田空港の旅客数増加による中長期的な利益成長を評価する見方に変更はないとしたが、成長シナリオは株価に織り込まれていると判断。
 羽田国際線は旅客数が増加傾向、20年3月29日からの羽田国際線発着枠増加(現状比3.9万回増の年間9.9万回)により施設利用料収入の増加や、国際線物品販売への波及効果が期待できるとした。

★9:38  SMC-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 電機向けの需要に底入れ感
 SMC<6273.T>が底堅い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、電機向けの需要に底入れ感とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を46000円→59000円と引き上げた。
 自動化投資の拡大や市場シェア上昇により、構造的な業績成長が続くというシナリオに変更はないため、成長株としての推奨を維持。高い競争力、成長性、利益率から高マルチプルも許容されると考えるとした。
 営業利益予想は、貿易摩擦による空気圧需要の減速と新興国通貨安による収益悪化を従来想定より強く織り込み下方修正。全般的な需要は調整が続くが、半導体や電子機器などの電機産業向けは需要が底入れしつつある。自動車や一般産業向けも貿易摩擦の影響一巡後は需要が回復する可能性が高い。このため、今20.3期をボトムに、来21.3期から増益局面を迎える可能性が高まったと考えるとした。


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