前場コメント No.17 フルキャスト、東京建物、ＴＤＫ、ベルテクス、小糸製作所など
★10:41 フルキャスト－13日ぶり反落 特定技能の外国人労働者紹介サービスを提供する新会社を設立
フルキャストホールディングス<4848.T>が変わらずを挟んで13日ぶり反落。同社は2日に、特定技能ビザを取得した外国人労働者を対象とした人材サービス（人材派遣・人材紹介）を提供する新会社「ＦｕｌｌｃａｓｔＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ」の営業を開始したと発表した。
東南アジア各国の優良な送出し機関と強い関係をもつＡｄｖａｎｃｅｒ Ｇｌｏｂａl（本社：シンガポール）と連携し、企業の即戦力となる優秀な外国人の紹介サービスを実施するとしている。なお、株価は動意が薄く反応は限定的だ。
フルキャストホールディングス<4848.T>が変わらずを挟んで13日ぶり反落。同社は2日に、特定技能ビザを取得した外国人労働者を対象とした人材サービス（人材派遣・人材紹介）を提供する新会社「ＦｕｌｌｃａｓｔＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ」の営業を開始したと発表した。
東南アジア各国の優良な送出し機関と強い関係をもつＡｄｖａｎｃｅｒ Ｇｌｏｂａl（本社：シンガポール）と連携し、企業の即戦力となる優秀な外国人の紹介サービスを実施するとしている。なお、株価は動意が薄く反応は限定的だ。
★10:43 東急ＲＥ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 物件入替とQFRONTの増賃更改がドライバー
東急リアル・エステート投資法人<8957.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、物件入替とQFRONTの増賃更改がドライバーと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は18.30万円→22.70万円と引き上げた。
長期入替戦略（サーフプラン）に基づくNOI額の向上と既存物件の内部成長により、今後も堅調なDPS成長が見込めるとしたが、マーケットは12月にテナント契約期限を迎えるQFRONTの増賃期待を相応に織り込み済みであると考え「Neutral」を継続。
東急リアル・エステート投資法人<8957.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、物件入替とQFRONTの増賃更改がドライバーと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は18.30万円→22.70万円と引き上げた。
長期入替戦略（サーフプラン）に基づくNOI額の向上と既存物件の内部成長により、今後も堅調なDPS成長が見込めるとしたが、マーケットは12月にテナント契約期限を迎えるQFRONTの増賃期待を相応に織り込み済みであると考え「Neutral」を継続。
★10:47 東京建物－ＵＢＳが新規「Buy」 大型再開発を無事にこなせるか？
東京建物<8804.T>が続落。ＵＢＳ証券では、「大型再開発を無事にこなせるか？」とコメント。レーティング「Buy」、目標株価1970円として、カバレッジを開始した。
日本最古の総合デベロッパー。東京駅前で参画する大規模再開発「八重洲一丁目東B」が進んでおり、将来的に大きな含み益が期待できる。その間にも「Hareza Tower 池袋」竣工や既存物件賃料増額等で増益基調を継続、当面は増資の必要もないため、ROEは8％程度を維持可能と想定。ROEが向上・維持される場合、同社のNAVに対する現在40％のディスカウントが縮小すべきと考え「Buy」でカバーを開始するとした。
東京建物<8804.T>が続落。ＵＢＳ証券では、「大型再開発を無事にこなせるか？」とコメント。レーティング「Buy」、目標株価1970円として、カバレッジを開始した。
日本最古の総合デベロッパー。東京駅前で参画する大規模再開発「八重洲一丁目東B」が進んでおり、将来的に大きな含み益が期待できる。その間にも「Hareza Tower 池袋」竣工や既存物件賃料増額等で増益基調を継続、当面は増資の必要もないため、ROEは8％程度を維持可能と想定。ROEが向上・維持される場合、同社のNAVに対する現在40％のディスカウントが縮小すべきと考え「Buy」でカバーを開始するとした。
★10:52 ＴＤＫ－野村が目標株価引き上げ 5G移行期を通じて電池の競争力が高まろう
ＴＤＫ<6762.T>が底堅い。野村証券では、5G移行期を通じて電池の競争力が高まろうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を14700円→15300円と引き上げた。
今20.3期以降の利益予想を上方修正。5Gスマホでは普及期を通じて、消費電力の大きい無線アップリンクへの負荷が高まる。スマホ電池に対しても、さまざまな顧客要求（大容量、急速充電、薄型化、フォルダブル対応）が高まる見通し。同社はシェア5割超を有するパウチ電池のリーディング企業としての優位性を一段と高められると考えられ、電池事業の売上高、利益予想を上方修正。コア推奨を継続するとした。
ＴＤＫ<6762.T>が底堅い。野村証券では、5G移行期を通じて電池の競争力が高まろうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を14700円→15300円と引き上げた。
今20.3期以降の利益予想を上方修正。5Gスマホでは普及期を通じて、消費電力の大きい無線アップリンクへの負荷が高まる。スマホ電池に対しても、さまざまな顧客要求（大容量、急速充電、薄型化、フォルダブル対応）が高まる見通し。同社はシェア5割超を有するパウチ電池のリーディング企業としての優位性を一段と高められると考えられ、電池事業の売上高、利益予想を上方修正。コア推奨を継続するとした。
★10:56 ベルテクス－新高値 経済対策13兆円規模 無電柱化も対象 日経報道
ベルテクスコーポレーション<5290.T>が新高値。3日付の日本経済新聞朝刊は、政府・与党は2日、政府が近く閣議決定する経済対策で国や地方からの財政支出を13兆円規模にする方針を固めたと報じた。
記事によれば、対策の主な項目として市街地の緊急輸送道路などの無電柱化が挙げられており、関連銘柄として同社に買いが向かっているようだ。イトーヨーギョー<5287.T>も高い。
ベルテクスコーポレーション<5290.T>が新高値。3日付の日本経済新聞朝刊は、政府・与党は2日、政府が近く閣議決定する経済対策で国や地方からの財政支出を13兆円規模にする方針を固めたと報じた。
記事によれば、対策の主な項目として市街地の緊急輸送道路などの無電柱化が挙げられており、関連銘柄として同社に買いが向かっているようだ。イトーヨーギョー<5287.T>も高い。
★10:57 小糸製作所－反落 安定収益を維持するも割安感が乏しい 新規「中立」
小糸製作所<7276.T>が反落。ゴールドマン・サックス証券では、安定収益を維持するも、割安感が乏しいと判断。投資判断「中立」、目標株価5700円として、カバレッジを開始した。
低調なグローバル生産台数と過去ピークの設備投資を背景に、今20.3期は17％の営業減益を予想。2017年9月に同社中国売上の約6割を構成していた旧・上海小糸（現Huayu Vision Technology）を上海汽車グループへ売却した影響により、中国でのシェアが減少。日系や民族系向けにシェア奪還を急ぐことで短期的には製品単価の低下および設備投資負担の増加が見込まれることから、21.3期～23.3期の増益幅は年率4％にとどまると予想。同期間の営業利益率は10％台とセクター対比で高い収益性が続くが、株価はその期待を織り込んでおり、割安感はないと見ているとした。
小糸製作所<7276.T>が反落。ゴールドマン・サックス証券では、安定収益を維持するも、割安感が乏しいと判断。投資判断「中立」、目標株価5700円として、カバレッジを開始した。
低調なグローバル生産台数と過去ピークの設備投資を背景に、今20.3期は17％の営業減益を予想。2017年9月に同社中国売上の約6割を構成していた旧・上海小糸（現Huayu Vision Technology）を上海汽車グループへ売却した影響により、中国でのシェアが減少。日系や民族系向けにシェア奪還を急ぐことで短期的には製品単価の低下および設備投資負担の増加が見込まれることから、21.3期～23.3期の増益幅は年率4％にとどまると予想。同期間の営業利益率は10％台とセクター対比で高い収益性が続くが、株価はその期待を織り込んでおり、割安感はないと見ているとした。
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