前場コメント No.4 ピジョン、KHネオケム、ラクーンHD、AGC、クボタなど
★9:05 ピジョン-TIWが「2」へ引き下げ 従来からの鈍化を想定 来期以降も下方修正
ピジョン<7956.T>が4日続落。投資情報会社のTIWでは、従来からの鈍化を想定し、来期以降の業績予想も下方修正とコメント。投資評価を「2+(Outperform)」→「2(Neutral)」と引き下げた。
3Q累計の営業利益は前年同期比17.6%減の138億円。中国事業とランシノ事業が現地通貨ベースでしっかり増収も、国内ベビー・ママ事業やシンガポール事業などの減収により、同2.4%減収となったことが影響した。
3Qの減速や国内ベビー・ママおよびシンガポール事業の見通し悪化から、通期の営業利益計画は32億円下方修正された。TIW予想も同社並みに引き下げ。インバウンド悪化などから、来20.12期以降の予想も引き下げるとした。
ピジョン<7956.T>が4日続落。投資情報会社のTIWでは、従来からの鈍化を想定し、来期以降の業績予想も下方修正とコメント。投資評価を「2+(Outperform)」→「2(Neutral)」と引き下げた。
3Q累計の営業利益は前年同期比17.6%減の138億円。中国事業とランシノ事業が現地通貨ベースでしっかり増収も、国内ベビー・ママ事業やシンガポール事業などの減収により、同2.4%減収となったことが影響した。
3Qの減速や国内ベビー・ママおよびシンガポール事業の見通し悪化から、通期の営業利益計画は32億円下方修正された。TIW予想も同社並みに引き下げ。インバウンド悪化などから、来20.12期以降の予想も引き下げるとした。
★9:06 KHネオケム-売り気配 みずほが「中立」へ引き下げ 20.12期は減益予想へ変更
KHネオケム<4189.T>が売り気配。みずほ証券では、化粧品原料の競争激化や定修規模差の拡大などで、来20.12期は減益予想へ変更。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を3200円→2400円と引き下げた。
「中立」へ変更する理由は(1)化粧品原料への新規参入や定修規模差の拡大などを背景に、20.12期を増益予想から減益予想へ修正、(2)前回予想では特殊化学メーカーの20年度予想PERの平均を上回る株価バリュエーションを容認したが、3期連続で減益となる公算が大きく、かつ収益率も低下するため、特殊化学メーカーの平均並みに修正。
冷凍機油原料や化粧品原料、電子材料の生産性向上ならびに生産能力増強による圧倒的なシェアの獲得を目指す一方、第3次中期経営計画で打ち出した新規ビジネスの創出が待たれるとした。
KHネオケム<4189.T>が売り気配。みずほ証券では、化粧品原料の競争激化や定修規模差の拡大などで、来20.12期は減益予想へ変更。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を3200円→2400円と引き下げた。
「中立」へ変更する理由は(1)化粧品原料への新規参入や定修規模差の拡大などを背景に、20.12期を増益予想から減益予想へ修正、(2)前回予想では特殊化学メーカーの20年度予想PERの平均を上回る株価バリュエーションを容認したが、3期連続で減益となる公算が大きく、かつ収益率も低下するため、特殊化学メーカーの平均並みに修正。
冷凍機油原料や化粧品原料、電子材料の生産性向上ならびに生産能力増強による圧倒的なシェアの獲得を目指す一方、第3次中期経営計画で打ち出した新規ビジネスの創出が待たれるとした。
★9:08 ラクーンHD-大幅に3日続伸 スーパーデリバリーがAmazon Fashionへの卸販売を本格始動
ラクーンホールディングス<3031.T>が大幅に3日続伸。同社は3日に、子会社であるラクーンコマース(東京都中央区)が運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」が、Amazonが展開するAmazon Fashion(アマゾンファッション)への卸販売を本格始動すると発表した。
スーパーデリバリーは国内メーカーが小売・サービス業などの事業者と取引できるBtoBのECサイト。今回の取り組みでは、出展メーカーの商品をAmazon Fashionが買い取り、ファッションカテゴリーで販売するという。出展メーカーは追加作業なくAmazon Fashionに卸販売を行うことができるようになり、効率的に販路を広げていくことができるとしている。
ラクーンホールディングス<3031.T>が大幅に3日続伸。同社は3日に、子会社であるラクーンコマース(東京都中央区)が運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」が、Amazonが展開するAmazon Fashion(アマゾンファッション)への卸販売を本格始動すると発表した。
スーパーデリバリーは国内メーカーが小売・サービス業などの事業者と取引できるBtoBのECサイト。今回の取り組みでは、出展メーカーの商品をAmazon Fashionが買い取り、ファッションカテゴリーで販売するという。出展メーカーは追加作業なくAmazon Fashionに卸販売を行うことができるようになり、効率的に販路を広げていくことができるとしている。
★9:09 AGC-みずほが「中立」へ引き下げ 20.12期の利益好転はおおむね織り込まれた
AGC<5201.T>が続落。みずほ証券では、来20.12期の利益好転はおおむね織り込まれたとみて、投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は3600円→4250円と引き上げた。
株価は(1)良好な3Q決算を受け、19.12期通期営業利益計画確保の蓋然性が高まったこと、(2)戦略事業(モビリティ、エレクトロニクス、ライフサイエンス)の利益貢献の高まりから、20.12期は利益モメンタムの好転が期待できることから大幅に上昇している。みずほでは、来20.12期営業利益を前年比20%増の1260億円と予想するとしたが、現状の株価水準は来20.12期の利益好転をおおむね織り込んだと判断。
AGC<5201.T>が続落。みずほ証券では、来20.12期の利益好転はおおむね織り込まれたとみて、投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は3600円→4250円と引き上げた。
株価は(1)良好な3Q決算を受け、19.12期通期営業利益計画確保の蓋然性が高まったこと、(2)戦略事業(モビリティ、エレクトロニクス、ライフサイエンス)の利益貢献の高まりから、20.12期は利益モメンタムの好転が期待できることから大幅に上昇している。みずほでは、来20.12期営業利益を前年比20%増の1260億円と予想するとしたが、現状の株価水準は来20.12期の利益好転をおおむね織り込んだと判断。
★9:09 クボタ-SMBC日興が「2」へ引き下げ 今期業績の底堅さを評価する局面は終了
クボタ<6326.T>が続落。SMBC日興証券では、今期業績の底堅さを評価する局面は終了と判断。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を2000円→1800円と引き下げた。
今19.12期3Q決算を経て業績予想を修正。今19.12期営業利益を2100億円→2060億円、来20.12期を2124億円→2100億円と変更。セクター内相対評価に基づく投資評価を「2」に引き下げるとした。目標株価算出の基準年度を来20.12期に更新したことに加え、来期以降の増益率が相対的に見劣りすると予想したことから、PER16倍に10%のディスカウントを付与した14倍を適用したとしている(従来は19.12期、PER16倍)。
クボタ<6326.T>が続落。SMBC日興証券では、今期業績の底堅さを評価する局面は終了と判断。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を2000円→1800円と引き下げた。
今19.12期3Q決算を経て業績予想を修正。今19.12期営業利益を2100億円→2060億円、来20.12期を2124億円→2100億円と変更。セクター内相対評価に基づく投資評価を「2」に引き下げるとした。目標株価算出の基準年度を来20.12期に更新したことに加え、来期以降の増益率が相対的に見劣りすると予想したことから、PER16倍に10%のディスカウントを付与した14倍を適用したとしている(従来は19.12期、PER16倍)。
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