前場コメント No.5 マキタ、Ｅギャランティ、三井住友トラスト、リボミック、安藤ハザマなど
★9:06 ワールド－底堅い 11月度国内小売売り上げは3％減 重衣料の動きが鈍化
ワールド<3612.T>が底堅い。同社は4日、11月度の国内小売売り上げが前年同月比1.5％減だったと発表した。内訳は店舗売り上げが同2.6％減、Eコマース売り上げが9.1％増となった。
11月は、前月終盤の売上回復の流れを受けて順調な滑り出しだったが、中旬の気温が下がりきらなかったことで重衣料の動きが鈍化した。このため、セーターなどのトップスは堅調だったものの、コートやジャケットといったアウターが全般的に低調に推移し、最終週の気温低下でアウターが前年超の活発な動きに転じたものの、中盤の落ち込みを回復するには至らなかったとした。
ワールド<3612.T>が底堅い。同社は4日、11月度の国内小売売り上げが前年同月比1.5％減だったと発表した。内訳は店舗売り上げが同2.6％減、Eコマース売り上げが9.1％増となった。
11月は、前月終盤の売上回復の流れを受けて順調な滑り出しだったが、中旬の気温が下がりきらなかったことで重衣料の動きが鈍化した。このため、セーターなどのトップスは堅調だったものの、コートやジャケットといったアウターが全般的に低調に推移し、最終週の気温低下でアウターが前年超の活発な動きに転じたものの、中盤の落ち込みを回復するには至らなかったとした。
★9:06 マキタ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ 収益性低下は続くとの見方
マキタ<6586.T>がもみ合い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、収益性低下は続くと想定。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は3600円→3300円と引き下げた。
先行費用やインセンティブ費用は想定以上に増加しており、業績予想を引き下げ。収益性より園芸工具の事業拡大を重視する経営方針が示され、評価しにくいとしたが、同社株価は年初来対TOPIXで大きくアンダーパフォームした。
2Q決算後個別取材を踏まえ、今20.3期通期営業利益予想を730億円→620億円（会社予想630億円）、来21.3期通期営業利益予想を745億円→610億円へとそれぞれ引き下げたとしている。
マキタ<6586.T>がもみ合い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、収益性低下は続くと想定。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は3600円→3300円と引き下げた。
先行費用やインセンティブ費用は想定以上に増加しており、業績予想を引き下げ。収益性より園芸工具の事業拡大を重視する経営方針が示され、評価しにくいとしたが、同社株価は年初来対TOPIXで大きくアンダーパフォームした。
2Q決算後個別取材を踏まえ、今20.3期通期営業利益予想を730億円→620億円（会社予想630億円）、来21.3期通期営業利益予想を745億円→610億円へとそれぞれ引き下げたとしている。
★9:06 イーギャランティ－急騰 大和ハウス工業およびアッカ・インターナショナルと業務提携
イー・ギャランティ<8771.T>が急騰。同社は4日、大和ハウス工業<1925.T>およびダイワハウスグループのアッカ・インターナショナル（本社：東京都港区）と業務提携すると発表した。物流施設の入居者の在庫データを活用した新たな融資保証サービスを開始するとしている。
イー・ギャランティ<8771.T>が急騰。同社は4日、大和ハウス工業<1925.T>およびダイワハウスグループのアッカ・インターナショナル（本社：東京都港区）と業務提携すると発表した。物流施設の入居者の在庫データを活用した新たな融資保証サービスを開始するとしている。
★9:06 三井住友トラスト－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ リスク耐性強化は魅力的
三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、増益基調、収益バランス、リスク耐性強化は魅力的と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4200円→4800円と引き上げた。
短期・中長期業績のビジビリティが高く、増益・増配基調を達成できる確度は高い。次期中期計画では緩やかな増益と株主還元額の拡大を目指すと考えられる。
クレジットポートフォリオの入れ替え戦略が奏功していることの確度が高まったことを反映し、外貨建て対顧プロダクト関連ビジネスの収益（特定取引利益およびその他業務利益）を引き上げ。一方、金利収益の減少を織り込んで資金利益を引き下げ。与信費用と株式等関係損益の実績を反映し、通期の見通しを引き下げるとした。
三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、増益基調、収益バランス、リスク耐性強化は魅力的と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4200円→4800円と引き上げた。
短期・中長期業績のビジビリティが高く、増益・増配基調を達成できる確度は高い。次期中期計画では緩やかな増益と株主還元額の拡大を目指すと考えられる。
クレジットポートフォリオの入れ替え戦略が奏功していることの確度が高まったことを反映し、外貨建て対顧プロダクト関連ビジネスの収益（特定取引利益およびその他業務利益）を引き上げ。一方、金利収益の減少を織り込んで資金利益を引き下げ。与信費用と株式等関係損益の実績を反映し、通期の見通しを引き下げるとした。
★9:07 リボミック－急騰 RBM-007の滲出型加齢黄斑変性を対象とした第2相臨床試験の開始
リボミック<4591.T>が急騰。同社は4日、アプタマー医薬候補品RBM-007（抗FGF2アプタマー）の滲出型加齢黄斑変性を対象とした第2相臨床試験を米国で開始したと発表した。
この臨床試験は、滲出型加齢黄斑変性患者を対象に、（1）RBM-007硝子体内注射の単剤投与群、（2）アイリーア（アフリベルセプト）硝子体内注射との併用投与群と、（3）アイリーア硝子体内注射の単剤投与群との間で、有効性と安全性を比較評価する無作為化二重盲検試験としている。
リボミック<4591.T>が急騰。同社は4日、アプタマー医薬候補品RBM-007（抗FGF2アプタマー）の滲出型加齢黄斑変性を対象とした第2相臨床試験を米国で開始したと発表した。
この臨床試験は、滲出型加齢黄斑変性患者を対象に、（1）RBM-007硝子体内注射の単剤投与群、（2）アイリーア（アフリベルセプト）硝子体内注射との併用投与群と、（3）アイリーア硝子体内注射の単剤投与群との間で、有効性と安全性を比較評価する無作為化二重盲検試験としている。
★9:08 安藤ハザマ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
安藤ハザマ<1719.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、建築マージン前提引き上げから業績予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は820円→890円と引き上げた。
「建設（建築・土木）事業の売上高拡大による利益成長」の見方に変更はないとしたが、営業利益予想水準はコンセンサスを下回るとみることから「Neutral」を継続。今後の注目点は（1）建築・土木事業の売上高計画達成に対するビジビリティの高まり、（2）株主還元強化。株主還元については、総還元性向30％以上を目標に掲げる中、自社株買いを含む株主強化の今後の動向に注目。
安藤ハザマ<1719.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、建築マージン前提引き上げから業績予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は820円→890円と引き上げた。
「建設（建築・土木）事業の売上高拡大による利益成長」の見方に変更はないとしたが、営業利益予想水準はコンセンサスを下回るとみることから「Neutral」を継続。今後の注目点は（1）建築・土木事業の売上高計画達成に対するビジビリティの高まり、（2）株主還元強化。株主還元については、総還元性向30％以上を目標に掲げる中、自社株買いを含む株主強化の今後の動向に注目。
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