前場コメント No.11 ソースネクスト、三井金属、gumi、ハウスドゥ、石原ケミカルなど

2019/12/10(火) 11:30
★9:51  ソースネクスト-底堅い AI通訳機「POCKETALK」シリーズ出荷台数60万台を突破
 ソースネクスト<4344.T>が底堅い。同社は12月9日大引け後に、2017年12月より販売している「ポケトーク」シリーズ(初代「ポケトーク」、「ポケトーク W」および最新の「ポケトーク S」を含む)の累計出荷台数(サンプルなど除く)が、60万台を超えたと発表した。同社では2020年末までの販売目標として100万台を掲げている。

★10:00  三井金属-みずほが目標株価引き上げ 21.3期の利益好転はおおむね織り込まれたと判断
 三井金属鉱業<5706.T>が4日続伸。みずほ証券では、来21.3期の利益好転はおおむね織り込まれたとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2250円→2800円と引き上げた。
 今20.3期経常利益は前年比22%減の138億円と、会社計画比2億円の下振れとみるとしたが、在庫影響を除いた実態経常利益は203億円(前年比25%減)と、機能材料主体に会社計画比14億円の上振れと想定。
 来21.3期経常利益は前年比63%増の225億円を予想。在庫影響(65億円)の解消、極薄銅箔「MicroThin」および高周波基板用電解銅箔の増販などによる機能材料の利益増などが予想される。現状の株価水準は来21.3期の利益好転をおおむね織り込んだと判断するとした。

★10:05  gumi-大幅高 アクセルマーク連騰でブロックチェーンゲーム関連に物色広がる
 gumi<3903.T>が6日続伸。アクセルマーク<3624.T>が5日に開発中の新作ブロックチェーンゲーム『コントラクトサーヴァント』について、プレセール開始日を2019年12月18日(水)に決定したと発表して以降、株価が連騰しているのを受け、ブロックチェーンゲーム関連に物色が広がっている。
 同社は11月26日にブロックチェーン技術を活用したゲームコンテンツの開発を行うと発表。同社グループが有するブレイブフロンティアのIP(ゲームキャラクターなど)を活用したゲームの開発を進めていることから、関連銘柄の一角として買いが向かっているようだ。アクセルマークも高い。

★10:07  ハウスドゥ-大幅反発 ハウス・リースバック資産の流動化を実施
 ハウスドゥ<3457.T>が大幅反発。同社は9日に、オリックス<8591.T>傘下のオリックス銀行(東京都港区)をアレンジャーとし、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」にて取得した個人住宅などの不動産を流動化し、ファンドであるHLB4号に当該信託受益権を譲渡すると発表した。
 譲渡価格は29億3600万円を予定。なお、帳簿価格は22億1100万円(予定)となっている。今回のHLB4号への譲渡は20.6期計画において、下期に予定していたものの一部が、早期に実現したもの。20.6期上期の業績予想の修正については、今後の見通しを見極めた上で、必要に応じて開示を行う予定としている。

★10:16  石原ケミカル-岩井コスモが目標株価引き上げ M&Aによって計画を上回ろう
 石原ケミカル<4462.T>が3日続伸。岩井コスモ証券では、需要回復の遅れや5G関連需要の後ずれの可能性があるものの、M&A(合併・買収)によって計画を上回ろうとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を2200円→2350円と引き上げた。
 今20.3期上期業績は売上高82億円(前年同期比1.0%増)、営業利益8億円(同7.2%減)と増収・減益で着地。運送費上昇により販管費が膨らみ、営業利益を押し下げる要因となったもよう。
 通期では、電子材料や半導体製造装置向けなどの回復が遅れる可能性や5Gに関連した基地局向けサーバーの増加から来るめっき液需要の増加が後ずれする可能性があるもよう。また、半導体の車載向けも販売台数の減少などもあり厳しい状況。しかし、売上高・営業利益ともに進ちょく率は悪くなく、ほぼ計画に近い業績になると考えられる。M&Aを考慮に入れれば、期初計画を上回ることが見込めるとした。


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